飛行機内でドリンクや機内食のサービスをしたり、もしもの時に安全を確保したりする客室乗務員（以下、CA）。

笑顔でサービスをしてくれるCAが多いですが、時には理不尽なクレームをいわれ、不満がたまることも多いようです。

元外資系CAで、お笑いタレントのCRAZY COCOさんは、現役CAと既卒CAから普段はいえない本音を募集。すると、たくさんの不満が寄せられたといいます。

CRAZY COCOさんは寄せられた内容の一部を音読。CAは普段どんなことを思っているのでしょうか。

不満がたまったCAからの逆クレーム

寄せられた内容には「カスタマーハラスメントをやめろ！荷物は預けろ！トイレはキレイに使え！」と、心にたまった不満が爆発したものがたくさんありました。

質問を読み上げているうちに、CRAZY COCOさんもいいたいことを思い出したようで、「トイレのラッシュアワーを覚えておいて！」と声を大にして、いいました。

ご飯のあとは、トイレが混雑しがち。機内のトイレの数は限られているので「ご飯の前に行っておこう」と呼びかけていました。

飛行機が揺れると、シートベルトの着用サインが出るためトイレに行くこともできなくなります。そのため、食事前にトイレを済ませておくと混雑にならずいいでしょう。

また、シンプルに「召使（めしつかい）ではございません」「お互い機嫌よく飛ぼう？」といった内容もあったようです。

空港に到着後、CAが「本日はありがとうございました」と声をかけている前を通る時、みなさんは挨拶をしているでしょうか。

寄せられたメッセージには「挨拶を返してくれたり、『ありがとう』っていってくれたりするだけでお仕事を頑張れる」と書いてありました。

CRAZY COCOさんは、「スーっていく人もいるけど、会釈ぐらいしよう」と呼びかけます。

無断撮影、セクハラをする飛行機の客に悩むCA

『今まで出会った最悪な客』というテーマに寄せられたのは驚きの内容でした。

メッセージを送った人は、「今となっては、安全阻害行為で下ろしたい案件。今思い出しても腹が立つ」といっていました。

これについて、CRAZY COCOさんは、「CA業界では、日本人のサラリーマンが一番タチが悪いといわれている」と明かします。

ほかにも、肘でCAのお尻を触ってくる客や、カメラを向けて無断で撮影をする客がおり、CAたちは「やめてほしい」と訴えました。

また、土地柄の『あるある』なのか、北海道にある新千歳空港発ではお土産を大量に持ち込む人が多いらしく、「お土産、減らせませんか」といった声も上がっています。

動画の中では、客がよかれと思って、機内食の皿を重ねて返却する行為が、実はCAにとってはありがた迷惑などと、CAならではの目線で寄せられた内容も多数読み上げられました。

CRAZY COCOさんは、どんな内容も面白く取り上げているので、普段あまり飛行機に乗らない人でも楽しめるでしょう。

CAも客も、お互い気持ちよくフライトするために、一度目を通してみてはいかがでしょうか。

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[文・構成／GLUGLU編集部]