今のうちに見ておいて! 覚えておきたい『凍結した道路の走り方』を、新潟県警が解説

自動車 By - GLUGLU編集部 更新:

凍結した路面の写真
※写真はイメージ

2024年2月5日、低気圧の影響で、都心を含む関東地方でも多くの雪が降りました。

一年を通して降雪量が少ない地域では、雪に慣れていないということもあり、さまざまなトラブルが起きてしまうでしょう。

特に、雪道や凍結した道路を走行する車の、スリップ事故は恐ろしいものです。

新潟県警察によるYouTubeチャンネル『新潟県警察公式チャンネル』では、凍結した道路を運転する時の注意点を紹介していますよ。

自分の命を守るためにも、この機会に改めて確認しておきましょう。

凍結した道路を、車で走行する時に注意すべきこと

路面が凍結してる場合、通常の乾いた路面と比べ、ブレーキをかけてから車が止まるまでの距離が長くなります。急に止まることができないため、事故にもつながりやすいでしょう。

普段運転する時よりも、速度を落とし、車間距離を十分に取るようにしてくださいね。

車を発進させる際に、アクセルを踏みすぎてしまうと、タイヤが空回りして思うように前進しません。動き出す時は、急発進を控えるようにしましょう。

AT車では、クリープ現象を利用して発進するのがおすすめです。クリープ現象とは、エンジンがかかっている時に、アクセルペダルを踏まなくても車が動き出す現象を指します。

雪の積もった道路

※写真はイメージ

スピードを出して走ると、交差点やカーブで曲がりきれなくなることも。動画では、適切なスピードで走行する車と、スピードを出して走行する車の比較映像が紹介されています。

スピードの速い車は、三角コーンを避けて曲がろうとするも、スリップして曲がりきれず、そのまま大きく前進してしまいました。これが一般の道路で起きると考えると、ゾッとしますね。

また、曲がりきれないからといって、ハンドルを切りすぎると、スリップによって車が回転してしまう恐れもあります。

交差点やカーブでは、手前の直線部分でブレーキをかけておき、十分に減速した状態で曲がるように心掛けたいですね。

速度の出しすぎや不適切なハンドル操作は、事故につながるもの。車での事故は、自分自身だけでなく、ほかの人まで危険にさらす恐れがあります。

凍結した路面を走行する時は、細心の注意を払って運転するようにしましょう。


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

新潟県警察公式チャンネル

新潟県警察公式チャンネル

  • チャンネル登録者数:3010人
  • 再生回数: 68万5985回

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