最近のX(Twitter)ってこんな感じ? 実写化したら共感の嵐に! エンタメ・バラエティ By - GLUGLU編集部 更新:2024-07-19 Share Post LINE はてな 笑える内容でありながらも、社会について興味が持てるような動画を投稿している、YouTubeチャンネル『スケッチブック【風刺コントch】』。 チャンネルを立ち上げるに至った経緯を、代表のTaiyakiさんはこのように話していました。 Taiyakiさん もともと『サウスパーク』や『サタデー・ナイト・ライブ』などのアメリカンコメディが大好きでした。欧米のコメディ番組では政治や社会の風刺が積極的に取り入れられている一方で、日本の『お笑い』ではそういったネタがタブー視されていたのに違和感を覚えました。 動画のネタに笑ってもらいつつ、視聴者の社会問題への意識が高まるような番組を作りたいと思ったのがキッカケです。 同チャンネルから紹介するのは、近年のX(Twitter)を実写化した動画。 SNSは、日常で起きたことや、自分の考えを自由に投稿できますが、相手の顔が見えません。 そのため、中には画面の向こうにいる相手のことを十分に考えずに、コメントを送る人もいます。 そんなSNSの特徴を実写化したところ、多くの反響を呼びました。 最近のXを実写化するとこんな感じ? 公園で「そういえば、東京ディズニーシーの新しいエリアのニュース、見た?」と、話していた男女。 「昔は気軽に行けたけど、最近はお金がないと満足に楽しめないよね…」と、会話をしていました。 すると、遠くから走ってくる人たちの姿が…。そして、見ず知らずの人にもかかわらず、勝手にいいたいことをいっては去っていきます。 出典:スケッチブック【風刺コントch】 続々とくる、会話に対する知らない人からの返答に、唖然とする2人。 これが、いわゆる反響を呼ぶ『バズった』といわれる状態で、フォロワーではない知らない人たちから返信がたくさん来る状況でしょう。 「なんだったの…」と、落ち着いたと思ったら、今度は、ゾンビがやってきたのです。 出典:スケッチブック【風刺コントch】 近年では、Xでの表示回数『インプレッション』に応じて収益を得られるシステムができました。 反響の上がった投稿に対して、短時間でより多く表示されるように、他人の返信をコピーして投稿したり、不自然な日本語を連投したりするアカウントが増え、『インプレゾンビ』といわれています。 2人の会話はバズったため、インプレッション目的のゾンビもやってきたのでしょう。 現代のXを、細かなところまで実写化した動画には、「よくできている」「傑作」「最後の展開に笑った」などの声が寄せられていました。 この動画をXにも投稿したところ、動画の内容のように大バズりをしたのだとか。 Taiyakiさんは、反響をこのように受け止めていました。 Taiyakiさん 『インプレゾンビ』が湧くほどバズってしまい、ある意味コントの中身とまったく同じ状況となったことが面白く感じました。 反響を経て初めて作品として完結したと思います。思い出深い一本になりました。 出典:スケッチブック【風刺コントch】 そもそも、Xを実写化するというアイディアは、自身がXを利用していて思うことがあったからだそうです。 Taiyakiさん 僕自身ありがたいことに、徐々にフォロワーが増えてきたのですが、見ず知らずの人に、いろいろなことをいわれるケースも増えてきました。 そうした中で「画面の向こう側にも人がいるんだよ」という事実を、可視化したら面白いんじゃないか、と思って台本を書きました。 動画の撮影では、「参加してくれたキャストの演技が、本当に素晴らしく面白くて…。本番中も笑いが堪えきれずに吹き出してしまい、なかなか撮影が進まなかったことが大変でした」と話していました。 SNSでは、画面の向こうが見えませんが、実写化することで、配慮しなければいけないことがよく分かるでしょう。 動画を通して、改めてSNSの使い方を考えるきっかけになるといいですね。 出典:スケッチブック【風刺コントch】 動画はこちら [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 スケッチブック【風刺コントch】 チャンネル登録者数:1万3300人 再生回数: 291万3423回 この記事をシェアする Share Post LINE
