絶対100円には見えない! 『ダイソー』のおもちゃをリメイクした作品が素敵すぎる クラフト・アート By - GLUGLU編集部 更新:2024-08-26 Share Post LINE はてな 指先から生まれる、小さなファンタジーの世界! 一つひとつに、物語が息づいている、ゆびさきさんのミニチュア作品の世界。ミニチュア制作に目覚めたきっかけを教えてもらいました。 ゆびさきさん コロナ禍で室内で過ごす時間が多くなった時、小さなうさぎの人形を手作りしました。人形がとても愛おしくて、「その人形に合わせてお家や小物を作ろう」と思ったのがきっかけです。 中でも、『シルバニアファミリー』のリメイクが印象的な、ゆびさきさんの作品たち。自身も子供の頃に『シルバニアファミリー』でよく遊んだ思い出があるのでしょうか。 ゆびさきさん 正直、鮮明に遊んでいた記憶はないのですが…。物心がついた時には、すでに『赤い屋根の大きなお家』が自宅にあったのを覚えています。きっと両親が買ってくれたんだと思います。 決してマネのできない、気が遠くなるような細かくて時間がかかる作業の数々!ミニチュア制作の魅力についてうかがうと…。 ゆびさきさん 私自身、ミニチュアは作っている時が一番楽しく、魅力を感じるのですが、YouTubeやSNSを通じて「見ているだけで楽しい」とコメントをもらったことが印象的でした。作って楽しむ、作ったものを撮影して楽しむ、ただ眺めて楽しむ…。いろいろ楽しみ方があるのが、ミニチュア制作の一番の魅力だと感じます。 作品を完成させるまで、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。作品の制作工程について教えてもらいました。 ゆびさきさん 『シルバニアファミリー』のお家リメイクの場合だと、イメージ図案作り、外壁塗装、庭づくり、内壁、床塗装、家具や小物作り…と工程を踏んで、1つの家を完成させていきます。作品の大きさにもよりますが、一番大きかった『緑の丘のすてきなお家』のリメイクは、約8か月かかりました。 どの作品も、本当に動物たちが暮らしているような、温もりが感じられます。作品を作る上で、意識していることをうかがうと…。 ゆびさきさん どの制作物にも、年季を感じる質感に仕上げることを意識してます。部屋の片隅のカビやホコリ、庭にあるジョウロのサビ…。そうした小物を置くだけで、登場する動物たちが長年ここで暮らしてきたような空気が生まれる気がします。 100万回近く再生される動画もあるなど、根強いファンが多い、同チャンネル。YouTube配信を始めたきっかけ、感想を教えてもらいました。 ゆびさきさん 最初は制作風景と作り方を記録に残そうと始めたのがきっかけです。こんなに多くの方に見ていただけるとは想定していなかったのですが、いただくコメントが制作の励みになっています。 作業工程が細部まで美しく映像に収められていて、ずっと見ていたくなる、同チャンネル。動画はどのように撮影、制作されているのでしょうか。 ゆびさきさん 最初は記録が目的だったので、何も考えず撮影していたのですが、見てくれる人が増えるにつれて、動画も作品の一つだとういう認識に変わりました。カメラアングルを頻繁に変えたり、なるべく明るい時間に撮影をして映像美を意識したりして、単調にならないように気を付けています。 ゆびさきさん 作品を作りながら撮影をするのは、とても時間がかかり根気のいる作業ですが、私にとっては一番好きな時間です。 最後に、今後の目標や展望を教えてもらいました。 ゆびさきさん 大変ありがたいことに、「作品を実際に見てみたい」というお声をいただくことがあるので、いつか作品を展示をする機会があればいいなと思っています。実物を見てもらって、どんな反応をいただけるのかを想像するだけでも楽しみです! ゆびさきさんが生み出す作品からは、その世界に住むドールたちへの愛情も伝わってきます。 あなたも、指先から繰り広げられる、小さくてかわいいファンタジーの世界に、迷い込んでみてはいかがでしょうか。 [文・構成/GLUGLU編集部] 1 2 3 チャンネル情報 ゆびさきが作るちいさな森 チャンネル登録者数:8万8500人 再生回数: 473万5713回 関連ワード Pickupクリエイターミニチュアリメイク この記事をシェアする Share Post LINE
指先から生まれる、小さなファンタジーの世界!
