ゴールデンボンバー・鬼龍院翔「大炎上したら終わり…」 毎年恒例にしたいこととは

芸能 By - GLUGLU編集部 更新:

ゴールデンボンバー・鬼龍院翔さんの写真

ヴィジュアル系エアーバンド『ゴールデンボンバー』のメンバー・鬼龍院翔さんが2022年から始めた、とある年末恒例企画をご存知ですか。

自身のヒット曲『女々しくて』の歌詞を、その年の流行語に替え歌して、忘年会のカラオケ用とするものです。

誰もが知っている曲が、1年を振り返るような歌詞に替え歌され、クスッと笑える仕上がりになっていますよ。

GLUGLUでは、2022年と2023年に『女々しくて』の替え歌動画を紹介しました。

今回、替え歌をした本人・鬼龍院さんにインタビューで話をうかがうことに!今回のような替え歌が誕生した背景や、自分たちの楽曲を制作する際の作詞との違いなどを聞きました。

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鬼龍院翔「流行語替え歌を毎年の恒例行事にしたい」

『「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞』のノミネート30語から、流行語を選んで歌詞を作る鬼龍院さん。

毎年、替え歌する作業は簡単ではないでしょう。それでも、2年連続で作った理由を聞いてみました。

鬼龍院翔さん

僕、インターネットが大好きで、毎年『裏紅白歌合戦』というサイトを見るのが年末恒例の楽しみなんです。

だから、『裏紅白歌合戦』みたいなものを作れたらいいなって思いました。

『裏紅白歌合戦』とは、架空の歌合戦。その年に話題になった人を、『NHK紅白歌合戦』のように出場者にラインナップさせる、ネット上の少し危険なネタイベントです。

鬼龍院さんは、このサイトを見るのが毎年の年末恒例の楽しみになっているといいます。

鬼龍院翔さん

『裏紅白歌合戦』は、キレが鋭いんですよ。触れちゃいけないようなものにもバンバン触れているし…。

ネットを見ている方は、ちょっと危ないジョークとかが好きで、インターネットってそういうものと親和性が高いと思っています。

鬼龍院翔さん

毎年恒例のちょっとクスッて笑えるような流行語を入れて、「今年も楽しみだな」という恒例行事にしたいというのが初めからありました。

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2022年、2023年と2年連続で投稿してきた『女々しくて』の流行語替え歌バージョン。2024年以降も続けていくのかを聞いてみると…。

鬼龍院翔さん

続けていきたいですね。大炎上したら終わりですけど(笑)。その辺は大人数で会議しているから大丈夫だと思います。

でも、近年は変わった角度から炎上することが多いですからね…(苦笑)。毎年恒例で安全にやっていけたらいいなと思っています。

鬼龍院翔さん

『ゴールデンボンバー』もよく変なパフォーマンスをするグループなので、「どこまで大丈夫か」という話し合いはずっとやってきているんですけど、今回は動画に出ているところがギリかなと思っています(笑)。

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元からあるヒット曲に合わせて替え歌するのと、新しい楽曲に作詞するのとでは、それぞれの大変さがあるでしょう。

鬼龍院さんに違いを聞いてみると、「どちらも難しい」という答えが返ってきました。

鬼龍院翔さん

自分のメロディーに思い付くままの歌詞を付けるというのは、0から1にするので、当たり外れが大きいんですよね。でき上がってみたら「何を書いているんだかよく分からない」みたいなことにも、なりがちです。

歌詞を作る時は、その曲がどんなシチュエーションで、何を伝えたいのか。どんなテーマなのかが強くないといけないと思っています。

鬼龍院翔さん

2010年に発売した曲『元カレ殺ス』のようにテーマがはっきりしていると、0から1にいいものができるんですけど、強烈なテーマがない曲がほとんどなので、そうすると曲によって弱かったり、印象が薄い歌になったりしちゃうんですよね。

