震度7の地震で家が倒壊 被災した人気柴犬ユーチューバーを支えたのは… 犬・猫 By - GLUGLU編集部 更新:2024-02-15 Share Post LINE はてな YouTubeで人気を集めている柴犬の、らんまるくん。 YouTubeチャンネル『柴犬らんまる』には、日常の様子が投稿されており、動画を見れば和むことができるでしょう。 以前、GLUGLUのインタビューで、らんまるくんの飼い主さんが、動画や写真を撮るようになったきっかけを「先輩犬の時にあまりできておらず、『思い出は一つひとつ記録に残しておこう』と思ったから」と語っていました。 らんまるは「さまざまな通信技術を持っている」 飼い主が明かす魅力とは YouTubeに投稿し始めたのは、「いつでも見られて、きれいな画質のままずっと先まで残るから」だと話します。 そんな、平和な日々を更新していた『柴犬らんまる』ですが、ある日突然、これまでの暮らしが一変しました。 2024年1月1日に起きた『令和6年能登半島地震』です。らんまるくんの家族は、地震で被災し、自宅も倒壊してしまいました。 地震で被災した、人気柴犬ユーチューバー・らんまるくん 石川県能登地方では、同日の16時6分にマグニチュード5.5の最大震度5強の揺れを観測。その後、16時10分にマグニチュード7.6の最大震度7の揺れを観測しました。 飼い主さんは、最初の地震で無事だったことを家族に知らせるために、動画を撮影して送ろうと思っていたといいます。すると、二度目の地震がきたのだとか。 当時、散歩中に襲った地震の様子を、飼い主さんがYouTubeに投稿しています。 動画には地鳴りや家屋がぶつかり合う音が含まれ、画面揺れが激しいため、苦手な人は1分37秒まで飛ばしてください。 出典:柴犬らんまる 動画はこちら 地震が来る直前、散歩に行きたそうにしていた、らんまるくんを連れて、飼い主さんは外へ出かけました。 らんまるくんのほかの家族は、偶然外にいたり、倒壊する前に屋外へ避難したりしたため、無事だったそうです。 しかし、街は一変し道路は凸凹になり、自宅も2階が倒壊してしまいました。らんまるくんが2階に行きたがっても、行くことはできません。 出典:柴犬らんまる 動画はこちら 戸を開けると、その先には見る影もないガレキの山。動画では「もうあの場所には戻れない」と悲しい言葉がつづられます。 家を出るも、なかなか車に戻ろうとしない、らんまるくん。これまで多くの視聴者が目にしていた、らんまるくんがいた部屋も、物が散乱していました。地震の被害の大きさがよく分かりますね。 柴犬らんまる、仮設住宅に引っ越し 被災してから34日が経ち、車に避難をしていた、らんまるくんと家族は、『みなし仮設住宅』と呼ばれる賃貸型応急住宅に引っ越しました。 出典:柴犬らんまる 動画はこちら 置いて行かれないように、荷物に紛れ込む、らんまるくん。無事に、らんまるくんも一緒に仮設住宅に引っ越すことができました。 新しい場所に来るなり、「ふんふん」と鼻を鳴らす、らんまるくんは、仮設住宅でも早速探索を開始。 安心したのか、翌日以降は、のびのびと過ごす様子も投稿されています。 被災から43日目には、地震で隆起した海を見つめる、らんまるくんの姿が公開されていました。 出典:柴犬らんまる 動画はこちら 海辺の散歩道は、らんまるくんの好きな散歩コースの1つだったといいます。 久しぶりに海辺を歩いていた、らんまるくんは、突然立ち止まってジッと海を眺め始めたのだとか。 干上がった海を見て、らんまるくんは何を思っていたのでしょうか…。 被災当初から、多くの、らんまるくんのファンが「無事でいてくれてよかった」「被災経験者です。応援しています」「ご自愛ください」などとエールを寄せていました。 飼い主さんの自宅と、職場は解体予定だといいます。 長い間過ごした家が解体されるのはとてもつらく、悲しいことでしょう。ですが、過去の経験からたくさん動画を撮ってYouTubeに投稿していたことで、思い出を取っておくことができたでしょう。 YouTubeは、動画を配信して多くの人に見てもらえるだけでなく、取り戻せなくなった思い出を残す機能としても重宝するプラットフォームなのかもしれません。 1日でも早く、これまで通り家族で安心して暮らせる日が来ることを願っています。 [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 柴犬らんまる チャンネル登録者数:47万5000人 再生回数: 3億4279万9501回 関連ワード 柴犬柴犬らんまる犬 この記事をシェアする Share Post LINE
