お金も機材もいりません 映像のプロ厳選・撮影時に意識したい構図は…

ガジェット By - GLUGLU編集部 更新:

YouTubeチャンネル『Yuichi Ishida』の動画サムネイル

「なんだか、画がうまく決まらないな…」

スマートフォン(以下、スマホ)で写真や動画を撮影した時、こんなふうに感じたことはありませんか。

うまく説明ができないけれど、どこかしっくりこない場合は、あることに気を付けるだけで、出来がよくなるかもしれませんよ。

スマホでも、映像品質がアップ! プロが教える9つの構図

YouTubeチャンネル『Yuichi Ishida』では、映像クリエイターの石田裕一さんが、動画撮影時に意識したい9つの構図について解説しています。

「お金や高級な機材は必要なく、スマホがあればできるので、ぜひチャレンジしてください」という、石田さん。

動画で紹介されている9つの構図を活用すれば、動画のクオリティが上がるので、覚えておいて損はありませんよ。

撮影時に意識したい構図1:リーディングライン

1つ目の構図は、リーディングラインと呼ばれるもの。

動画のカットの中にラインを引くことで、画面に奥行きが生まれます。

YouTubeチャンネル『Yuichi Ishida』の動画キャプチャー

出典:Yuichi Ishida

また、ラインに向かって被写体を移動させるなど、動きをつけることで視聴者の視線を誘導し、ストーリーを持たせることもできるのだとか。

映像が立体的な印象になるので、ほかのカットとうまく使い分けたい構図ですね。

撮影時に意識したい構図2:三分割構図

続いては、三分割構図についてです。

写真撮影でも用いられるテクニックで、画面に縦横2本ずつ線を引き、画面を9つのブロックに分ける考え方です。

線が重なる部分に、動画の主人公や、際立たせたい被写体などを置くと、美しい構図になるといいます。

ちなみに、インタビューを撮影する際は、話し手の近くに大きめのスペースを作ると、安心感を演出することができるのだとか。

三分割構図を覚えるために、カメラの設定を変更して、画面にグリッドを表示させてみましょう。スマホでも対応している場合がありますよ。

YouTubeチャンネル『Yuichi Ishida』の動画キャプチャー

出典:Yuichi Ishida

撮影時に意識したい構図3:シンメトリー

3つ目の構図は、シンメトリーです。

人間が美しいと感じやすい構図で、画面の左右や上下が対称になっている状態を指します。

動画を撮影する際は、シンメトリーな風景を探してみてくださいね。

撮影時に意識したい構図4:ネガティブスペース

石田さんが4つ目に挙げた構図は、画面全体を単色や単一の柄で覆うことを意味する、ネガティブスペースというもの。

被写体の周りをワンパターンな見た目にすることで、被写体そのものの存在感が増します。

YouTubeチャンネル『Yuichi Ishida』の動画キャプチャー

出典:Yuichi Ishida

反対に、被写体の周りにさまざまな色やパターンが存在すると、視聴者に雑多な印象を与えてしまうため、注意が必要です。

動画では、残りの『フレーミングイン』『デプス』『ドミナンスサブジェクト』『額縁構図』『日の丸構図』という5つの構図についても解説されています。

Vlogや写真などを撮影する際に、生かしてみてくださいね!


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

Yuichi Ishida

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  • チャンネル登録者数:7万1900人
  • 再生回数: 673万8495回
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