古い扇風機、こんな異変があったら使わないで！　もしかしたら火事になるかも…

物を大切にして、いつまでも長く使うことはとてもいいことでしょう。

しかし、家電においては、危険な場合があります。

『レトロブーム』で、実家から昔の食器や家電を見つけて、日常で使っている人もいるかもしれません。

例えば、昔ながらの扇風機を、実家で見つけて久々に使ってみたり、手入れをせずにずっと使い続けていたりしたら、ちょっと待ってください！

家電によっては、標準使用期間などが明記されています。明記されている期間を過ぎても使うことはできますが、経年劣化で事故につながる可能性も…。

昔ながらの扇風機も、経年劣化で突然、炎が立ちのぼることがあるかもしれません。

経年劣化の家電を使う危険性を、『独立行政法人 製品評価技術基盤機構』のYouTubeチャンネル『NITE official』で実験しています。

古い扇風機は危険？チェックポイントは…

久々に出してきた扇風機。「少し異常があっても、動くからいいや…」とそのまま使い続けていると、煙が出てきました。

そして、バンッという爆発音とともに火花が散ったのが見えます。

静かに燃える範囲が広がり、モーター部分が炎で溶けてしまいました。

扇風機を久々に使う場合は、まずスイッチを入れたら羽が回転するかを確認。

電源コードを触っても回転に変化はないか、羽から異音がしたり振動を感じたりしないかをチェックしてみましょう。

首振り機能が不規則だったり、モーター部分が熱くなっていたりしたら、ただちに使用を中止してください。

安全に使うための詳しいチェック項目は動画で確認してくださいね。

場合によっては、製造元から使用の中止が呼びかけられていたり、リコールの対象製品の場合もあります。

もし対象の場合は、異常がなくても使用することはやめましょう。

物を大切にし、長く愛用する一方で、経年劣化などで事故につながらないようにしたいですね。

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[文・構成／GLUGLU編集部]