日本人初! 海外オーディション番組で『ゴールデンブザー』を獲得したマジシャンがスゴかった

芸能 By - GLUGLU編集部 更新:

『アメリカズ・ゴット・タレント』でモデルのハイディ・クルムさんからゴールデンブザーをもらった、レア・カイルさん。

AGTの場合、ゴールデンブザーを押されると、準々決勝進出が確定します。

準々決勝での、レア・カイルさんのパフォーマンスをご覧ください!

世界の素晴らしいパフォーマンスを見ることができる、『Got Talent』シリーズ。

審査員たちのコメントも、見どころの1つになっています。

厳しい審査で有名な音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルさんのコメントには、いつも多くの人が注目。

安村さんのパフォーマンスの際には、サイモンさんが笑っていたことも話題となっていました。

動画に日本語訳を付けているジェフさんは、番組制作会社からの招待で現地に番組観覧へ行った時には、サイモンさんに会って言葉を交わしたといいます。

左:サイモンさん 右:ジェフさん

ここまで、いくつかの動画を見ていて、日本語訳がとても分かりやすいと思いませんでしたか。

ジェフさんは、翻訳する時にこのようなことを気を付けているのだとか。

ジェフさん

すべての作業を1人で行っているため、掲載する動画の選定、字幕挿入、翻訳、サムネイル作成、タイトルなどを細部まで徹底的にこだわっています。

特に和訳においてはすべてを日本語にするのが基本で、カタカナ英語を使わず日本語のみで美しい文になるよう心がけています。

ジェフさん

『に』『へ』『を』などの助詞は1つの文章で被りやすいため、一言一句を音にとらえて、字幕を読んだ時の心地よさも計算して翻訳しています。

翻訳が分かりやすい理由は、カタカナ英語が最小限に抑えられているためだったようです。また、翻訳した文章を声に出して読み、視聴者が翻訳動画を見た時の心地よさを意識しているのだとか。

出場者の中には、オリジナルソングなどを披露する人もいます。

その場合、歌詞にも日本語訳を付けているジェフさん。大変な作業かと思えば、「ここを考える時が一番楽しい」と語っていました。

ジェフさん

歌の詞においては「日本語で歌うとどんな感じなのか」を意識しつつ、曲の世界観を壊さないよう慎重に和訳しています。これがよくコメント欄で反響をいただいてる「心にすっと入ってくる和訳」につながっていると思います。

ジェフさん

字幕の挿入も1フレーム単位で打ち込んでいて、出演者が話し始めるタイミングにぴったり合わせ、画面の切替えでは消すなど、動画の邪魔にならない表示を心がけています。

ジェフさんは、「英語のいい回しを日本語でなんていうかを考えてセリフにしている」と話します。ほかには分かりやすい翻訳のために、類語辞典や、人工知能『ChatGPT』などを駆使していました。

1つの動画を作るのに最低でも2時間ほどかけ、さらに英語以外の言語は一度文字に起こしてから翻訳するなど手間をかけて動画を作っているそうです。

2018年から翻訳を始め、「日本版を作りたい」という夢を持っていたジェフさん。

『Japan’s Got Talent』の番組配信が始まり、その夢も叶ったようです。

世界には、素晴らしいパフォーマンスを生み出す人がたくさんいます。

エンターテインメントに浸りたい時は、日本語訳が付いている『トップ・タレント・ジャパン』を見て理解を深めてみてはいかがでしょうか!


[文・構成/GLUGLU編集部]

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