もともとは『オムライス兄さん』じゃなかった? 人気YouTuberが明かす、意外な過去とは

エンタメ・バラエティ By - GLUGLU編集部 更新:

オムライス兄さんの写真

あなたは、オムライス作りの動画だけで、見事チャンネル登録者数100万人を突破した、今注目のYouTuberをご存じでしょうか。

そう…鮮やかな赤いトップスと、クセになるドヤ顔がトレードマークの、オムライス兄さんです!

自身のYouTubeチャンネル『オムライス兄さん Omurice Boy』で、視聴者からの無茶振りに応え、さまざまな創作オムライスを作り続けています。

GLUGLUは、そんなオムライス兄さんにインタビューを実施。

オムライスの動画を投稿し続ける理由や、ドヤ顔の誕生秘話などをうかがいました。

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オムライス兄さんが、オムライス動画を発信し続ける理由は?

ファンからは『オム兄』という愛称で親しまれている、オムライス兄さん。

まずは、YouTubeで動画投稿を始めたきっかけを聞いてみました。

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オムライス兄さん

YouTubeというプラットフォームを、SNS運用に使いたいと思ったのがきっかけです。

もともと、InstagramやTikTokをやっていたので、認知拡大と収入を増やすことを目的に、ビジネスの一環としてYouTubeを始めました。

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ただ、僕がYouTubeを始めた当時は、『コムドット』さんを筆頭に参入者が多く、動画を投稿してもなかなか再生数が伸びませんでした。

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多くの人に自分の動画を見てもらうには、どうすればいいかと考えていた時に、ショート動画が流行っていることを知りました。僕もその波に乗るため、ショート動画をメインに投稿を始めたんです。

オムライス兄さんの最大の特徴といえば、やはりオムライス作りの動画を、投稿し続けていることでしょう。

YouTubeには、初心者でも作れる簡単レシピや、主婦に嬉しい作り置きレシピなど、さまざまな料理動画が投稿されています。

その中で、なぜオムライスだけに狙いを絞ったのでしょうか。理由をうかがってみると…。

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YouTubeは、やっぱり長期的に継続していかないと、収益にはつながらないというのを自覚していました。

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自分が毎日ノンストレスで続けられる動画コンテンツは何かと考えたところ、思い付いたのが料理だったんです。

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YouTubeを始めた頃は、数ある料理の中で、特にユーザーからの需要が高かったのがオムライスだったため、オムライスに関する動画を投稿することにしました。

オムライス兄さんは、オムライス作りの動画を多数投稿しているYouTubeチャンネル『Kichikichi Omurice motokichi』の動画が、海外で反響を呼んでいたことをきっかけに、オムライスの市場調査を開始。

Instagramのハッシュタグ機能を利用したり、YouTube内に投稿されている、オムライスに関する動画の再生数を調べたりしたそうです。

その結果、オムライスを食べることと作ることの、両方に需要があると分かり、「オムライスに特化したチャンネルにしよう」と考えたのだとか。

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好物だからという単純な理由ではなく、自らインターネット上のニーズを調査したことで、オムライスという1つの料理にたどり着いたそうです。

視聴者の声をもとに、エンタメ要素を含めたチャレンジ企画へ

2024年9月現在、同チャンネルでは500本以上もの動画が公開されています。

もちろん、そのほとんどがオムライスに関する動画ですが、同チャンネルを見ていた筆者は、ある疑問が浮かびました。

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オムライス作りだけでは、動画の内容が単調になってしまうのでは。視聴者に動画を見続けてもらうために、何か工夫していることはありますか?

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オムライス作りに関する『上から目線の無茶振り』を、動画のコメント欄で視聴者から募集しました。

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実際に「青いオムライスを作れ」「オムライスを揚げてみろ」というような声が寄せられたので、その無茶振りに応えるといった、一種のチャレンジ企画に変えることでマンネリ化を防いでいます!

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オムライス作りを全面に出すのではなく、エンタメ要素をプラスすることで、視聴者を飽きさせないように努めました。

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オムライス兄さんは、2021年7月から約3年以上にわたり、オムライス動画を投稿し続けています。

現在は、週に2~3回ほどしか食べていないとのことですが、動画投稿を始めてから最初の1年は、毎日オムライスを食べていたそうですよ。

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オムライスを毎日食べていて、飽きることはなかったのでしょうか?

