「もうダメだと思って見捨てられてしまっても…」 タダでもらった余命1週間の金魚が起こした奇跡 動物 By - GLUGLU編集部 更新:2023-09-13 Share Post LINE はてな 「この子は病気がひどくて、もってあと1週間。この子がそんなに気になるならタダで譲る」 そういわれて、衰弱した高級金魚を家に迎えたのは、12年以上韓国で暮らしている日本人女性・えみこさん。 「生きているうちに少しでも名前を呼んであげたい」と、衰弱していた金魚に『雪ちゃん』と名付け、育てています。 えみこさんのYouTubeチャンネル『えみこのおうち』では、雪ちゃんの闘病生活が配信されており、注目が集まっているチャンネルの1つです。 余命1週間の金魚の現在は…? 余命1週間と宣告された雪ちゃんでしたが、えみこさんの献身的な看病によって、余命の何倍もの月日を過ごしています。 しかし、決して簡単に病気がよくなったわけではなく、さまざまな病気やトラブルがあり、そのたびに、えみこさんは詳しい人や、専門家の力も借りながらサポートしてきました。 そんな雪ちゃんの体調を、多くの視聴者が固唾を呑んで見守っています。 GLUGLUでは、以前、雪ちゃんを迎えてから41日目までの記録を紹介しました。 「余命1週間だからタダであげるよ」 瀕死の金魚を必死に救う女性に注目が集まる 本記事では、その後に更新された雪ちゃんの様子をまとめて紹介します。 空港で注射をしてもらった雪ちゃんに…? 体調の悪い雪ちゃんを連れて、空港の検疫所まで向かった、えみこさん夫婦。 専門家の診察を受け、雪ちゃんに注射を打ってもらったところ、家に帰ってからは大きく泳いで、口をパクパクしていました。 感染症がひどい雪ちゃんは、薬での治療を続けます。専門家から雪ちゃんを3日間薬浴するよう指示された、えみこさんは…。 出典:えみこのおうち 動画はこちら 3日間の薬浴を終えると、次は薬餌(やくじ)を与える指示が出ました。しかし、雪ちゃんは薬餌を食べなくなってしまいます。 薬の入っていないエサは食べる雪ちゃん。専門家に報告すると、薬餌をやめ再び薬浴をするように指示されます。 ストイックな闘病生活に戸惑うえみこさんですが、雪ちゃんはそのおかげか元気になったようです。 ところが、再び心配なことが起きてしまいます…。 雪ちゃんの体調は回復したはずが、再び悪化… お腹の調子を壊してしまった、雪ちゃん。この日は、雪ちゃんが家に来てから53日が経っていました。 余命1週間といわれてから、多くの人の手によってつなげられた雪ちゃんの命。 雪ちゃんはどうなってしまうのでしょうか。 出典:えみこのおうち 動画はこちら 雪ちゃんのために夫が魚の先生のもとを訪ね、薬をもらってきました。 しかし、箱の中に入っていたのは大量の注射器と大量の薬…。しかも夫は、「先生から『もう少しで死ぬかも』といわれた」と報告するのです。 再び病気をぶり返してしまった雪ちゃん。雪ちゃんの体調の悪さを分かりながらも、最悪の事態を考えてしまうと、えみこさんは注射を打つ勇気が出ません。 しだいに雪ちゃんは、痙攣するような発作が見られたり、横になってしまうと自力では起き上がれなくなったりするようになりました。 注射が打てないえみこさんを見かねた夫は、「俺が注射を打つ」といい出したといいます。この言葉が、えみこさんの背中を押しました。 出典:えみこのおうち 動画はこちら 元看護師のえみこさん。注射なら一般の人よりは慣れているでしょう。 動画からは、注射を打つ前の緊張感が伝わってきます。 一度目の注射はうまくいったように見えましたが、ウロコがはがれてしまい雪ちゃんの体から出血が見られました。 同じ失敗を繰り返さないように、えみこさんはカレイを買ってきて注射の練習をします。 その練習の効果もあったのか、二度目はウロコははがれませんでしたが再び出血してしまいました。 