分かっている長さは1つだけ! 中学受験レベルの算数問題が、頭の体操になる

学習 By - GLUGLU編集部 更新:

YouTubeチャンネル『【中学受験算数】理数館の算数の人』の写真

中学受験算数に必要な解法を、数分程度の短い時間で発信しているYouTubeチャンネル『【中学受験算数】理数館の算数の人』。

「このチャンネルの動画を全部見れば、中学受験算数は網羅できる!」といえるような、全単元の動画ライブラリを作ることが目標のチャンネルです。

あなたは解ける?中学受験算数の図形問題

興味のある人は、次の問題にチャレンジしてみましょう!

解くのは「正方形の両端に正三角形がくっついた図形の、全体の面積を求めよ」という問題です。

分かっているのは、正方形の右上の頂点と、左側にくっ付いた正三角形の頂点とを結ぶ線の長さが10㎝ということのみ。

動画では、3分間のシンキングタイムののち、解法が公開されます。

まず、この問題はこのままの形で解くのではなく、1つの正三角形を正方形の上に移動させてから解きましょう。

すると、10㎝を底辺とする三角形と合同の三角形が1つでき、さらに10㎝の辺は合同の三角形の底辺と90°で交わっていることが分かります。

次に、左下にある三角形を移動させることで、対角線が10㎝ずつで、90°で交わっている四角形に等積変形することができました。

等積変形とは,図形の面積の大きさを変えずに、形を変えることを指します。

最後に、四角形の面積の公式を使うと…10㎝×10㎝÷2=50㎠が答えです。

三角形を移動させることと、四角形に等積変形をすることという、2点のポイントを抑えたら解けますね!

子供にとっては学習のおさらいに、大人にとっては頭の体操になりそうな『【中学受験算数】理数館の算数の人』。

5分程度の動画が多いので、スキマ時間に、ほかの問題にも挑戦してみてはいかがでしょうか。


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

【中学受験算数】理数館の算数の人

【中学受験算数】理数館の算数の人

  • チャンネル登録者数:1万300人
  • 再生回数: 350万2876回

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