初めてのヒットは『仮面浪人』の動画 前に進み続ける就活系YouTuberにインタビュー! ビジネス By - GLUGLU編集部 更新:2022-06-03 Share Post LINE はてな 『新卒一括採用』や協調性が重視されるといった特徴がある、日本の就職活動(以下、就活)。 自身や家族が就活をしていたり、企業で人事を担当していたりしなければ、あまり身近ではないかもしれません。 そんな就活をテーマにYouTubeチャンネルを運営している、しゅんダイアリーさんにお話を聞きました。 どのような想いで活動をしているのでしょうか。 最初にヒットしたのは仮面浪人の動画 まずは、YouTubeを始めたきっかけについてうかがいました。 しゅんダイアリーさん 僕は金沢大学を休学中なんですけど、大学1年生の時にどうしても東京の大学に行きたくて、いわゆる『仮面浪人』をしていました。 でも、1年間、本気で頑張ったんですけど希望の学校に受からなくて…。 しゅんダイアリーさん そこで、地方に残ることになった時に、大学という枠組みの中だけでなく「もっと広い舞台で挑戦をして結果を残したい」と思ったのが一番のきっかけですね。 浪人生活が終わったタイミングでYouTubeを始めました。 もともとYouTubeが好きで勉強の間などに視聴していたという、しゅんダイアリーさん。 YouTubeを始めた当初は、エンタメ系の動画を中心に投稿していたそうです。 GLUGLU編集部 就活のチャンネルにシフトした理由はありますか? しゅんダイアリーさん 初めて再生回数10万回超えを達成したのが、仮面浪人の失敗談を語った動画だったんです。 それから、しばらく仮面浪人YouTuberとして活動していました。 出典:しゅんダイアリー就活チャンネル 動画はこちら しゅんダイアリーさん その後、チャンネル登録者数は6千人くらいになったのですが、ふと調べてみたところ世の中の仮面浪人人口は3万人ほどということを知り、このジャンルで成長するのは難しいと感じたんです。 そのタイミングで自分自身が大学3年生になり就活をするようになったので、就活系のチャンネルに切り替えました。 しゅんダイアリーさんは、2019年に会社を立ち上げて、それからはチームで動画を制作するように。就活の動画作りをする上で意識していることを聞きました。 しゅんダイアリーさん 『ウソはつかない、リアルを伝える』ということを一番意識していますね。 例えば、企業の紹介をすることがあるのですが、その会社には当然合う人と合わない人がいると思います。 しゅんダイアリーさん それなので「全部がいいですよ」というのではなくて、「こういう人には合うかもしれないけど、こんな人には合わないかもしれない」ということを伝えるように意識しています。 チームで動画を制作するようになり、再生回数が伸びた時などの喜びがより大きくなったといいます! GLUGLU編集部 なるほど、ありのままを伝えることを大切にされているんですね。 チャンネルではショート動画も数多く投稿されていますが、長尺の動画とどんな風に使い分けていますか? しゅんダイアリーさん それぞれに目的があって、ショート動画はチャンネルの認知拡大、長尺の10分以上の動画はファンになってもらうために投稿しています。 ショート動画で広く、長尺の動画で深くという感じですね。 出典:しゅんダイアリー就活チャンネル 動画はこちら ショート動画は切り抜きのものに加え、台本を作って撮影することもあるそうです。 協力を得るために重視している3つのこと YouTubeチャンネル『しゅんダイアリー就活チャンネル』には、著名人や大企業の社長などが登場することもしばしば。 動画に出演してもらうために、どのようなアプローチをしているのか聞いてみました。 GLUGLU編集部 アポイントメントを取る時に意識していることはありますか? しゅんダイアリーさん 相手のメリットを考えること、相手の1時間の価値を認識すること、打席に立ち続けることが重要だと考えています。 1つめについては、金銭的なメリットは出せない場合のほうが多いので、相手の目線に立って何かしらのお返しをする姿勢を見せるようにしていますね。 出典:しゅんダイアリー就活チャンネル 動画はこちら しゅんダイアリーさん 相手の1時間の価値を認識するというのは、人によって一定の時間で生み出せるものは違うのかなと思っています。 例えば、ファミリーマートの社長は1時間で10億円ぐらいを動かす人である一方、僕はセブンイレブンで時給750円で働いてたので…。そこを意識するようにしています。 しゅんダイアリーさん あとは、一度断られても別のルートやタイミングでお願いして打席の数を増やすことが大事だと思っています。 GLUGLU編集部 …緊張しませんか? しゅんダイアリーさん 緊張は…僕もするんですよね~(苦笑)。 ただ慣れはあるので、場数を踏めば、ある程度の緊張はしても受け入れられるようになると思います。 『しゅんダイアリー就活チャンネル』の想いに共感して出演に協力する人が多いといいます。 しゅんダイアリーさんはYouTubeを始めておよそ半年間は、毎日動画を投稿してもチャンネル登録者数800人ほどだったのだとか。 2022年6月現在では、10万人以上の登録者数を抱えるチャンネルに成長しています。 就活に限らず何事も「いきなりできるようにはならないからこそ、自信が付くまで何回も挑戦し続けることが大事」と話してくれました。 次のページ「就活はしなくてもいい」という真意は…? 1 2 チャンネル情報 しゅんダイアリー就活チャンネル チャンネル登録者数:23万3000人 再生回数: 1億5548万8769回 関連ワード インタビュー この記事をシェアする Share Post LINE
