お笑いコンビ『デカダンス』の芦名秀介さんは、自身の祖父とYouTubeチャンネル『あしなっすの1週間』で日常動画を配信しています。

２０２３年２月８日現在、９９歳の祖父。何気ない日常の、祖父と孫のやり取りに癒される人が多く、同日時点でチャンネル登録者数は２４.７万人です。

芦名さんは、同月２日に自身のInstagramを更新。

『ご報告』という文字だけの画像を投稿し、このようにつづりました。

低血圧により、祖父が一時意識不明となり、病院に搬送されたといいます。

しかし、その後は元気に過ごしているとのことで、同年１月３１日、２月１日に投稿された動画ではいつもと変わらない姿を見せていました。

芦名さんは、「異常はなく、突発的な気絶だそうです。意識を失ったのが嘘かのように、ピンピンしています」と祖父が元気なことを報告。

そして、今回はヒートショックとは診断されなかったものの、「気を付けましょう」と注意喚起をしました。

日本医師会によると、ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体がダメージを受けることを指すといいます。

お風呂やトイレに行く際に、温度差で血圧が何回も変動して心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中につながりかねないそうです。

芦名さんは、「この前ロケで行ったお家がとても寒く、家の人がヒートショックにならないか心配でした」と、高齢者と暮らしているからこそ心配になったことをつづりました。

視聴者に向けて、「余裕があったら祖父母の家に行って暖房器具の設置などを検討してみてほしい」と呼びかけています。

動画には「隣でおいしそうにご飯を食べてくれる孫のおかげもあって長生きなんだと思う」「無事でよかった」「もっと祖父母を大切にすればよかったと思う」などのコメントが投稿されていました。

日本医師会によると、入浴中に亡くなった人は、年間１万４千人といわれており、その原因の多くがヒートショックとみられています。この数は、交通事故で亡くなる人の数より多い統計だそうです。

同チャンネルを見て、自分の祖父母や、高齢の両親のことを思い出したら、一度声をかけてみたり、自宅の環境をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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[文・構成／GLUGLU編集部]