絶対入れちゃダメ! 東京消防庁がバーベキューについて注意喚起

キャンプ・アウトドア By - GLUGLU編集部 更新:

バーベキューの写真
※写真はイメージ

休日に家族や友人などと集まって、バーベキューをする人もいるでしょう。

木炭などに火をつけて、直火で焼いた肉や野菜を食べると、普通に調理するのとは違った味わいになりますよね。

バーベキューコンロの火力が足りなくなってきた時、燃えやすいものを加えたくなりますが…ちょっと待ってください!

バーベキューの火に直接かけないで!東京消防庁が注意喚起

東京消防庁によるYouTubeチャンネルでは、バーベキューコンロに身近な危険物を入れた、検証動画が公開されています。

使い方によっては大きな事故につながってしまうものについて、1つずつ見ていきましょう。

その1:ジェルタイプの着火剤

ジェルタイプの着火剤は、使い方に注意が必要です。

バーベキューの炭火にかけると、火が激しく燃え、引火してしまう場合があります。

防火服を着た消防隊員が検証したところ、チューブから出た着火剤にすばやく引火。

燃えている火に着火剤を注ぎ足すのはやめ、商品の取り扱い説明にしたがってくださいね。

その2:消毒用アルコール

消毒用アルコールの写真

※写真はイメージ

消毒用アルコールも、バーベキューの炭火にかけてはいけません。

長袖Tシャツを着せた人形を置き、遠くからバーベキューコンロに消毒用アルコールをかけて検証。

弱まっていた火が激しく燃え上がり、人形のTシャツに引火してしまいました!

また、消毒用アルコールに引火すると、明るい場所では見えにくい、青白い火になってしまうのだとか。

見づらい上に火力も強いので、動画では「危険ですので絶対にやめましょう」と注意喚起していました。

その3:ホワイトガソリン

ランタンやバーナーなどの燃料になるホワイトガソリンは、消毒用アルコールよりも引火性が高く、たとえ少量でも危険だといいます。

動画では、20㎖のホワイトガソリンをバーベキューの炭火にかけて検証しました。

すると、バーベキューコンロから大きな火柱が上がり、爆発的に引火!

とても危険なので、バーベキューの炭火を強める目的で使用するのはやめましょう。

バーベキューの写真

※写真はイメージ

どれも火がつきやすそうなイメージがあるからといって、軽い気持ちでバーベキューの火にかけると、大変なことになってしまうようですね。

激しく引火する様子や、詳しい解説などは、こちらの動画からご覧ください。バーベキューをする際は、火の取り扱いに注意しましょう!

動画はこちら


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

東京消防庁公式チャンネル

東京消防庁公式チャンネル

  • チャンネル登録者数:4万3300人
  • 再生回数: 2573万8509回

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