『新卒一括採用』や協調性が重視されるといった特徴がある、日本の就職活動(以下、就活)。
自身や家族が就活をしていたり、企業で人事を担当していたりしなければ、あまり身近ではないかもしれません。
そんな就活をテーマにYouTubeチャンネルを運営している、しゅんダイアリーさんにお話を聞きました。
どのような想いで活動をしているのでしょうか。
最初にヒットしたのは仮面浪人の動画
まずは、YouTubeを始めたきっかけについてうかがいました。
僕は金沢大学を休学中なんですけど、大学1年生の時にどうしても東京の大学に行きたくて、いわゆる『仮面浪人』をしていました。
でも、1年間、本気で頑張ったんですけど希望の学校に受からなくて…。
そこで、地方に残ることになった時に、大学という枠組みの中だけでなく「もっと広い舞台で挑戦をして結果を残したい」と思ったのが一番のきっかけですね。
浪人生活が終わったタイミングでYouTubeを始めました。
もともとYouTubeが好きで勉強の間などに視聴していたという、しゅんダイアリーさん。
YouTubeを始めた当初は、エンタメ系の動画を中心に投稿していたそうです。
就活のチャンネルにシフトした理由はありますか?
初めて再生回数10万回超えを達成したのが、仮面浪人の失敗談を語った動画だったんです。
それから、しばらく仮面浪人YouTuberとして活動していました。
出典:しゅんダイアリー就活チャンネル 動画はこちら
その後、チャンネル登録者数は6千人くらいになったのですが、ふと調べてみたところ世の中の仮面浪人人口は3万人ほどということを知り、このジャンルで成長するのは難しいと感じたんです。
そのタイミングで自分自身が大学3年生になり就活をするようになったので、就活系のチャンネルに切り替えました。
しゅんダイアリーさんは、2019年に会社を立ち上げて、それからはチームで動画を制作するように。就活の動画作りをする上で意識していることを聞きました。
『ウソはつかない、リアルを伝える』ということを一番意識していますね。
例えば、企業の紹介をすることがあるのですが、その会社には当然合う人と合わない人がいると思います。
それなので「全部がいいですよ」というのではなくて、「こういう人には合うかもしれないけど、こんな人には合わないかもしれない」ということを伝えるように意識しています。
チームで動画を制作するようになり、再生回数が伸びた時などの喜びがより大きくなったといいます!
なるほど、ありのままを伝えることを大切にされているんですね。
チャンネルではショート動画も数多く投稿されていますが、長尺の動画とどんな風に使い分けていますか?
それぞれに目的があって、ショート動画はチャンネルの認知拡大、長尺の10分以上の動画はファンになってもらうために投稿しています。
ショート動画で広く、長尺の動画で深くという感じですね。
出典:しゅんダイアリー就活チャンネル 動画はこちら
ショート動画は切り抜きのものに加え、台本を作って撮影することもあるそうです。
協力を得るために重視している3つのこと
YouTubeチャンネル『しゅんダイアリー就活チャンネル』には、著名人や大企業の社長などが登場することもしばしば。
動画に出演してもらうために、どのようなアプローチをしているのか聞いてみました。
アポイントメントを取る時に意識していることはありますか?
相手のメリットを考えること、相手の1時間の価値を認識すること、打席に立ち続けることが重要だと考えています。
1つめについては、金銭的なメリットは出せない場合のほうが多いので、相手の目線に立って何かしらのお返しをする姿勢を見せるようにしていますね。
出典:しゅんダイアリー就活チャンネル 動画はこちら
相手の1時間の価値を認識するというのは、人によって一定の時間で生み出せるものは違うのかなと思っています。
例えば、ファミリーマートの社長は1時間で10億円ぐらいを動かす人である一方、僕はセブンイレブンで時給750円で働いてたので…。そこを意識するようにしています。
あとは、一度断られても別のルートやタイミングでお願いして打席の数を増やすことが大事だと思っています。
…緊張しませんか?
緊張は…僕もするんですよね~(苦笑)。
ただ慣れはあるので、場数を踏めば、ある程度の緊張はしても受け入れられるようになると思います。
『しゅんダイアリー就活チャンネル』の想いに共感して出演に協力する人が多いといいます。
しゅんダイアリーさんはYouTubeを始めておよそ半年間は、毎日動画を投稿してもチャンネル登録者数800人ほどだったのだとか。
2022年6月現在では、10万人以上の登録者数を抱えるチャンネルに成長しています。
就活に限らず何事も「いきなりできるようにはならないからこそ、自信が付くまで何回も挑戦し続けることが大事」と話してくれました。