材料費は千円ほど! 100均造花で作れる『髪飾り』が孫や娘に作ってあげたい! クラフト・アート By - GLUGLU編集部 更新:2024-09-17 Share Post LINE はてな 好きな花を1年中そばに!花のハンドメイド Hanaさん 子供の頃から花やクラフトが好きで、いつも何かしらの物作りを楽しんでいました。美しい花の景色や、かわいいインテリアの写真などを目にするうちに、「私もこんな花を家に飾れたらいいな」という思いが募って、花のハンドメイドを始めました。 そのように、花のハンドメイドにハマったきっかけを教えてくれた、Hanaさん。生花と見間違うほど、忠実に花を再現した作品は、どれも息をのむ美しさです。 生け花やフラワーアレンジメントとは違う、造花や樹脂粘土を使ったハンドメイドの魅力について教えてもらうと…。 Hanaさん まず、作品が枯れることなく、いつまでも楽しめることだと思います。愛情をかけて作ったお気に入りの作品が、形として長く残ってくれるのは大きな魅力です。また、水揚げなど、日々のメンテナンスや衛生面での心配がいらないことも嬉しいですね。 Hanaさん 樹脂粘土の花は、色、サイズ、形、咲き方や質感などの、表現の幅広さが特徴です。『花』そのものを作るので、アレンジした作品に比べてトレンドや個性に影響されにくく、花の持つ自然な美しさを長い間楽しめるところが魅力だと思います。 100円ショップのアイテムなど、身近な材料を使っていることが印象的な、Hanaさんの作品。しかし、数多く並ぶ商品の中から、材料の選び方を間違えると、仕上がりがチープになりがちです。 ハンドメイド初心者でも、手頃な材料で見栄えをよくするコツなどはあるのでしょうか。 Hanaさん 手頃な造花は、できるだけ陰影が多い花を主役に選ぶのがおすすめです。花びらの少ない花や、平面的な形状の花は、生地の質感や作り物っぽさが強調されてしまい、使いすぎるとちょっと残念な感じになります。 Hanaさん 高価な造花の中には、工夫がされているものも多くあります。ただ、比較的安価なものの中から選ぶ場合は、バラやラナンキュラス、菊やダリアなど立体感があって花びらや陰影の多い花をメインにセレクトすると華やかに見えますよ。 Hanaさん あとは、茎の部分をあまり目立たないようにアレンジすることでしょうか。造花は茎の部分があまり精巧にできていないものが多いので、小さめの花材やグリーンなどで花と茎の境目の部分や茎を少し隠すようにしてあげると、弱点をカバーできます。 Hanaさん ぎゅうぎゅうに花材を詰め込んで隠すのではなくて、高低差やふんわりと空気感を残しつつ、さりげなく隠してあげる、という感じです。 樹脂粘土でお花を再現する場合の注意点やコツもアドバイスをもらいました。 Hanaさん 樹脂粘土の花作りについては、見本をしっかり見ることに尽きます。誰かが作った作品やプロセスも参考にはなるかもしれませんが、やはり『本物』に勝る手本はありません。 Hanaさん 生花が入手できる時は横に置いて作るのがベストですし、写真を手本にする場合は、いろいろな角度から撮影したものを並べて、色やバランス、構造などを見比べながら作ると再現度の高い作品になります。自分なりのスタイルに変更したり、細かい部分を省略したりするにしても、まずは本物をしっかり観察した上で変化を加えていくのがおすすめです。 Hanaさん 樹脂粘土のお花についても造花と同様に、慣れないうちは、陰影や花びらの多いお花をセレクトするとアラが目立ちにくいように思います。 2024年9月13日現在、チャンネル登録者数は8万人間近まで伸びるほど、ハンドメイドファンから支持を集めている同チャンネル。 YouTube配信を始めたきっかけは何だったのでしょうか。 Hanaさん 当時、中学生だった娘が、自作のアニメーションの動画を見せてくれたのが大きなきっかけです。今と比べると、まだ動画制作に関する情報も少なかった中で、無料ソフトを駆使して作っていて「すごい!中学生でもこんな動画が作れるなんて!」と感動したんです。 Hanaさん 私が見よう見まねで初めて作った動画は、過去の作品をスライドショーにしただけのものでした。