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オムライスは、バリエーション次第では全然飽きないと思うんですよね。視聴者のリクエストに応えるために、かけるソースや調理工程を変えていたので、むしろその好奇心が勝っちゃいます。

オムライス兄さんは、自身のアイディアや視聴者のリクエストをもとに、味付けや食感を変えているため、毎日オムライスを食べていても飽きなかったといいます。

オムライス兄さんは、もともと『炊飯器兄さん』だった…?

そんなオムライス兄さんですが、実は、最初からオムライスを作っていたワケではないのだとか…。

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過去には、『オムライス兄さん』としてではなく、『炊飯器兄さん』として活動していた時期もあったようですが…。

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はい!『SAMURAI Cooking』という名前で、魚をさばいたり、炊飯器レシピを紹介したりする料理動画を、海外の方に向けて発信していました。

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そうだったのですか!だから、過去に投稿されている動画では、和服を着用されていたのですね。

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そうなんです。侍とイメージが近い和服を、衣装にしていました。

海外向けの動画を発信し始めた理由は、YouTubeチャンネル『きまぐれクックKimagure Cook』の動画が、海外で注目されていたからだそうです。

赤いトップスを着用した現在とは異なり、過去の動画では、黒い和服を着用しているのが印象的でしょう。

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『炊飯器兄さん』として、炊飯器だけで手軽に作れるレシピ動画を投稿していましたが、ある日を境に、オムライス作りの動画がメインになったとのこと。

その経緯を、オムライス兄さんはこのように明かしています。

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炊飯器レシピの動画は、1週間経っても、再生回数があまり伸びなかったんですよね。

需要がないのかなと思い、冷蔵庫で余っている食材を使った、オムライス作りの動画を投稿してみました。

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意外にも、炊飯器レシピよりも視聴者の反応がよかったため、そこから『100日間修行』が始まったという経緯があります。

オムライス兄さんの話す『100日間修行』とは、2021年7月18日にスタートした『100日後に完璧なふわふわオムライスを作るお兄さん』という企画です。

100日間、毎日作り続けて、完璧なオムライスを作れるようになることを目的とした修行だといいます。

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はじめ、和服は海外を意識した衣装だったんですけど、オムライス作りを100日間練習することになったので、『修行僧をイメージした衣装』という意味合いに変わりました(笑)。

作るのはもちろんですが、100日間毎日オムライスを食べるというのが、苦になりそうですよね。

同企画で、特に大変だったことを聞いてみると…。

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食べることは、そこまで大変じゃなかったんですけど、1日1回勝負という縛りがきつかったですね。

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見た目が汚かったり、包丁を入れても、オムレツがきれいに開かなかったりして、途中でスランプに陥った時もありました。

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前日よりも下手になることが多々あり、「100日でうまくできるのかな…」と不安に駆られたこともあります。

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視聴者から、コメントで「あれ…?下手になった?」と指摘されることもあったそうです。

オムライス兄さんは、そんな状況を打破するために、自分の動画を見返して何に問題があるのか、手探りで原因を求めながら、日々オムライス作りに励んでいたとのこと。

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100日目を迎えた時は、どんな気持ちでしたか?

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実は、前日の99日目が一番上手に作れたんですよ。

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集大成となる100日目ということで、変なプレッシャーかかってしまい、全然きれいに作れず、不完全燃焼で終わってしまいました。

でも、これが現実だと、自分にいい聞かせましたね。

100日目の動画では、和服を脱ぎ、テーブルに置くシーンが印象的でしょう。

最後の仕上がりに、あまり納得がいっていないようでしたが、見事100日間連続でオムライスを作り続け、修行を乗り越えた、オムライス兄さん。

約3か月にもおよぶ、長期間の修業を経たのちに、『オムライス兄さん』として名をはせていきました。

チャンネル情報

オムライス兄さん Omurice Boy

オムライス兄さん Omurice Boy

  • チャンネル登録者数:108万人
  • 再生回数: 16億6482万1810回
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