いつまでたっても墨が出てくる…! 筆の洗い方テクニックを書家が紹介

学習 By - GLUGLU編集部 更新:

学習指導要領では、小学3年生以上は毛筆を使う授業を年間30時間程度と定められている書道の授業。

学校の書道で使った筆を、自宅で洗うという家庭も少なくありません。

いくら洗っても筆から墨が出ると、いつまで洗うべきなのか分からなかったり、洗い場が墨で汚れるのがおっくうだったりするでしょう。

YouTubeチャンネル『華鳳先生の書道学校』では、筆の洗い方のテクニックを紹介しています。

中間までおろした筆と、すべておろした筆では洗い方が異なるので2パターンを解説。

新品の筆を使用後すぐに洗う場合は、ぬるま湯をコップに入れて洗うと、飛び散らなくていいといいます。

洗ったら、毛の向きをそろえて、乾かす時は吊るしましょう。寝かして乾かすとカビたり、痛んだりするのでNGです。

書きやすい筆にするために、筆の腰の部分に糸を巻いて固定させるといいのだとか。ぜひ試してみてくださいね。

書道が上手くなるコツは?

筆できれいな文字を書けたらかっこいいですよね。

そのためには、日々努力が必要でしょう。書道が上達するための3つの練習法が紹介されています。

書き初めをする際にも、この練習をして筆に慣れてから書いてみるといいかもしれませんよ!

円運動、ジグザク、リズムの3つの練習方法を紹介。漢字の払いなどにも生きる基礎練習だといいます。

筆遣いが上手くなるテクニックは、こちらの動画でも公開されていますよ!

筆の流れが続いているように見せる筆脈。

教科書では、筆脈と気脈が同じ意味で解説されていることもありますが、投稿者の石野華鳳さんは、「それぞれ異なる」と考えるようです。

気脈は、目に見えなくても、気持ちをつなげることで線の表情が変わってくるといいます。

筆遣いがコツとなる、上級者向けのテクニックですが、初心者でも意識するだけでも変わってくるでしょう。

ポイントを押さえて、自分の理想の字に近付けるといいですね!


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

華鳳先生の書道学校

華鳳先生の書道学校

  • チャンネル登録者数:3万8900人
  • 再生回数: 459万9906回

この記事をシェアする