だから0から1の作詞はすごく難しくて、当たりが出にくい理由もこういった部分にあると思っています。

2010年に、『ゴールデンボンバー』がリリースした楽曲『元カレ殺ス』。

交際している相手の女性には以前交際をしていた男性がいて、「元カレがいなければ…」というネガティブな思いを歌詞にしたものです。

鬼龍院翔さん

流行語替え歌は、いい話題も悪い話題も、いじり目線のワードが入っているので、楽曲の歌詞として65点ぐらいは確実な題材だと思います。

作詞が100点か0点かみたいな、すごく振り幅が大きいものだとしたら、流行語替え歌は、つまらないことはないだろう…と。

「見ている人のハードルも下がりますしね」と話す鬼龍院さん。流行語替え歌は「『創作』という意味ではラクなのかもしれない」といいます。

鬼龍院さんは、流行語替え歌と、作詞の違いをこのようにまとめました。

鬼龍院翔さん

オリジナルの作詞は、本当に当たり外れが大きい。

流行語替え歌は、「そこそこ面白くなるだろう」っていうのが見えているので、だからこそ毎年できると思っています。

「何も歌詞に入れられない年はないと思う」と話す、鬼龍院さん。流行語が発表される限りは、替え歌ができることでしょう。

鬼龍院翔が考える『創作』と『作業』の違い

流行語替え歌を見た視聴者からは「言葉を入れ替えるのがうまい」「天才」などといった称賛の声がたくさん上がっていました。

鬼龍院さんは、視聴者のコメントを見てこのように思っているといいます。

鬼龍院翔さん

投稿してすぐは、コメントを見ています。「今年もやってくれて嬉しい」などのコメントを見ると「やってよかった」って思います。

でも「言葉のはめ込み方が天才」というコメントは、ちょっと違うと思うんですよ。

鬼龍院翔さん

というのも、プロの作詞家から見たら「何もすごいことやってないよ、この人」っていう評価だと思います。

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鬼龍院さんは、冷静な視点で『創作』と『作業』の違いをこのように語りました。

鬼龍院翔さん

『創作』は自分のセンスに基づいて表現すること。『作業』は決まったゴールに向かって組み立てていくこと。

オリジナルの絵を描くのと、設計図通り家を建てる、画家と大工ぐらい違います。

鬼龍院翔さん

使う頭が違うんですよね、替え歌の作詞はパズルみたいな側面が大きくて時間かけたらみんなできると思うんですよ。

それを短い動画に編集しているから、「すごい」と思ってもらえるだけです。

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『女々しくて』替え歌のジャケ写は、ケチ魂のこだわり

音楽配信サービスでも聞くことができる『女々しくて 2023流行語ver. 』。

CDを発売しなくても、配信のためにジャケット撮影が必要となります。

鬼龍院さんは、当初ジャケットのことを考えていなかったのだとか。スタッフから「ジャケット写真(以下、ジャケ写)が必要です」といわれて気付いたといいます。

鬼龍院翔さん

僕からしたら、「1個ボケられるところがありますけど、どうします?」といわれたようなものです。

その流行語の中のものをできるだけ身に着けて詰め込んだ、節操がないジャケ写にしようってなりました。

2023年の衣装は、ビニール袋で作った漫画『推しの子』の星野アイ。2022年も、ビニール袋で作った衣装でした。

『女々しくて 2023流行語ver.』のジャケット

『女々しくて 2023流行語ver.』のジャケット

衣装には、『ゴールデンボンバー』のポリシーが反映されているといいます。

鬼龍院翔さん

誰も求めていない部分にお金をかけないことが、僕は大事だと思っています。「これにお金をかけて誰が喜ぶの?」ってよくいうんです。

そんな話を繰り返していたら、ファンがビニール袋のほうが喜ぶようになっちゃったんですよね。「またビニール袋か。ガサガサいってるな」って。

鬼龍院翔さん

ケチ魂のこだわりが、ビニール衣装になっているということです(笑)。

メンバーからは、替え歌について2022年から特に言葉はないそうで、関連する会話もしたことはないといいます。

これについて鬼龍院さんは「僕が作った曲だから、メンバーの断りもいらない」と、コメントしていました。

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ライブパフォーマンスの面白さと、動画での面白さの違いを、鬼龍院さんはこのように考えているのだとか。

鬼龍院翔さん

ライブ演出は、アクションが激しいか、派手かどうかで考えますね。

動画の面白さは、最近は減りましたが公衆の面前で恥ずかしいことをするとかですかね…。

鬼龍院翔さん

ライブ会場は、少なからず用意されたステージで求められているところに出ていっているので、恥ずかしい格好をしてもあまり面白くないんですよ。

でも、街中とかアウェイの中で、恥ずかしい格好をしているというのがすぐ理解できると、面白いんですよね。

「面白い」を追求する鬼龍院さん。見せ方も、時と場所によって意識をしているようです。

チャンネル情報

ゴールデンボンバー公式

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  • チャンネル登録者数:42万2000人
  • 再生回数: 3億1423万816回
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