京都の料亭で修業した元料理人が、スイーツ系YouTuberへ転身 どん底から始めたYouTubeは… 料理・グルメ By - GLUGLU編集部 更新:2023-04-24 Share Post LINE はてな YouTubeを始めて約5年。順調に数字を伸ばし、人気を集めている、ゆうさん。 壮絶な時期を乗り越え、順風満帆のように見えますが、実際の動画作りには苦労が絶えないといいます。 ゆうさん レシピ考案から編集、動画公開まではトータルで1日ぐらいだと思います。 1日で動画公開ができるという速さに驚きですが、実はそのぐらいのスパンで公開しないといけない理由がありました。 ゆうさん もうどんどん出していかないと、もう悩んでるヒマがないというか…。 普通だったら商品開発は、発売までに2~3か月かかると思うんですけど、動画制作は出し続けていかないと需要は下がっていくし、お金が稼げないので生活できなくなっちゃうんですよね。 ゆうさん だから、悩んでるヒマがないというか、思いついたらやって、出して、結果を見てという繰り返しです。 「楽しいという時期は過ぎた」と語る、ゆうさん。 自身の経験を踏まえて「自分が楽しんで投稿した動画が共感を生んで、数字が付いてきてるんだったら楽しいかもしれないですね」と、YouTubeの難しさを明かしました。 週に3回、動画を投稿している、ゆうさんのチャンネルには、さまざまなフルーツや材料を使ったレシピが紹介されています。 しかし、この週3回の投稿が、ゆうさんの悩みの種の1つでもありました。 ゆうさん 年数が経ってくると、レシピもやり尽くしている中で、どういう風に企画を練っていったり、新しいものを作っていったりするのかを考えるのが大変です。 改良版をどうするのか、世間はどんなものに興味があるのかなど、リサーチや発見も大変。 ゆうさん 編集の人も週3回作るのは大変だと思うし、1本1本作る中で表には出ていない苦労や大変さが詰まっていますね。 ゆうさんは、作りたいレシピがあったとしても、作ったことがないものの場合は、一度撮影前に自身で作る工程を踏むといいます。 すると、1つ工程が増えるため時間がかかり、さらに失敗してしまった場合は改善を繰り返すため余計に時間が取られてしまうようです。 このような工程を経て、やっと視聴者に届く世界。「時間に追われるんですよ…」と、苦労を明かしました。 この話を聞いて「投稿頻度を減らせばいいのでは…」と思う人もいるでしょう。ゆうさんは、このように話します。 ゆうさん 投稿数を減らすと減らした分、収入が下がるので、今度は生活できなくなるんですよ…。楽しんでできる面と、生活費を稼ぐ面が反比例で離れていくんですよね。 時間に追われる中、ゆうさんはスランプに陥った経験もあるといいます。 ゆうさん コロナ禍で、せっかく見る人が増えた時、すでに大体のレシピをひと通りやってしまっていたんです。 ゆうさんは、『見てくれる人はいる、でも作るものがない』という大ピンチな状況に! 「再生数が取れそうなレシピをやれば、数字は伸びるんですけど、その後にやれることが減って数字も落ちてしまう」と、高い再生数を維持するのが難しいことを吐露しました。 そんな時、ゆうさんはスーパーマーケット(以下、スーパー)に行ってあることを思いついたのだとか。 ゆうさん 「もうやるものない!どうしよう」となった時に、スーパーで「コーヒー牛乳でプリンできるんちゃうん!?」と思って。 ゆうさんは、スーパーで食材を見て発想を得ることも多いといいます。 しかし、ようやく撮影しても、データが飛んでしまったり、音声が取れていなかったり、録画ができていなくて映像がなかったりしてボツになってしまうこともあるそうです。 スイーツ研究家・ゆうのレシピは、これさえあればできる! そんな苦労を経て投稿された、ゆうさんのレシピ動画は初心者でも作りやすいものばかり。 「これさえあれば、お菓子作りができる!」という、アイテムを教えてもらいました。 ゆうさん まずボウルでしょ…あと泡立て器、ゴムペラ、計量スプーン。この4つがあれば、大体動画で紹介されているレシピは作れます。 あと、オーブンやトースターがあれば、なおいいですね。 こちらの動画では、少ないアイテムでおいしそうなプリンケーキを作るレシピを紹介していますよ。 出典:ゆう スイーツ研究家 動画はこちら スイーツ研究家・ゆう「楽しみでもあり、希望でもあり…」 今後について聞くと、ゆうさんは「YouTubeだけで生活していくっていうのは、あと5年はないなって思っていて…。YouTubeをやりつつ、別の何かもやりたい」と語ってくれました。 その1つが、京丹後市でオープン予定の大判焼き店だそうです。 波乱万丈な人生からYouTubeを始め、注目を集めるようになった、ゆうさんに、この質問を投げかけました。 「あなたにとってYouTubeとは」 ゆうさんが、これまでの人生経験を踏まえて出した答えは…。 ゆうさん 楽しみでもあり、希望でもあり、地獄でありもあり、苦しみでもある。 藁にもすがる気持ちで始めたYouTubeを今後も続けながら、また新たなステップを登り、前に進もうとしている、ゆうさん。 今後の活動にも注目したいですね! [文・構成/GLUGLU編集部] 1 2 チャンネル情報 ゆう スイーツ研究家 チャンネル登録者数:54万3000人 再生回数: 6319万6645回 関連ワード ゆう スイーツ研究家インタビュースイーツ この記事をシェアする Share Post LINE