笑える内容でありながらも、社会について興味が持てるような動画を投稿している、YouTubeチャンネル『スケッチブック【風刺コントch】』。
チャンネルを立ち上げるに至った経緯を、代表のTaiyakiさんはこのように話していました。
もともと『サウスパーク』や『サタデー・ナイト・ライブ』などのアメリカンコメディが大好きでした。欧米のコメディ番組では政治や社会の風刺が積極的に取り入れられている一方で、日本の『お笑い』ではそういったネタがタブー視されていたのに違和感を覚えました。
動画のネタに笑ってもらいつつ、視聴者の社会問題への意識が高まるような番組を作りたいと思ったのがキッカケです。
同チャンネルから紹介するのは、近年のX(Twitter)を実写化した動画。
SNSは、日常で起きたことや、自分の考えを自由に投稿できますが、相手の顔が見えません。
そのため、中には画面の向こうにいる相手のことを十分に考えずに、コメントを送る人もいます。
そんなSNSの特徴を実写化したところ、多くの反響を呼びました。
最近のXを実写化するとこんな感じ?
公園で「そういえば、東京ディズニーシーの新しいエリアのニュース、見た?」と、話していた男女。
「昔は気軽に行けたけど、最近はお金がないと満足に楽しめないよね…」と、会話をしていました。
すると、遠くから走ってくる人たちの姿が…。そして、見ず知らずの人にもかかわらず、勝手にいいたいことをいっては去っていきます。
出典:スケッチブック【風刺コントch】
続々とくる、会話に対する知らない人からの返答に、唖然とする2人。
これが、いわゆる反響を呼ぶ『バズった』といわれる状態で、フォロワーではない知らない人たちから返信がたくさん来る状況でしょう。
「なんだったの…」と、落ち着いたと思ったら、今度は、ゾンビがやってきたのです。
出典:スケッチブック【風刺コントch】
近年では、Xでの表示回数『インプレッション』に応じて収益を得られるシステムができました。
反響の上がった投稿に対して、短時間でより多く表示されるように、他人の返信をコピーして投稿したり、不自然な日本語を連投したりするアカウントが増え、『インプレゾンビ』といわれています。
2人の会話はバズったため、インプレッション目的のゾンビもやってきたのでしょう。
現代のXを、細かなところまで実写化した動画には、「よくできている」「傑作」「最後の展開に笑った」などの声が寄せられていました。
この動画をXにも投稿したところ、動画の内容のように大バズりをしたのだとか。
Taiyakiさんは、反響をこのように受け止めていました。『インプレゾンビ』が湧くほどバズってしまい、ある意味コントの中身とまったく同じ状況となったことが面白く感じました。
反響を経て初めて作品として完結したと思います。思い出深い一本になりました。
出典:スケッチブック【風刺コントch】
そもそも、Xを実写化するというアイディアは、自身がXを利用していて思うことがあったからだそうです。
僕自身ありがたいことに、徐々にフォロワーが増えてきたのですが、見ず知らずの人に、いろいろなことをいわれるケースも増えてきました。
そうした中で「画面の向こう側にも人がいるんだよ」という事実を、可視化したら面白いんじゃないか、と思って台本を書きました。
動画の撮影では、「参加してくれたキャストの演技が、本当に素晴らしく面白くて…。本番中も笑いが堪えきれずに吹き出してしまい、なかなか撮影が進まなかったことが大変でした」と話していました。
SNSでは、画面の向こうが見えませんが、実写化することで、配慮しなければいけないことがよく分かるでしょう。
動画を通して、改めてSNSの使い方を考えるきっかけになるといいですね。
出典:スケッチブック【風刺コントch】 動画はこちら
[文・構成/GLUGLU編集部]