これまでの失敗と経験を生かして最後の注射を打ったところ、えみこさんは手ごたえを感じたようです。また、雪ちゃんの体も引き締まり、ウロコが閉じるなど病気の改善も見られました。 そんな注射がうまくいき元気になった雪ちゃんを空港の検疫所の先生に見せに行ったところ、ある心配なことが伝えられます。 雪ちゃんは2023年9月13日現在、元気に過ごしていますが懸念点もあるようです。 その様子は、随時『えみこのおうち』で配信されるので、更新されるたびにチェックしてみてくださいね。 雪ちゃんが回復をして思ったこととは 3日間の注射をうち終えて、雪ちゃんが元気になってくれた様子から、視聴者からは「よく勇気を出して注射をしてくれました!」「とにかく嬉しい、涙が止まらない…」「成功させてすごい!」などの声が寄せられたのだとか。 えみこさんは、そんな反応を見た時に、「もう雪ちゃんは、うちの雪ちゃんではなくみんなの雪ちゃんなんだという感情を抱いた」といいます。 えみこさん よそのおうちの金魚を見ている感覚ではなく、一緒にうちの雪ちゃんを見ているような感覚になっていただけたのではないかと思います。 これにはやっぱり頑張ってくれた雪ちゃん、それに撮影に協力してくれた夫や息子の役割が大きかったように思います。 そんなえみこさんに、今、雪ちゃんに思うことを聞いてみました。 えみこさん 3日間の注射を打ち終えて、すぐの時には、びっくりするほど回復してくれた雪ちゃんの姿を見て涙が出るほど嬉しかったです。 松かさ病から回復し、尾びれもきれいに再生した姿を見て心から嬉しかったです。注射を打つ時に暴れなかった雪ちゃんと、それに貴重な薬を託してくれた先生にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。 えみこさん 雪ちゃんのように、もうダメだと思って見捨てられてしまう金魚でも、あきらめなければ奇跡が起こるのかもしれません。 えみこさんが、金魚への愛情が深く努力を惜しまない理由や、金魚を飼った理由はこちらの記事で答えてくれています。 「余命1週間だからタダであげるよ」 瀕死の金魚を必死に救う女性に注目が集まる 一難去ってまた一難。そんな日々でも、えみこさんは雪ちゃんの回復に全力を尽くします。 そして多くの人のサポートや視聴者からの応援の気持ちは、きっと雪ちゃんの回復につながることでしょう。 [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 えみこのおうち チャンネル登録者数:24万7000人 再生回数: 5383万8913回 この記事をシェアする Share Post LINE
「この子は病気がひどくて、もってあと1週間。この子がそんなに気になるならタダで譲る」
そういわれて、衰弱した高級金魚を家に迎えたのは、12年以上韓国で暮らしている日本人女性・えみこさん。
「生きているうちに少しでも名前を呼んであげたい」と、衰弱していた金魚に『雪ちゃん』と名付け、育てています。
えみこさんのYouTubeチャンネル『えみこのおうち』では、雪ちゃんの闘病生活が配信されており、注目が集まっているチャンネルの1つです。
余命1週間の金魚の現在は…?
余命1週間と宣告された雪ちゃんでしたが、えみこさんの献身的な看病によって、余命の何倍もの月日を過ごしています。
しかし、決して簡単に病気がよくなったわけではなく、さまざまな病気やトラブルがあり、そのたびに、えみこさんは詳しい人や、専門家の力も借りながらサポートしてきました。
そんな雪ちゃんの体調を、多くの視聴者が固唾を呑んで見守っています。
GLUGLUでは、以前、雪ちゃんを迎えてから41日目までの記録を紹介しました。
「余命1週間だからタダであげるよ」 瀕死の金魚を必死に救う女性に注目が集まる
本記事では、その後に更新された雪ちゃんの様子をまとめて紹介します。
空港で注射をしてもらった雪ちゃんに…?