『動画のアップロード方法』を調べて、YouTubeで公開ができた瞬間はすごく感動したのを覚えています。再生回数はわずかでしたが、自分以外の誰かが映像を見てくれたんだと思うと嬉しかったです。視聴者さんからの温かいコメントをいただいたり、チャンネル登録をしてもらえたりすることは、発信の大きな励みになっています。 Hanaさん また、樹脂粘土の花を作るようになってからは、海外の方とのやりとりも増えてきました。好きなことを通じて日本の方はもちろん世界中の人とつながれて、お礼や素敵な感想までいただけるとは、「なんて幸せにあふれた世界なんだろう!」って思います。こうして、物作りを続けられていることや、きっかけをくれた家族、YouTube、応援してくださる視聴者さん、これまで花やハンドメイドを通じて関わってきた人たち…。すべてにただ感謝です。 繊細な作業風景は、じっと見ているだけで時間が経ってしまいそうになります。動画を制作する上で、意識していることや工夫していることはあるのでしょうか。 Hanaさん 最近はショート動画を作ることが多いので、テンポのよさや、手元の工程の分かりやすさ、物作りの楽しさが伝わる動画にできればと心がけています。視聴者さんの楽しみやインスピレーションにつながれば嬉しいです。 着々と技術を高めて、素敵な作品を世に送り出している、Hanaさん。これから新たに挑戦してみたいことを聞いてみました。 Hanaさん 「世界中の人と物作りの楽しさを共有したい!」という思いがあります。現在は、花の作品だけではなく、粘土の花を作るための道具作りにもハマっているので、同じようにハンドメイドを楽しむ方々に役立つ道具や、情報を広く届けていくことができれば嬉しいです。 「オンラインのワークショップなどもやってみたい」と語っていた、Hanaさん。 娘さんをきっかけに、自分の作品とYouTubeを通して、世界とつながるようになったという展開は、『何歳からでも夢を持てる』という希望を与えてくれますよね…! あなたも、Hanaさんのように、新しい趣味に没頭してみるのはいかがでしょうか。 [文・構成/GLUGLU編集部] 1 2 3 チャンネル情報 おうち花日和 - Hana チャンネル登録者数:8万1000人 再生回数: 856万8395回 関連ワード Pickupクリエイターハンドメイド この記事をシェアする Share Post LINE
好きな花を1年中そばに!花のハンドメイド
子供の頃から花やクラフトが好きで、いつも何かしらの物作りを楽しんでいました。
美しい花の景色や、かわいいインテリアの写真などを目にするうちに、「私もこんな花を家に飾れたらいいな」という思いが募って、花のハンドメイドを始めました。
そのように、花のハンドメイドにハマったきっかけを教えてくれた、Hanaさん。生花と見間違うほど、忠実に花を再現した作品は、どれも息をのむ美しさです。
生け花やフラワーアレンジメントとは違う、造花や樹脂粘土を使ったハンドメイドの魅力について教えてもらうと…。
まず、作品が枯れることなく、いつまでも楽しめることだと思います。愛情をかけて作ったお気に入りの作品が、形として長く残ってくれるのは大きな魅力です。
また、水揚げなど、日々のメンテナンスや衛生面での心配がいらないことも嬉しいですね。
樹脂粘土の花は、色、サイズ、形、咲き方や質感などの、表現の幅広さが特徴です。
『花』そのものを作るので、アレンジした作品に比べてトレンドや個性に影響されにくく、花の持つ自然な美しさを長い間楽しめるところが魅力だと思います。
100円ショップのアイテムなど、身近な材料を使っていることが印象的な、Hanaさんの作品。しかし、数多く並ぶ商品の中から、材料の選び方を間違えると、仕上がりがチープになりがちです。
ハンドメイド初心者でも、手頃な材料で見栄えをよくするコツなどはあるのでしょうか。
手頃な造花は、できるだけ陰影が多い花を主役に選ぶのがおすすめです。
花びらの少ない花や、平面的な形状の花は、生地の質感や作り物っぽさが強調されてしまい、使いすぎるとちょっと残念な感じになります。
