「正直、強すぎる…」 掃除のプロが『おすすめしない風呂場の洗剤』とは

DIY・住まい By - GLUGLU編集部 更新:

風呂場の写真
※写真はイメージ

汗をかいたり、身体に汚れが付いたりしたら、お風呂に入る人は多いでしょう。

ですが、風呂場も使えば使うほど、汚れが付く可能性が高くなります。

どうすれば、風呂場をきれいなままで維持できるのでしょうか。

YouTubeチャンネル『くらしのマーケット大学 – プロのお仕事』では、クリーニング歴20年以上の、掃除のプロである矢崎智之さんが登場。

風呂場掃除と、洗剤の選び方のコツを教えていますよ。

「洗剤よりも成分を見てほしい」 風呂場の汚れを大きく分けると?

矢崎さんは市販の洗剤をすすめているそうですが、洗剤の種類よりも、汚れに対する成分を理解する必要があるといいます。

風呂場の汚れは、皮脂汚れ石鹸カス水垢という3種類に分けられ、それぞれの性質に合った洗剤を選ぶことが重要だそうです。

矢崎さんは「製品よりも、成分を見てほしい」と語っています。

皮脂汚れに合ったおすすめ洗剤は、ピンクカビの繁殖防止も!

まずは、皮脂汚れについて。矢崎さんが作業をする際は、最初に皮脂汚れから落とすといいます。

矢崎さんがおすすめするのは、ライオン株式会社の『ルックプラス バスタブクレンジング』。

弱アルカリ性で皮脂汚れを落としやすく、風呂場の端に付きやすいピンクカビの繁殖を抑える効果が期待できるそうです。

ピンクカビの写真

※写真はイメージ

石鹸カス・水垢に効果的なのは、あの洗剤

皮脂汚れをきれいにしたら、石鹸カスや水垢など、アルカリ性の汚れを落としていきましょう。

矢崎さんによれば、大日本除虫菊株式会社(以下、金鳥)から発売されている『お風呂用ティンクル すすぎ節水タイプW』がおすすめだといいます。

酢やクエン酸が入った酸性洗剤ですが、取り扱っている店舗が少ないのだとか。

そのため、Amazonなどのオンラインショップで買うことをおすすめしていました。

ネットでよく見る『サンポール』は取り扱いに注意

ネット上では、同じく金鳥の酸性洗剤『サンポール』を使って掃除をする方法が紹介されている場合があります。

『サンポール』はトイレ用洗剤で、同商品のウェブサイトでは、使用方法について注意喚起をしています。

矢崎さんも「正直、一般の方が『サンポール』を使うには、酸性が強すぎる」と、注意をうながしていました。

強い酸性の洗剤を使えば、石鹸カスや水垢の汚れを落とせますが、入浴グッズや蛇口などが洗剤焼けを起こして、変色してしまうそう。

そのため、『サンポール』のような強い酸性洗剤ではなく、『お風呂用ティンクル すすぎ節水タイプW』のような、マイルドな弱酸性洗剤をすすめていました。

風呂場の写真

※写真はイメージ

動画では、風呂場の椅子に付いた汚れを例に、矢崎さんが各種洗剤の効果や、パーツごとに洗うコツなども紹介しています。

風呂場掃除を予定している人は、こちらのボタンから、動画をチェックしてみてくださいね。

動画はこちら


[文・構成/GLUGLU編集部]

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