体調の悪い雪ちゃんを連れて、空港の検疫所まで向かった、えみこさん夫婦。
専門家の診察を受け、雪ちゃんに注射を打ってもらったところ、家に帰ってからは大きく泳いで、口をパクパクしていました。
感染症がひどい雪ちゃんは、薬での治療を続けます。専門家から雪ちゃんを3日間薬浴するよう指示された、えみこさんは…。
出典:えみこのおうち 動画はこちら
3日間の薬浴を終えると、次は薬餌(やくじ)を与える指示が出ました。しかし、雪ちゃんは薬餌を食べなくなってしまいます。
薬の入っていないエサは食べる雪ちゃん。専門家に報告すると、薬餌をやめ再び薬浴をするように指示されます。
ストイックな闘病生活に戸惑うえみこさんですが、雪ちゃんはそのおかげか元気になったようです。
ところが、再び心配なことが起きてしまいます…。
雪ちゃんの体調は回復したはずが、再び悪化…
お腹の調子を壊してしまった、雪ちゃん。この日は、雪ちゃんが家に来てから53日が経っていました。
余命1週間といわれてから、多くの人の手によってつなげられた雪ちゃんの命。
雪ちゃんはどうなってしまうのでしょうか。
出典:えみこのおうち 動画はこちら
雪ちゃんのために夫が魚の先生のもとを訪ね、薬をもらってきました。
しかし、箱の中に入っていたのは大量の注射器と大量の薬…。しかも夫は、「先生から『もう少しで死ぬかも』といわれた」と報告するのです。
再び病気をぶり返してしまった雪ちゃん。雪ちゃんの体調の悪さを分かりながらも、最悪の事態を考えてしまうと、えみこさんは注射を打つ勇気が出ません。
しだいに雪ちゃんは、痙攣するような発作が見られたり、横になってしまうと自力では起き上がれなくなったりするようになりました。
注射が打てないえみこさんを見かねた夫は、「俺が注射を打つ」といい出したといいます。この言葉が、えみこさんの背中を押しました。
出典:えみこのおうち 動画はこちら
元看護師のえみこさん。注射なら一般の人よりは慣れているでしょう。
動画からは、注射を打つ前の緊張感が伝わってきます。
一度目の注射はうまくいったように見えましたが、ウロコがはがれてしまい雪ちゃんの体から出血が見られました。
同じ失敗を繰り返さないように、えみこさんはカレイを買ってきて注射の練習をします。
その練習の効果もあったのか、二度目はウロコははがれませんでしたが再び出血してしまいました。
これまでの失敗と経験を生かして最後の注射を打ったところ、えみこさんは手ごたえを感じたようです。また、雪ちゃんの体も引き締まり、ウロコが閉じるなど病気の改善も見られました。
そんな注射がうまくいき元気になった雪ちゃんを空港の検疫所の先生に見せに行ったところ、ある心配なことが伝えられます。
雪ちゃんは2023年9月13日現在、元気に過ごしていますが懸念点もあるようです。
その様子は、随時『えみこのおうち』で配信されるので、更新されるたびにチェックしてみてくださいね。
雪ちゃんが回復をして思ったこととは
3日間の注射をうち終えて、雪ちゃんが元気になってくれた様子から、視聴者からは「よく勇気を出して注射をしてくれました!」「とにかく嬉しい、涙が止まらない…」「成功させてすごい!」などの声が寄せられたのだとか。
えみこさんは、そんな反応を見た時に、「もう雪ちゃんは、うちの雪ちゃんではなくみんなの雪ちゃんなんだという感情を抱いた」といいます。
よそのおうちの金魚を見ている感覚ではなく、一緒にうちの雪ちゃんを見ているような感覚になっていただけたのではないかと思います。
これにはやっぱり頑張ってくれた雪ちゃん、それに撮影に協力してくれた夫や息子の役割が大きかったように思います。
そんなえみこさんに、今、雪ちゃんに思うことを聞いてみました。
3日間の注射を打ち終えて、すぐの時には、びっくりするほど回復してくれた雪ちゃんの姿を見て涙が出るほど嬉しかったです。
松かさ病から回復し、尾びれもきれいに再生した姿を見て心から嬉しかったです。注射を打つ時に暴れなかった雪ちゃんと、それに貴重な薬を託してくれた先生にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
雪ちゃんのように、もうダメだと思って見捨てられてしまう金魚でも、あきらめなければ奇跡が起こるのかもしれません。
えみこさんが、金魚への愛情が深く努力を惜しまない理由や、金魚を飼った理由はこちらの記事で答えてくれています。
「余命1週間だからタダであげるよ」 瀕死の金魚を必死に救う女性に注目が集まる
一難去ってまた一難。そんな日々でも、えみこさんは雪ちゃんの回復に全力を尽くします。
そして多くの人のサポートや視聴者からの応援の気持ちは、きっと雪ちゃんの回復につながることでしょう。
[文・構成/GLUGLU編集部]