「3秒ルールだからセーフ!」って本当に大丈夫なの? 実験して菌の数を調べてみたら…

学習 By - GLUGLU編集部 更新:

「あっ床に落としちゃった!でも3秒ルールだからセーフ!」

落としたものを3秒以内に拾えば食べても問題ないといわれる『3秒ルール』。

食べ物を落としてしまったがために、食べられなくなってしまうのは、もったいない上に、残念ですよね。

「すぐに拾えば菌は付かないだろう」という理由で、落としたものを口にしているかもしれません。

しかし、『3秒ルール』は本当に存在しているのでしょうか…。もし、存在していなければ、『3秒ルール』の概念が変わるかもしれません。

サイエンスアーティストの市岡元気先生のYouTubeチャンネル『GENKI LABO』で、『3秒ルール』の実験動画が公開されました。

『3秒ルール』は本当なの?実験結果は…

実験では、3秒以内で拾った場合と、30秒後に拾った場合で菌の数がどのくらい違うかを検証。

アメ、グミ、ポテトチップス、おにぎりで実験をしてみることにしました。

おにぎりを30秒後に拾った場合は、9個の細菌の塊がありました。3秒以内では、菌の数は半分ほどに減っていたため、元気先生は「3秒ルールもあながちウソではないのかも?」と期待を膨らませます。

ポテトチップスは、おにぎりよりも少ない3個の細菌の塊が確認できました。

この結果に、元気先生は「おにぎりより面積が狭いから、それを考えるとあまり変わらないのかも」と考えます。3秒以内に拾ったポテトチップスには、ほぼ細菌は見えませんでした!

グミとアメの結果はどうだったのでしょうか…。おにぎりよりも硬いグミとアメ。この特徴がどのように功を奏すのか見どころです。

落とす場所を変えたり、落とすものを変えたりして実験を繰り返すことで、より詳細な結果を得ることができるでしょう。

ただし、菌が付いた食べ物を食べると、お腹を壊す可能性があります。『3秒ルール』が実験で確認されても、食べる時は自己責任ということを認識しておきましょう。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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  • チャンネル登録者数:103万人
  • 再生回数: 10億3356万4170回
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