YouTubeを始めて約5年。順調に数字を伸ばし、人気を集めている、ゆうさん。
壮絶な時期を乗り越え、順風満帆のように見えますが、実際の動画作りには苦労が絶えないといいます。
レシピ考案から編集、動画公開まではトータルで1日ぐらいだと思います。
1日で動画公開ができるという速さに驚きですが、実はそのぐらいのスパンで公開しないといけない理由がありました。
もうどんどん出していかないと、もう悩んでるヒマがないというか…。
普通だったら商品開発は、発売までに2~3か月かかると思うんですけど、動画制作は出し続けていかないと需要は下がっていくし、お金が稼げないので生活できなくなっちゃうんですよね。
だから、悩んでるヒマがないというか、思いついたらやって、出して、結果を見てという繰り返しです。
「楽しいという時期は過ぎた」と語る、ゆうさん。
自身の経験を踏まえて「自分が楽しんで投稿した動画が共感を生んで、数字が付いてきてるんだったら楽しいかもしれないですね」と、YouTubeの難しさを明かしました。
週に3回、動画を投稿している、ゆうさんのチャンネルには、さまざまなフルーツや材料を使ったレシピが紹介されています。
しかし、この週3回の投稿が、ゆうさんの悩みの種の1つでもありました。
年数が経ってくると、レシピもやり尽くしている中で、どういう風に企画を練っていったり、新しいものを作っていったりするのかを考えるのが大変です。
改良版をどうするのか、世間はどんなものに興味があるのかなど、リサーチや発見も大変。
編集の人も週3回作るのは大変だと思うし、1本1本作る中で表には出ていない苦労や大変さが詰まっていますね。
ゆうさんは、作りたいレシピがあったとしても、作ったことがないものの場合は、一度撮影前に自身で作る工程を踏むといいます。
すると、1つ工程が増えるため時間がかかり、さらに失敗してしまった場合は改善を繰り返すため余計に時間が取られてしまうようです。
このような工程を経て、やっと視聴者に届く世界。「時間に追われるんですよ…」と、苦労を明かしました。
この話を聞いて「投稿頻度を減らせばいいのでは…」と思う人もいるでしょう。ゆうさんは、このように話します。
投稿数を減らすと減らした分、収入が下がるので、今度は生活できなくなるんですよ…。楽しんでできる面と、生活費を稼ぐ面が反比例で離れていくんですよね。
時間に追われる中、ゆうさんはスランプに陥った経験もあるといいます。
コロナ禍で、せっかく見る人が増えた時、すでに大体のレシピをひと通りやってしまっていたんです。
ゆうさんは、『見てくれる人はいる、でも作るものがない』という大ピンチな状況に!
「再生数が取れそうなレシピをやれば、数字は伸びるんですけど、その後にやれることが減って数字も落ちてしまう」と、高い再生数を維持するのが難しいことを吐露しました。
そんな時、ゆうさんはスーパーマーケット(以下、スーパー)に行ってあることを思いついたのだとか。
「もうやるものない!どうしよう」となった時に、スーパーで「コーヒー牛乳でプリンできるんちゃうん!?」と思って。
ゆうさんは、スーパーで食材を見て発想を得ることも多いといいます。
しかし、ようやく撮影しても、データが飛んでしまったり、音声が取れていなかったり、録画ができていなくて映像がなかったりしてボツになってしまうこともあるそうです。
スイーツ研究家・ゆうのレシピは、これさえあればできる!
そんな苦労を経て投稿された、ゆうさんのレシピ動画は初心者でも作りやすいものばかり。
「これさえあれば、お菓子作りができる!」という、アイテムを教えてもらいました。
まずボウルでしょ…あと泡立て器、ゴムペラ、計量スプーン。この4つがあれば、大体動画で紹介されているレシピは作れます。
あと、オーブンやトースターがあれば、なおいいですね。
こちらの動画では、少ないアイテムでおいしそうなプリンケーキを作るレシピを紹介していますよ。
出典:ゆう スイーツ研究家 動画はこちら
スイーツ研究家・ゆう「楽しみでもあり、希望でもあり…」
今後について聞くと、ゆうさんは「YouTubeだけで生活していくっていうのは、あと5年はないなって思っていて…。YouTubeをやりつつ、別の何かもやりたい」と語ってくれました。
その1つが、京丹後市でオープン予定の大判焼き店だそうです。
波乱万丈な人生からYouTubeを始め、注目を集めるようになった、ゆうさんに、この質問を投げかけました。
「あなたにとってYouTubeとは」
ゆうさんが、これまでの人生経験を踏まえて出した答えは…。
楽しみでもあり、希望でもあり、地獄でありもあり、苦しみでもある。
藁にもすがる気持ちで始めたYouTubeを今後も続けながら、また新たなステップを登り、前に進もうとしている、ゆうさん。
今後の活動にも注目したいですね!
[文・構成/GLUGLU編集部]