スピード写真、中で人が写真を撮っていて… 続く展開に思わずツッコミ! イラスト・CG By - GLUGLU編集部 更新:2024-06-20 Share Post LINE はてな 注目の動画の背景には、泥臭い努力と情報収集 「CGには見えない」といった声も上がる、『森りょういち / Ryoichi Mori』の動画。 独自の視点や発想も、本チャンネルの魅力の1つです。 そんな、唯一無二のアイディアの動画を投稿するようになったきっかけを、このように語ります。 森りょういちさん 私たち株式会社FOREST Hunting Oneは、脱力系CGアニメ『Peeping Life』や自動車教習映像『ドンドンドライブ』などCGアニメを手掛ける会社です。 会社としての認知度向上と、「若い方にちゃんと届くモノ、楽しんでもらえるモノを作っているという説得力がほしい」と思い、会社として『森りょういち / Ryoichi Mori』のアカウントを作りショート動画の投稿を始めました。 森りょういちさん 弊社は15年続く、福岡県のアニメ会社ですが、若い感性というのは待っていても養えません。 面白さもどんどん変わっていきますので、若い動画クリエイターのみなさんに教えを乞う気持ちと、「新しい場でチャレンジし、試行錯誤しよう!」という思いでやっております。 企画や撮影など、通常の動画編集よりも手が込んでいる本チャンネルの動画。動画が完成するまでのルーティンを聞いてみると…。 森りょういちさん まずは動画のテーマをリストアップして、その中からテーマを選出し、シナリオに書き起こします。 それと並行して、撮影場所を探したり、技術検証のためのテスト動画を作成したりします。 森りょういちさん その後、ようやく『中の人』である、私、森りょういちの実写撮影を行い、編集合成しやっと完成を迎えます。 これを週に1本のペースで行っております。 完成までに時間と手間をかけているからこそ、リアル感が増し、多くの人が注目する動画となっているのでしょう。 動画を作る時に気を付けていることや、工夫していることもあるといいます。 森りょういちさん やはり最初の2秒は大事だと考えています。いかに「え?なにこれ?」と思ってもらえる冒頭にするかは意識していますね。 森りょういちさん また共感性・『あるある』感もかなり大事にしています。 例えば、『自動販売機の中に実は人がいて作業していた』という動画。自動販売機が特殊でご当地にしかないようなものだと、パッと見ただけで、自分が見たことある、知っているものという印象を得られません。ベタなもの、よく知っているもの、だけど何かがおかしい、というアイディアを日々考えています。 森さんたちの想いは届いたようで、『森りょういち / Ryoichi Mori』は、多くの人が注目するチャンネルとなりました。 コメントもたくさん寄せられる中で、印象に残っている声を教えてもらいました。 森りょういちさん 「どうやって撮っているの?」「自動販売機の中に入って大丈夫なの?」など、CG技術を使った合成とは思わずに「本当に中に入って演じている」と思っていただけた方もいるようです。 それは、映像制作会社ならではのやり方なのですが、技術的なところを評価をしてもらっているともいえるので、スタッフ含め嬉しいコメントです。 出典:森りょういち / Ryoichi Mori 森りょういちさん ほかに、僕が女性だと思う方も多いようです。 髪を長くして結んでいるのでよく間違えられるのですが、これも動画の引きとしてはよかった点だと思っています。 多くのコメントの中でも、発想力を称賛する声が目立ちます。 動画の発想の原点を聞いてみると…。 森りょういちさん 日々頭を抱えながら、スタッフのみんなが一生懸命考えています。 天才的にパッと思い付ければいいのですが、そこは泥臭い努力と情報収集の賜物ですね。 森りょういちさん これからも、もがきながらエンタメを作り続けていきます。 作り手の努力の結晶ともいえる動画が、いかにバズるかを考えられて作られていたのですね。 独特の面白さで楽しめる動画が公開されているので、ほかの作品もチェックしてみてください! [文・構成/GLUGLU編集部] 1 2 3 4 チャンネル情報 森りょういち / Ryoichi Mori チャンネル登録者数:4万8200人 再生回数: 3204万4557回 この記事をシェアする Share Post LINE
注目の動画の背景には、泥臭い努力と情報収集
「CGには見えない」といった声も上がる、『森りょういち / Ryoichi Mori』の動画。
独自の視点や発想も、本チャンネルの魅力の1つです。
そんな、唯一無二のアイディアの動画を投稿するようになったきっかけを、このように語ります。
私たち株式会社FOREST Hunting Oneは、脱力系CGアニメ『Peeping Life』や自動車教習映像『ドンドンドライブ』などCGアニメを手掛ける会社です。
会社としての認知度向上と、「若い方にちゃんと届くモノ、楽しんでもらえるモノを作っているという説得力がほしい」と思い、会社として『森りょういち / Ryoichi Mori』のアカウントを作りショート動画の投稿を始めました。
弊社は15年続く、福岡県のアニメ会社ですが、若い感性というのは待っていても養えません。
面白さもどんどん変わっていきますので、若い動画クリエイターのみなさんに教えを乞う気持ちと、「新しい場でチャレンジし、試行錯誤しよう!」という思いでやっております。
企画や撮影など、通常の動画編集よりも手が込んでいる本チャンネルの動画。動画が完成するまでのルーティンを聞いてみると…。
まずは動画のテーマをリストアップして、その中からテーマを選出し、シナリオに書き起こします。
それと並行して、撮影場所を探したり、技術検証のためのテスト動画を作成したりします。
その後、ようやく『中の人』である、私、森りょういちの実写撮影を行い、編集合成しやっと完成を迎えます。
これを週に1本のペースで行っております。
完成までに時間と手間をかけているからこそ、リアル感が増し、多くの人が注目する動画となっているのでしょう。
動画を作る時に気を付けていることや、工夫していることもあるといいます。
やはり最初の2秒は大事だと考えています。いかに「え?なにこれ?」と思ってもらえる冒頭にするかは意識していますね。
また共感性・『あるある』感もかなり大事にしています。
例えば、『自動販売機の中に実は人がいて作業していた』という動画。自動販売機が特殊でご当地にしかないようなものだと、パッと見ただけで、自分が見たことある、知っているものという印象を得られません。ベタなもの、よく知っているもの、だけど何かがおかしい、というアイディアを日々考えています。
森さんたちの想いは届いたようで、『森りょういち / Ryoichi Mori』は、多くの人が注目するチャンネルとなりました。
コメントもたくさん寄せられる中で、印象に残っている声を教えてもらいました。
「どうやって撮っているの?」「自動販売機の中に入って大丈夫なの?」など、CG技術を使った合成とは思わずに「本当に中に入って演じている」と思っていただけた方もいるようです。
それは、映像制作会社ならではのやり方なのですが、技術的なところを評価をしてもらっているともいえるので、スタッフ含め嬉しいコメントです。
出典:森りょういち / Ryoichi Mori
ほかに、僕が女性だと思う方も多いようです。
髪を長くして結んでいるのでよく間違えられるのですが、これも動画の引きとしてはよかった点だと思っています。
多くのコメントの中でも、発想力を称賛する声が目立ちます。
動画の発想の原点を聞いてみると…。
日々頭を抱えながら、スタッフのみんなが一生懸命考えています。 天才的にパッと思い付ければいいのですが、そこは泥臭い努力と情報収集の賜物ですね。
これからも、もがきながらエンタメを作り続けていきます。
作り手の努力の結晶ともいえる動画が、いかにバズるかを考えられて作られていたのですね。
独特の面白さで楽しめる動画が公開されているので、ほかの作品もチェックしてみてください!
[文・構成/GLUGLU編集部]