高価な造花の中には、工夫がされているものも多くあります。
ただ、比較的安価なものの中から選ぶ場合は、バラやラナンキュラス、菊やダリアなど立体感があって花びらや陰影の多い花をメインにセレクトすると華やかに見えますよ。
あとは、茎の部分をあまり目立たないようにアレンジすることでしょうか。
造花は茎の部分があまり精巧にできていないものが多いので、小さめの花材やグリーンなどで花と茎の境目の部分や茎を少し隠すようにしてあげると、弱点をカバーできます。
ぎゅうぎゅうに花材を詰め込んで隠すのではなくて、高低差やふんわりと空気感を残しつつ、さりげなく隠してあげる、という感じです。
樹脂粘土でお花を再現する場合の注意点やコツもアドバイスをもらいました。
樹脂粘土の花作りについては、見本をしっかり見ることに尽きます。
誰かが作った作品やプロセスも参考にはなるかもしれませんが、やはり『本物』に勝る手本はありません。
生花が入手できる時は横に置いて作るのがベストですし、写真を手本にする場合は、いろいろな角度から撮影したものを並べて、色やバランス、構造などを見比べながら作ると再現度の高い作品になります。
自分なりのスタイルに変更したり、細かい部分を省略したりするにしても、まずは本物をしっかり観察した上で変化を加えていくのがおすすめです。
樹脂粘土のお花についても造花と同様に、慣れないうちは、陰影や花びらの多いお花をセレクトするとアラが目立ちにくいように思います。
2024年9月13日現在、チャンネル登録者数は8万人間近まで伸びるほど、ハンドメイドファンから支持を集めている同チャンネル。
YouTube配信を始めたきっかけは何だったのでしょうか。
当時、中学生だった娘が、自作のアニメーションの動画を見せてくれたのが大きなきっかけです。
今と比べると、まだ動画制作に関する情報も少なかった中で、無料ソフトを駆使して作っていて「すごい!中学生でもこんな動画が作れるなんて!」と感動したんです。
私が見よう見まねで初めて作った動画は、過去の作品をスライドショーにしただけのものでした。『動画のアップロード方法』を調べて、YouTubeで公開ができた瞬間はすごく感動したのを覚えています。
再生回数はわずかでしたが、自分以外の誰かが映像を見てくれたんだと思うと嬉しかったです。視聴者さんからの温かいコメントをいただいたり、チャンネル登録をしてもらえたりすることは、発信の大きな励みになっています。
また、樹脂粘土の花を作るようになってからは、海外の方とのやりとりも増えてきました。
好きなことを通じて日本の方はもちろん世界中の人とつながれて、お礼や素敵な感想までいただけるとは、「なんて幸せにあふれた世界なんだろう!」って思います。
こうして、物作りを続けられていることや、きっかけをくれた家族、YouTube、応援してくださる視聴者さん、これまで花やハンドメイドを通じて関わってきた人たち…。すべてにただ感謝です。
繊細な作業風景は、じっと見ているだけで時間が経ってしまいそうになります。動画を制作する上で、意識していることや工夫していることはあるのでしょうか。
最近はショート動画を作ることが多いので、テンポのよさや、手元の工程の分かりやすさ、物作りの楽しさが伝わる動画にできればと心がけています。
視聴者さんの楽しみやインスピレーションにつながれば嬉しいです。
着々と技術を高めて、素敵な作品を世に送り出している、Hanaさん。これから新たに挑戦してみたいことを聞いてみました。
「世界中の人と物作りの楽しさを共有したい!」という思いがあります。
現在は、花の作品だけではなく、粘土の花を作るための道具作りにもハマっているので、同じようにハンドメイドを楽しむ方々に役立つ道具や、情報を広く届けていくことができれば嬉しいです。
「オンラインのワークショップなどもやってみたい」と語っていた、Hanaさん。
娘さんをきっかけに、自分の作品とYouTubeを通して、世界とつながるようになったという展開は、『何歳からでも夢を持てる』という希望を与えてくれますよね…!
あなたも、Hanaさんのように、新しい趣味に没頭してみるのはいかがでしょうか。
[文・構成/GLUGLU編集部]