「余命1週間だからタダであげるよ」 瀕死の金魚を必死に救う女性に注目が集まる

動物 By - GLUGLU編集部 更新:

無事に検疫所まで生きて着くことができれば、注射を打って専門家の診察をしてもらえる雪ちゃん。

はたして、雪ちゃんは生きて検疫所まで行くことができたのでしょうか。

家に迎えてから、41日目の朝を迎えた雪ちゃん。

検疫所から生きて帰れるか分かりませんが、えみこさんは奇跡を信じることにします。

雪ちゃんのために、替えの水を用意したり、車のエアコンを使わなかったりと『雪ちゃんファースト』で行動する、えみこさん。

そのおかげもあり、雪ちゃんは生きて検疫所にたどり着くことができました!

専門家が雪ちゃんを診察すると、以前は顕微鏡で確認していた寄生虫が「いない」といわれます。

しかし、感染症がひどいため注射を打つことに。専門家からは「注射をすると、そのまま亡くなってしまうこともある」と告げられました。

それでも『注射をする』という選択をした、えみこさん。注射を2本打った雪ちゃんは、無事に麻酔から目を覚ましました。

家に帰ってからは大きく泳ぎ、口をパクパクさせる雪ちゃん。

元気に見えますが、感染症がひどい雪ちゃんは、薬での治療を続けなければいけません。

金魚の知識が豊富なえみこさん。話を聞くと、幼い頃の金魚との思い出を教えてくれました。

えみこさん

小学生の頃、毎年金魚すくいの金魚を連れて帰っては死なせてしまい、そのたびに泣いていました。

図書館で金魚の本を借りて調べたり、ホームセンターで薬を買って来たり、いろいろしてみましたがどうしても長生きさせることができず、悲しく悔しい思いをしたのをよく覚えています。

えみこさん

そのあとは、『金魚はすぐ死ぬ』というイメージから、遠ざけるようになってしまいました。

韓国に住んで、息子が『小児ぜん息』のため、毛の生えた生き物が家で飼えないことから、動物が好きな息子のために、もう一度、30年ぶりに金魚を飼ってみようと思いました。

えみこさんが、なぜここまで金魚への愛情が深く、努力を惜しまないのか…。それには、過去の思いを引きずっているからだそうです。

えみこさん

小学生の頃、お祭りの金魚を上手に飼えず、死なせてしまったことを今までずっと引きずってきました。

えみこさん

大人になって2020年から始めた金魚の飼育ですが、やっぱり最初はうまくいかず死なせてしまうことがあり、「どうして死なせてしまったのか」「どうすれば長く生きさせることができるのか」をひたすら調べるようになりました。

このような思いが雪ちゃんの命を救う原動力となっているといいます。

2023年8月16日現在、雪ちゃんの闘病記録は更新中です。

えみこさんは、「金魚が好きな子供たちに見てもらえたら一番嬉しいです。老若男女問わず、多くの人に見てもらって、小さな金魚も一生懸命に生きているということが伝わったら幸せです!」と話していました。

動画には「雪ちゃんのために使ってください」といった投げ銭も寄せられています。今後も雪ちゃんが回復するまでの道のりを見守りたいですね。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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えみこのおうち

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