YouTubeで人気を集めている柴犬の、らんまるくん。
YouTubeチャンネル『柴犬らんまる』には、日常の様子が投稿されており、動画を見れば和むことができるでしょう。
以前、GLUGLUのインタビューで、らんまるくんの飼い主さんが、動画や写真を撮るようになったきっかけを「先輩犬の時にあまりできておらず、『思い出は一つひとつ記録に残しておこう』と思ったから」と語っていました。
らんまるは「さまざまな通信技術を持っている」 飼い主が明かす魅力とは
YouTubeに投稿し始めたのは、「いつでも見られて、きれいな画質のままずっと先まで残るから」だと話します。
そんな、平和な日々を更新していた『柴犬らんまる』ですが、ある日突然、これまでの暮らしが一変しました。
2024年1月1日に起きた『令和6年能登半島地震』です。らんまるくんの家族は、地震で被災し、自宅も倒壊してしまいました。
地震で被災した、人気柴犬ユーチューバー・らんまるくん
石川県能登地方では、同日の16時6分にマグニチュード5.5の最大震度5強の揺れを観測。その後、16時10分にマグニチュード7.6の最大震度7の揺れを観測しました。
飼い主さんは、最初の地震で無事だったことを家族に知らせるために、動画を撮影して送ろうと思っていたといいます。すると、二度目の地震がきたのだとか。
当時、散歩中に襲った地震の様子を、飼い主さんがYouTubeに投稿しています。
動画には地鳴りや家屋がぶつかり合う音が含まれ、画面揺れが激しいため、苦手な人は1分37秒まで飛ばしてください。
出典:柴犬らんまる 動画はこちら
地震が来る直前、散歩に行きたそうにしていた、らんまるくんを連れて、飼い主さんは外へ出かけました。
らんまるくんのほかの家族は、偶然外にいたり、倒壊する前に屋外へ避難したりしたため、無事だったそうです。
しかし、街は一変し道路は凸凹になり、自宅も2階が倒壊してしまいました。らんまるくんが2階に行きたがっても、行くことはできません。
出典:柴犬らんまる 動画はこちら
戸を開けると、その先には見る影もないガレキの山。動画では「もうあの場所には戻れない」と悲しい言葉がつづられます。
家を出るも、なかなか車に戻ろうとしない、らんまるくん。これまで多くの視聴者が目にしていた、らんまるくんがいた部屋も、物が散乱していました。地震の被害の大きさがよく分かりますね。
柴犬らんまる、仮設住宅に引っ越し
被災してから34日が経ち、車に避難をしていた、らんまるくんと家族は、『みなし仮設住宅』と呼ばれる賃貸型応急住宅に引っ越しました。
出典:柴犬らんまる 動画はこちら
置いて行かれないように、荷物に紛れ込む、らんまるくん。無事に、らんまるくんも一緒に仮設住宅に引っ越すことができました。
新しい場所に来るなり、「ふんふん」と鼻を鳴らす、らんまるくんは、仮設住宅でも早速探索を開始。
安心したのか、翌日以降は、のびのびと過ごす様子も投稿されています。
被災から43日目には、地震で隆起した海を見つめる、らんまるくんの姿が公開されていました。
出典:柴犬らんまる 動画はこちら
海辺の散歩道は、らんまるくんの好きな散歩コースの1つだったといいます。
久しぶりに海辺を歩いていた、らんまるくんは、突然立ち止まってジッと海を眺め始めたのだとか。
干上がった海を見て、らんまるくんは何を思っていたのでしょうか…。
被災当初から、多くの、らんまるくんのファンが「無事でいてくれてよかった」「被災経験者です。応援しています」「ご自愛ください」などとエールを寄せていました。
飼い主さんの自宅と、職場は解体予定だといいます。
長い間過ごした家が解体されるのはとてもつらく、悲しいことでしょう。ですが、過去の経験からたくさん動画を撮ってYouTubeに投稿していたことで、思い出を取っておくことができたでしょう。
YouTubeは、動画を配信して多くの人に見てもらえるだけでなく、取り戻せなくなった思い出を残す機能としても重宝するプラットフォームなのかもしれません。
1日でも早く、これまで通り家族で安心して暮らせる日が来ることを願っています。
[文・構成/GLUGLU編集部]