小田急が『忘れ物の取り扱い』を公開 問い合わせ先・まさかの返却率は?

鉄道 By - GLUGLU編集部 更新:

小田急電鉄の電車の写真
※写真はイメージ

「しまった、電車に忘れ物をしてしまった…!」

手すりに傘をかけたり、網棚の上に荷物を置いたりしたまま、電車を降りてしまった経験はありませんか。

うっかり発生してしまう忘れ物ですが、鉄道会社ではどのように取り扱われているのか、ちょっと気になりますよね。

東京都と神奈川県の各地を結ぶ、小田急電鉄株式会社(以下、小田急)が、自社のYouTubeチャンネルで、忘れ物の取り扱いについて紹介しています。

小田急が公開!忘れ物はどこに取りに行く?

ある日、代々木八幡駅の改札窓口に、女性が紙袋を持って現れました。どうやら、ホームで忘れ物を見つけたようです。

駅員が紙袋を受け取ると、感謝の気持ちとして、駅名標をかたどった『Thank Youカード』を渡しました。

小田急では、忘れ物の情報をパソコン上のシステムで管理しています。たとえば、忘れ物の特徴や時間、拾った場所などを登録し、各駅に共有するのだとか。

また、現金が入っていたら、硬貨と紙幣の枚数まで細かくチェックするようです。

この時点なら、駅に問い合わせれば、受け取ることができそうですね。

落とし物が駅にない場合、問い合わせ先は…

落とし主が駅に現れない場合、忘れ物は、登戸駅近くの小田急電鉄お忘れ物総合取扱所(以下、取扱所)に集約されます。

取扱所に到着すると、担当者がカバンや財布の中身をチェックし、システムに登録された情報を合わせて確認と仕分けを実施。

さまざまな種類の落とし物が集まるものの、落とし主に戻るのは…なんと、わずか3割ほどなのだそうです。

取扱所では、電話での問い合わせにも対応しています。

すでに取扱所に送られてきた忘れ物だけでなく、忘れ物をした電車や位置が特定できれば、駅係員と連携して探すこともあるのだとか。

動画内では、取扱所に導入されている『自動倉庫システム』や、小田急線で特に多い忘れ物ランキングなども紹介されています。

電車の中や駅で忘れ物をしてしまった時、どうすればいいのかを知るために、チェックしてみてはいかがでしょうか。


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

小田急電鉄公式チャンネル「OdakyuMovie」

小田急電鉄公式チャンネル「OdakyuMovie」

  • チャンネル登録者数:2万3300人
  • 再生回数: 860万3785回

この記事をシェアする