『高校あるある』が大人気の土佐兄弟はどんな高校生だった？　その素顔に迫る！

僕は本当に、動画のままという感じの生徒でしたね。

クラスに必ずいる、サッカーをやってて、明るくてずっとチョロチョロしているやつみたいな。

僕はね、めちゃくちゃ目立ちたがりな性格だったんですよ。

それこそ「目立つためには何でもやる」って感じで、生徒会長になったり、バンドをやってみたり…。

あとは高校生向けの雑誌に載せてもらって、文化祭の告知とか男性目線で答える悩み相談なんかをしてましたね。

「おかしいな～」と思っていましたね。

そんな風に思ってたの…！？

そうですね、やっぱり「目立ちたい」っていう気持ちはあるんですけど、僕みたいなタイプって、多分あんまりいないんですよ。

弟も「なんでこんなことするんだろう」って理解できなかったぐらいなんで。

だから、そんなのを『あるある』にしても「まったく共感を得られないだろうな」って考えて。

それなら、僕が出るんじゃなくて、弟のリアルな日常を出したほうが「共感してくれる人は多い」と思ったんですよね。

僕は反対に一番多いタイプというか、ちょうど高校生の平均値だったんじゃないかと思います。

好きな子がいて「告白しようかな、どうしようかな、いや無理か…」っていっているような。

でも、お兄ちゃんみたいなタイプは、そういう時に「告白するわ」ってなるんで、それを見て「お前行くの…！？」とかいっているのが僕です。

そうですね、みんなのいいとこ取りをさせてもらっているのかな（笑）。

えっと、「こういう動画を撮りたいな」っていうのをバーッと書き出して「今日はこれを撮ります」ってお兄ちゃんに渡して、１つずつ順番に撮影していますね。

前日とかネタを考え付いた時に「こういう風にしよう」っていうのはいろいろ考えておくんですけど、撮影自体はそんなに時間をかけていないです。

事前にタイトルだけが送られてきて、大体それを見ればイメージが付くので、現場で簡単に補足をしたり調整したりして撮ってますね。

１ネタ撮るのに、１～２分とかじゃないかな。

３０とか…５０ネタくらいをまとめて撮っておいて、１つの動画につき３ネタくらいで編集して順次公開していますね。

僕が１人で２役を演じたネタですかね。

まず、Aくんのセリフをバッとしゃべって、その後にまた別のBくんとして２人の会話になるように話すという感じで撮影している動画がありまして。

このパターンの動画を公開した時は、我ながら「僕らにしかできないんじゃないか」って思ったし、けっこう反響がありましたね。

それなので、もっとたくさんの人に見てもらいたいです。編集も大変だと思うし。

ほかの動画よりは、まあ大変だけど、覚えてしまえばなんてことないかな。

ただ、このやり方を編み出した時は「よっしゃあ！」ってなりましたね。

でも、合成した時にうまいこと掛け合いになるのは、撮影の時点で有輝の演技がすごいだからだと思います。

本当に「なんでできるの」って不思議です。