お守りの中には何が入っているの? 現役神主が、お守りを買った後について解説

学習 By - GLUGLU編集部 更新:

現役の神主がYouTuberとなり、チャンネル登録者数を1.5万人を超える同チャンネル。

投稿者さんが、YouTubeを始めた理由は2つあるといいます。

YouTubeチャンネル『宮崎神社の神主はるちゃんねる』のアイコン
投稿者さん

まず1つは、私が住んでいる町に農業系YouTuberの『Harada Farm』さんがいらっしゃいます。

その方とお話をするうちに「面白そうだな」と感じて、神社でYouTubeチャンネルを運用するための事業計画を作り始めました。それが2018年の11月頃でした。

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投稿者さん

そしてもう1つは、2019年1月に、私が宮崎神社の宮司(ぐうじ)に就任したことです。

宮司とは、神社の役職の1つで、その神社の代表責任者にあたります。例えると、会社の社長にあたる役職です。

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投稿者さん

代表責任者とあるように、神社の運営について聖俗(せいぞく)を含めて、すべての責任を負う立場になります。

いい換えれば、すべての責任を負う覚悟さえあれば、神主YouTuberという前例のない挑戦ができる立場になったので、2019年2月から本格的にYouTubeチャンネルの運用を開始しました。

神主YouTuberは、このようにして誕生したのですね!

実際にYouTubeを始めてみると、想像とは違うことがいくつかあったのだとか。

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投稿者さん

YouTubeチャンネルの運用を始めて5年程の間、当初の予想とは違うことがいくつかありました。

その中で、もっとも大きな予想外は、視聴者の年齢層でした。

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投稿者さん

「YouTubeなら若い方に神社や神道を知って貰える機会が増えるのではないか」と予想はしていましたが、現在の視聴者の年齢層の8割程が45歳以上です。

加えて、YouTubeを見てコメントや、お参りにいらっしゃるのは60歳以上の方がほとんどであることが驚きでした。

広島県を訪れた際には、ぜひ宮崎神社に立ち寄ってみてくださいね。

おみくじはどう見ればいい?

「神仏の意を受けて占い、物事を選定する方法の1つ」という、おみくじ。文献上では、645年が一番古いおみくじの歴史だといいます。

そんな古くからあるおみくじを、現代の私たちはどのように読めばいいのでしょうか。

「あくまでも個人の見解」とした上で、投稿者さんは「書かれている事柄をよく読んで立ち振る舞いを改めるきっかけにしてみて」といいます。

『大吉』と書かれていても一喜一憂せず、ほかに書かれていることに注目してみましょう。

助言が多く、注意するものから背中を後押ししてくれる内容が書かれています。

宮崎神社のおみくじには、吉、小吉、中吉、大吉とあり、運勢については「そこはあまり気にせずに何が書かれているか、よく読んでください。それが神様からの助言、アドバイスみたいなものですから」と案内をしているそうです。

おみくじを引いて、結ばず持ち帰っている人もいるでしょう。もしおみくじが汚れてしまったら、捨てていいのでしょうか。

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投稿者さん

おみくじが汚損した場合は、一般的な家庭ごみとして処分するより、神社に返納するのをおすすめします。

また汚損を心配であれば、スマホなどでおみくじの内容を写真に撮って、おみくじは大切に保管するのをおすすめしています。

写真を撮っておけば、いつでも見返すことができますよね。

何かに思い悩んだ時に、おみくじを撮った写真を見返してみるといいかもしれません。

同チャンネルでは、ほかにも気になることを神主自らが解説しています。「これってマナー違反にならないかな」などと心配になったら、動画を探してチェックしてみてくださいね。


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

宮崎神社の神主はるちゃんねる

宮崎神社の神主はるちゃんねる

  • チャンネル登録者数:2万1100人
  • 再生回数: 482万9993回
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