転換期が3つあったYouTube 震災、コロナ禍、あと1つは… ビジネス By - GLUGLU編集部 更新:2022-07-06 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ 私たちが日常でよく使っているYouTube。 日本版が誕生したのは、実は2007年ということを知っていましたか。 今では、HIKAKINさんや、はじめしゃちょーさんのような人気YouTuberが、YouTube界を盛り上げています。日本版YouTubeが始まった頃はどんな動画が人気を集めていたのでしょうか。 2022年6月20日、YouTube Japanは『15年間総まとめ国内トップブレイク動画』を公開しました。 そこには驚きの結果が載っていたのです。何かというと…。 クリックすると画像を拡大します 2021年にチャンネル登録者数1千万人を突破したHIKAKINさんのチャンネルが、2007年にもっとも再生された動画としてランクイン! さすが、日本のYouTube界を引っ張るYouTuberですね。 GLUGLUでは、日本版YouTubeが2022年で15周年を迎えたことに際して、YouTubeに取材し、さまざまな記事を公開しています。 YouTube Japan 15周年 特別企画 今回は、上記のように年表を見ながらYouTubeの変化についてYouTubeの担当者とGLUGLU編集部が考察してみました。 この記事を読めば、今後のYouTubeの傾向が分かるかもしれません…! YouTubeの未来が予測できそう!?3つの転換期 前述の『15年間総まとめ国内トップブレイク動画』を見ると、「3つの転換期に分けられるのではないか」と考察したGLUGLU編集部。 それぞれの時代によって変わる、動画の人気ランキングを見てみましょう。 2008年から収益化が始まるも… 2007年に始まった、日本版YouTube。翌年2008年には収益化が始まりました。 2022年現在、『YouTuber』を生業とし、動画投稿の収益で生活している人たちもいます。当初から収益化を目的にYouTubeへの動画投稿をしている人は多かったのでしょうか。 2007~2010年のトップ動画ランキングを見ると…。 クリックすると画像を拡大します クリックすると画像を拡大します YouTubeの初期から続く人気ジャンルの1つだというかわいい犬や猫の動画。 収益化は始まっているものの、当時はまだYouTubeがメジャーではなかったからか、ホームビデオのような動画が多くありました。 そして、2011年。東日本大震災を機にYouTubeの使われ方に変化が出てきます。 テレビだけではない、情報を得る手段の1つに 2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。電気や水が止まったり、計画停電があったり、テレビからは情報が得られない場合もあったでしょう。 総務省によると、当時のスマートフォン(以下、スマホ)保有率は14.6%。スマホ、パソコンを使い、YouTubeで情報を得る人も多かったようで、ニュース系の動画がランキングにも入りました。 クリックすると画像を拡大します 東日本大震災の影響で、ニュース系の動画がよく再生されました。 この頃からクリエイターばかりではなく、企業やニュース、テレビなどのアカウントも増加。 当初はニュース速報としてYouTubeが使われることが多かったようですが、近年では、ニュースの深掘りとして活用しているメディアも増えたそうです。 また、2011年にはライブ配信を開始。2012年には、はじめしゃちょーさんや、GLUGLUでも取材したYouTubeチャンネル『とある男が授業をしてみた』の葉一さんがYouTubeを始めます。 『教育系YouTuber』の葉一さん 動画で勉強を教えるワケを聞いてみた さらに、それまで海外のミュージックビデオが『国内トップブレイクランキング』に入っていましたが、2013年頃には日本のミュージックビデオが続々とランキングに入ってくるのです。 ホームビデオのような感覚の動画を投稿する場ではなく、エンタメとして楽しめる場に変わりつつあったのがこの時代でしょう。 クリックすると画像を拡大します 出典 総務省 関連ワード YouTube特集インタビュー この記事をシェアする Share Post LINE
私たちが日常でよく使っているYouTube。
日本版が誕生したのは、実は2007年ということを知っていましたか。
今では、HIKAKINさんや、はじめしゃちょーさんのような人気YouTuberが、YouTube界を盛り上げています。日本版YouTubeが始まった頃はどんな動画が人気を集めていたのでしょうか。
2022年6月20日、YouTube Japanは『15年間総まとめ国内トップブレイク動画』を公開しました。
そこには驚きの結果が載っていたのです。何かというと…。
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2021年にチャンネル登録者数1千万人を突破したHIKAKINさんのチャンネルが、2007年にもっとも再生された動画としてランクイン!
さすが、日本のYouTube界を引っ張るYouTuberですね。
GLUGLUでは、日本版YouTubeが2022年で15周年を迎えたことに際して、YouTubeに取材し、さまざまな記事を公開しています。
YouTube Japan 15周年 特別企画
今回は、上記のように年表を見ながらYouTubeの変化についてYouTubeの担当者とGLUGLU編集部が考察してみました。
この記事を読めば、今後のYouTubeの傾向が分かるかもしれません…!
YouTubeの未来が予測できそう!?3つの転換期
前述の『15年間総まとめ国内トップブレイク動画』を見ると、「3つの転換期に分けられるのではないか」と考察したGLUGLU編集部。
それぞれの時代によって変わる、動画の人気ランキングを見てみましょう。
2008年から収益化が始まるも…
2007年に始まった、日本版YouTube。翌年2008年には収益化が始まりました。
2022年現在、『YouTuber』を生業とし、動画投稿の収益で生活している人たちもいます。当初から収益化を目的にYouTubeへの動画投稿をしている人は多かったのでしょうか。
2007~2010年のトップ動画ランキングを見ると…。
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YouTubeの初期から続く人気ジャンルの1つだというかわいい犬や猫の動画。
収益化は始まっているものの、当時はまだYouTubeがメジャーではなかったからか、ホームビデオのような動画が多くありました。
そして、2011年。東日本大震災を機にYouTubeの使われ方に変化が出てきます。
テレビだけではない、情報を得る手段の1つに
2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。電気や水が止まったり、計画停電があったり、テレビからは情報が得られない場合もあったでしょう。
総務省によると、当時のスマートフォン(以下、スマホ)保有率は14.6%。スマホ、パソコンを使い、YouTubeで情報を得る人も多かったようで、ニュース系の動画がランキングにも入りました。
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東日本大震災の影響で、ニュース系の動画がよく再生されました。
この頃からクリエイターばかりではなく、企業やニュース、テレビなどのアカウントも増加。
当初はニュース速報としてYouTubeが使われることが多かったようですが、近年では、ニュースの深掘りとして活用しているメディアも増えたそうです。
また、2011年にはライブ配信を開始。2012年には、はじめしゃちょーさんや、GLUGLUでも取材したYouTubeチャンネル『とある男が授業をしてみた』の葉一さんがYouTubeを始めます。
『教育系YouTuber』の葉一さん 動画で勉強を教えるワケを聞いてみた
さらに、それまで海外のミュージックビデオが『国内トップブレイクランキング』に入っていましたが、2013年頃には日本のミュージックビデオが続々とランキングに入ってくるのです。
ホームビデオのような感覚の動画を投稿する場ではなく、エンタメとして楽しめる場に変わりつつあったのがこの時代でしょう。
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