10年高島屋に勤めたおばあちゃんが持つ、スゴ技に「何回も見ちゃう」「気持ちがいい」の声

クラフト・アート By - GLUGLU編集部 更新:

2023年11月で90歳になる、スゴ技を持つおばあちゃんが登場するYouTubeチャンネル『いくこの日常』。

祖母である幾子さんの日常の様子を、孫が撮影し、投稿しています。

なんでも包装紙でラッピングするおばあちゃん

幾子さんは、高校卒業後に百貨店の『高島屋』に10年余り勤めていました。

赤ちゃんのオモチャ売場、陶器やガラス食器売り場、清水焼の作家の花器売場などの担当を経て、最後に編み物の新しいデザインを作って、教えながら販売をする場所で働いていたといいます。

YouTubeを始めようとしたきっかけは、幾子さんが入院したことだったそうです。

幾子さんの孫

2023年5月中頃の朝方、祖母が転倒し大腿骨を骨折。入院生活を経て同年6月末に家に帰ってきました。

私は、介護の仕事をしていた経験から「何かできないか」と考え、思い付きでYouTubeを始めてみました。それによって、幾子さんの新しい目標ができたり、楽しみが増えたりしたらいいなと思ったからです。

幾子さんの孫

また、動画を見てくださっている方々が少しでも高齢化社会に目を向けてくださると嬉しいです。

幾子さんは「初めは何も分からずでしたが、だんだん楽しくなって今では自分で企画することもあります」と話します。

家族はいつも動画を見て感想をいい、時にはアドバイスをくれることもあるのだとか。

『いくこの日常』が開設されたのは同年の7月。それから約3か月でチャンネル登録者数は1万人を超え、300万回再生を超えるショート動画も投稿されています。

その動画がこちらの、バトミントンのラケットをラッピングする動画。箱に入っておらず、ガットとグリップ部分ではサイズに大きな違いもあります。幾子さんは、どのように包むのでしょうか。

ラケットを渡された幾子さんは「はい!貸してください」と、戸惑う様子を見せず包装紙の上にラケットを置いて位置を調整。

丁寧に折っては、テープで止めて、中身のラケットが見えないように包んでいきます。

あっという間に、細長い三角形のようなシルエットで包み終えた幾子さん。

「これでどうですか?」という幾子さんに、孫も「きれい!」と称賛します。

幾子さんのスゴ技に、コメント欄には「手際がよくて見ていて気持ちがいい」「ラケットってこんなにきれいに包めるものなんだ」「何回も見てしまう!」といった声が寄せられていました。

そして、多くの人が注目していたのは、幾子さんの包装紙の扱い方。

「花の見え方を意識されていそう」「細かいところまで意識されていそうですごい」といった声が上がっていました。

幾子さんは、ラッピングをする時にこのようなことに気を付けているのだとか。

幾子さん

包む品物の大きさを見て、紙のサイズを決めます。そして花柄などが表にくるように心掛けて美しく包装します。

ちなみに包装紙は、高島屋の二代目の包装紙に似たモノを購入して使用しているそうです。

幾子さんのスゴ技はまだまだありますよ!箱に入っていないヒールの靴を、孫から渡された幾子さん。すると…。

まずは小さな包装紙で、靴がバラバラにならないようにまとめます。それから大きな包装紙で全体をきれいにラッピング!

箱がなくても、きっちりとまとまったプレゼントになりました。知識と経験があるから、なせるワザですね!

最後に「包めた!」とにっこり笑う、幾子さんのかわいらしい一面にも反響が上がっていました。

ラッピングおばあちゃんが教える包むコツ

幾子さんは、箱の包み方も紹介しています。ほかの動画を見て、ラッピングに興味を持ったら幾子さんに習ってみてはいかがでしょうか。

『いくこの日常』では、ショート動画で、お菓子の『じゃがりこ』や、ボール、自転車のオブジェなどイレギュラーなラッピングでも、幾子さんが見事な腕前を披露しています。

幾子さんに包めないものなど、この世にあるのでしょうか…。孫が持ってくる無理難題なお題と、幾子さんのラッピング術にこれからも目が離せませんね。


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

いくこの日常

いくこの日常

  • チャンネル登録者数:5万1500人
  • 再生回数: 3650万8838回
関連ワード
Pickupクリエイター

この記事をシェアする