一つひとつに、物語が息づいている、ゆびさきさんのミニチュア作品の世界。ミニチュア制作に目覚めたきっかけを教えてもらいました。
コロナ禍で室内で過ごす時間が多くなった時、小さなうさぎの人形を手作りしました。
人形がとても愛おしくて、「その人形に合わせてお家や小物を作ろう」と思ったのがきっかけです。
中でも、『シルバニアファミリー』のリメイクが印象的な、ゆびさきさんの作品たち。自身も子供の頃に『シルバニアファミリー』でよく遊んだ思い出があるのでしょうか。
正直、鮮明に遊んでいた記憶はないのですが…。
物心がついた時には、すでに『赤い屋根の大きなお家』が自宅にあったのを覚えています。きっと両親が買ってくれたんだと思います。
決してマネのできない、気が遠くなるような細かくて時間がかかる作業の数々!ミニチュア制作の魅力についてうかがうと…。
私自身、ミニチュアは作っている時が一番楽しく、魅力を感じるのですが、YouTubeやSNSを通じて「見ているだけで楽しい」とコメントをもらったことが印象的でした。
作って楽しむ、作ったものを撮影して楽しむ、ただ眺めて楽しむ…。いろいろ楽しみ方があるのが、ミニチュア制作の一番の魅力だと感じます。
作品を完成させるまで、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。作品の制作工程について教えてもらいました。
『シルバニアファミリー』のお家リメイクの場合だと、イメージ図案作り、外壁塗装、庭づくり、内壁、床塗装、家具や小物作り…と工程を踏んで、1つの家を完成させていきます。
作品の大きさにもよりますが、一番大きかった『緑の丘のすてきなお家』のリメイクは、約8か月かかりました。
どの作品も、本当に動物たちが暮らしているような、温もりが感じられます。作品を作る上で、意識していることをうかがうと…。
どの制作物にも、年季を感じる質感に仕上げることを意識してます。
部屋の片隅のカビやホコリ、庭にあるジョウロのサビ…。そうした小物を置くだけで、登場する動物たちが長年ここで暮らしてきたような空気が生まれる気がします。
100万回近く再生される動画もあるなど、根強いファンが多い、同チャンネル。YouTube配信を始めたきっかけ、感想を教えてもらいました。
最初は制作風景と作り方を記録に残そうと始めたのがきっかけです。
こんなに多くの方に見ていただけるとは想定していなかったのですが、いただくコメントが制作の励みになっています。
作業工程が細部まで美しく映像に収められていて、ずっと見ていたくなる、同チャンネル。動画はどのように撮影、制作されているのでしょうか。
最初は記録が目的だったので、何も考えず撮影していたのですが、見てくれる人が増えるにつれて、動画も作品の一つだとういう認識に変わりました。
カメラアングルを頻繁に変えたり、なるべく明るい時間に撮影をして映像美を意識したりして、単調にならないように気を付けています。
作品を作りながら撮影をするのは、とても時間がかかり根気のいる作業ですが、私にとっては一番好きな時間です。
最後に、今後の目標や展望を教えてもらいました。
大変ありがたいことに、「作品を実際に見てみたい」というお声をいただくことがあるので、いつか作品を展示をする機会があればいいなと思っています。
実物を見てもらって、どんな反応をいただけるのかを想像するだけでも楽しみです!
ゆびさきさんが生み出す作品からは、その世界に住むドールたちへの愛情も伝わってきます。
あなたも、指先から繰り広げられる、小さくてかわいいファンタジーの世界に、迷い込んでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/GLUGLU編集部]