２０１９年に現役を引退した、元プロ野球選手の鈴木一朗（通称：イチロー）さん。

日本とアメリカのプロ野球球団でプレーし、ギネス世界記録となる４千本以上のヒットを打つなど、伝説的な活躍を果たしました。

そんなイチローさんは、かつてどのような野球少年だったのでしょうか。

その足跡をたどる動画が、トヨタ自動車株式会社（以下、トヨタ）のYouTubeチャンネルで公開されています。

イチロー、ゆかりの場所を訪ねる

ある日、イチローさんがトヨタの名古屋オフィスを訪ねると、同社の豊田章男会長に迎えられました。

豊田会長はイチローさんに辞令を交付して『会長付特別補佐』に任命し、豊田会長直筆の名刺などをプレゼント。

また「イチローさんのことを、しっかりと知りたい」と提案し、イチローさんゆかりの場所を訪ねることになりました。

２人が最初に訪れたのは、愛知県西春日井郡豊山町にある『伊勢山スポーツ広場』です。

イチローさんが小学３年生から６年生の頃に、父親と練習していた場所で「ここはまさしく、僕のルーツとなる場所です」と懐かしんでいました。

練習を通じて、野球の基礎技術を身につけただけでなく「続けることの大切さが養われた気がする」と、イチローさんは振り返っています。

続いて２人が向かったのは、同じく豊山町のバッティングセンター『空港バッティング』。

イチローさんは、自身が通っていた頃から同じたたずまいに、感慨深そうな様子です。

「うわっ、懐かしいね！」と、豊田会長の前でバッティングを披露する、イチローさん。

少年時代の練習法やエピソードなど、当時からプロ野球選手を目指していたことに、豊田会長も興味を示していたようです。

動画では「大切なのは、肩書きではなく人間そのもの」「普段通りが、一番美しいはずだ」などの印象的な言葉や、豊田会長とイチローさんがキャッチボールをする様子なども取り上げられています。

２人の素顔が垣間見える、素敵な動画になっているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

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[文・構成／GLUGLU編集部]