「余命1週間だからタダであげるよ」 瀕死の金魚を必死に救う女性に注目が集まる

動物 By - GLUGLU編集部 更新:

12年以上韓国で暮らしている日本人女性・えみこさんのYouTubeチャンネル『えみこのおうち』に注目が集まっています。

2023年7月7日に、ある動画が公開されて以降、投稿する動画は軒並み100万回再生超え。

ある動画とは、1匹の金魚の闘病生活を収めたものです。

瀕死の金魚を助ける女性に応援の声

えみこさんは、観賞魚ショップに行くと、尾びれに傷が付いて泳ぐことすらできない衰弱した高級金魚を見つけました。

「この金魚以外に気に入る子がいなかった」という、えみこさん。

すると店長は「この子は病気がひどくて、もってあと1週間。この子がそんなに気になるならタダで譲る」といったそうです。

えみこさんは、余命1週間といわれた金魚を家に迎えることに。しかし傷はひどく、肉と骨がむき出しになっていました。

尾びれからも出血しており、付け根はちぎれています。

えみこさんは、生きているうちに少しでも名前を呼んであげたいと、金魚を『雪ちゃん』と名付けました。

店のウェブサイトで入荷してすぐの雪ちゃんを見ると、元気に泳ぐ姿が映っています。しかし、えみこさんが店に行く2~3週間前の様子を見ると泳ぐことができず、沈んでいました。

明日生きて会えるかも分からない状態の雪ちゃん。飼い主さんが治療薬を入れて様子を見てみると、翌朝傷がきれいになっていました。

しかし、まだホッとはできません。うろこが逆立つ「不治の病」といわれている病気『松かさ病』になった雪ちゃんの奇跡の復活を信じて、すぐに治療を開始。

ただ治療は思うようにいかず、雪ちゃんは衰弱しエサにも反応しないようになってしまいました。

それでも、えみこさんは諦めません。その結果、迎えてから10日後には、『松かさ病』から回復し、宣告された余命も乗り越えられました。

ひと安心かと思いきや、再び心配なことが…。

泳げるほど元気になりましたが、淡水に戻すと雪ちゃんの尾びれは真っ赤に…。

細菌感染したと思われる雪ちゃん。えみこさんは、必死に薬で雪ちゃんの治療をします。

しかし雪ちゃんは下痢をしたり、謎の粘液を出したり不安なことだらけ。

えみこさんはこれまでの経験とネットの情報をあわせて、雪ちゃんの体調回復を目指します。

雪ちゃんが出す、もやもやした謎の粘液を顕微鏡で調べると寄生虫のような姿が見えました。

えみこさんは、以前知り合った検疫場で輸入業を管理する専門家に、寄生虫が映る動画を送ってみます。すると専門家は「寄生虫より細菌感染がひどく、かなり危ない状態」という見解を示しました。

えみこさんは、専門家を頼ることにします。雪ちゃんが生きて到着することができれば、注射の治療が受けられるというのですが…。

雪ちゃんの勝負の1週間が始まります。

チャンネル情報

えみこのおうち

えみこのおうち

  • チャンネル登録者数:24万3000人
  • 再生回数: 5482万3041回

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