「デッサンで立体感が出ない」 初心者の悩みに、現役画家が分かりやす~く対策を解説! クラフト・アート By - GLUGLU編集部 更新:2023-11-30 Share Post LINE はてな 東京藝術大学(以下、藝大)油画を卒業後、画家として活動している、菊地虹さんのYouTubeチャンネル『Kou Kikuchi 菊地虹』。 同チャンネルでは、受験生向けのお役立ち情報や、油画にまつわる豆知識などを配信しています。 藝大や美術大学への受験を考えている人のみならず、芸術に興味がある人は必見のチャンネルです! デッサンで立体感を出したい場合、どうする? 鉛筆や木炭などで、モチーフの形をとらえて描くデッサン。 以下の動画では、菊地さんがデッサン初心者の「立体感が出ない」という悩みに答えています。 出典:Ko Kikuchi 菊地虹 動画はこちら 動画では、菊地さんが『球』の悪い例といい例を、実際に描きながら解説。 悪い例は、球の輪郭が同じような太さや濃さで描かれていますが、いい例は、輪郭に太さの強弱と明暗があります。 さらに影の付け方についても、悪い例は光が近いほうが明るく、遠いほうが暗い一方、いい例は球で一番出っ張っている真ん中の部分を暗く描きました。 この輪郭の強弱や明暗と、影の付け方がポイントなのだとか。 確かに、いい例のほうが、立体感を感じられますよね。 動画では、立体感を出すためのワンポイント対策やトレーニング方法も紹介しています。 立体感を出すための輪郭や、影の描き方を詳しく知りたい人は、ぜひ最後まで見てみてくださいね。 藝大に通うお金はいくら?リアルな事情を解説 なかなか人に聞けないけれど、藝大へ通うにあたって気になるところは、お金ではないでしょうか。 こちらは、藝大卒業生である菊地さんが、リアルな質問に答える動画です。 出典:Ko Kikuchi 菊地虹 動画はこちら 例えば「藝大ってお金がなくても通えるの?」という疑問について、菊地さんは「藝大は国立なので、あまりお金はかからない」と回答。 具体的には、藝大の学費は2023年現在、年間で約64万円だといいます。 さらに金銭事情によっては、学費が半額または全額免除になる制度もあるとのこと。菊地さんの友人には、藝大に学費無料で通っていた人がいたそうです。 また「藝大受験には、裕福な家庭のほうが有利では?」という疑問については「あまり関係ない」と断言。 藝大受験では、年間を通して対策を練り、予備校で定期的に上達具合を見てもらうことが一番大事であり、授業料の高い予備校に通う経歴は、合否に関係がないのだそうです。 菊地さんは「結局は、本人のやる気や取り組み次第」だと話していました。 ほかの動画も視聴して、藝大や絵に関する世界を覗いてみてはいかがでしょうか。 [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 Ko Kikuchi 菊地虹 チャンネル登録者数:2230人 再生回数: 16万9518回 この記事をシェアする Share Post LINE
東京藝術大学(以下、藝大)油画を卒業後、画家として活動している、菊地虹さんのYouTubeチャンネル『Kou Kikuchi 菊地虹』。
同チャンネルでは、受験生向けのお役立ち情報や、油画にまつわる豆知識などを配信しています。
藝大や美術大学への受験を考えている人のみならず、芸術に興味がある人は必見のチャンネルです!
デッサンで立体感を出したい場合、どうする?
鉛筆や木炭などで、モチーフの形をとらえて描くデッサン。
以下の動画では、菊地さんがデッサン初心者の「立体感が出ない」という悩みに答えています。
出典:Ko Kikuchi 菊地虹 動画はこちら
動画では、菊地さんが『球』の悪い例といい例を、実際に描きながら解説。
悪い例は、球の輪郭が同じような太さや濃さで描かれていますが、いい例は、輪郭に太さの強弱と明暗があります。
さらに影の付け方についても、悪い例は光が近いほうが明るく、遠いほうが暗い一方、いい例は球で一番出っ張っている真ん中の部分を暗く描きました。
この輪郭の強弱や明暗と、影の付け方がポイントなのだとか。
確かに、いい例のほうが、立体感を感じられますよね。
動画では、立体感を出すためのワンポイント対策やトレーニング方法も紹介しています。
立体感を出すための輪郭や、影の描き方を詳しく知りたい人は、ぜひ最後まで見てみてくださいね。
藝大に通うお金はいくら?リアルな事情を解説
なかなか人に聞けないけれど、藝大へ通うにあたって気になるところは、お金ではないでしょうか。
こちらは、藝大卒業生である菊地さんが、リアルな質問に答える動画です。
出典:Ko Kikuchi 菊地虹 動画はこちら
例えば「藝大ってお金がなくても通えるの?」という疑問について、菊地さんは「藝大は国立なので、あまりお金はかからない」と回答。
具体的には、藝大の学費は2023年現在、年間で約64万円だといいます。
さらに金銭事情によっては、学費が半額または全額免除になる制度もあるとのこと。菊地さんの友人には、藝大に学費無料で通っていた人がいたそうです。
また「藝大受験には、裕福な家庭のほうが有利では?」という疑問については「あまり関係ない」と断言。
藝大受験では、年間を通して対策を練り、予備校で定期的に上達具合を見てもらうことが一番大事であり、授業料の高い予備校に通う経歴は、合否に関係がないのだそうです。
菊地さんは「結局は、本人のやる気や取り組み次第」だと話していました。
ほかの動画も視聴して、藝大や絵に関する世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/GLUGLU編集部]