２０２４年１月１日に発生した『令和6年能登半島地震』。

石川県能登地方を中心にマグニチュード７.６の大地震が起き、最大震度７の揺れを志賀町で観測しました。

この地震によって、道路が寸断され孤立する地域が出ています。道路が使えないため、車で救援物資を届けることは難しいようです。

陸上自衛隊、徒歩で救援物資を輸送

YouTubeチャンネル『陸上自衛隊 広報チャンネル』では、孤立した地域に救援物資を運ぶ自衛隊員の姿を配信。

車が入れないため、リュックに救援物資を詰め込んで、徒歩で届けます。

隊員たちは車が通れない道を、重いリュックを背負いながら進んでいきます。途中、土砂が崩れたのか、ぬかるみに足を取られるような場所もありました。

泥だらけになりながら、大きな岩が積み重なっているところを登っていく隊員たち。安全に配慮をしつつ、山登りのような過酷な道を進み、ようやく孤立した地区にたどり着きました。

被災者に支援物資などを手渡す隊員。避難所にいた人は、自衛隊に向かって深々と頭を下げます。

避難所には雪が積もっており、帰る頃には雪が降りだしていました。

寒い中、不安な気持ちでいた被災者にとって、自衛隊の救援物資は心強かったことでしょう。

動画には「こんなに過酷な現場とは…。感謝しかない」「命がけで物資を運んでくれてありがとう」「尊敬します」などの声が寄せられていました。

同チャンネルでは、崩れて道が寸断された場所を重機で復旧させる様子なども配信されています。

危険と隣り合わせの場所で、復旧活動を急ぐ自衛隊員たち。被災地の１日も早い復興を祈っています。

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[文・構成／GLUGLU編集部]