誰もいないのに薬ができるのが遅い? 薬剤師の仕事に「こんなに大変だったんだ…」の声

フィットネス・健康 By - GLUGLU編集部 更新:

薬剤師として働いている中野昇さんのYouTubeチャンネル『薬剤師ナカショウ』。

『タメになる情報を楽しく』をテーマに、さまざまな動画を投稿しています。

薬ができるのが遅いのはなぜ?

中野さんは、YouTubeで薬剤師の仕事を発信しようと思ったきっかけを「『自分が発信できることで価値を届けられる投稿は何か』を模索した結果、薬剤師の仕事や健康知識を発信することにいきついた」と語っていました。

普段、処方せんを薬局に出してから手元に薬が届くまでどのような工程を経ているのか知らない人も多いでしょう。

中には「なんでそんなに時間がかかるの?」「もっと早くできるでしょ!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、薬を渡すことは簡単ではないのです。ましてや、薬を間違えてしまうと人の命を落としかねない重要な仕事。

そんな薬剤師の仕事を見てみましょう。

半錠の薬の作り方

まずは、薬を半分に割った半錠で処方された場合の工程動画です。

半錠にするのは、すべて手作業。時間がかかることも納得するでしょう。

半錠にする器具を使ったり、スプーンの裏を使ったり、とにかく手作業で一つひとつの錠剤を半分にしていきます。量が多いととても大変そうな作業です。

さらに、割って終わりではなく包装をしなければなりません。最後は目視で確認。

こんなに大変な作業なのに「遅い!」と患者からいわれてしまうことも…。

動画には「これを薬局のモニターに流して!」「時間がかかる理由がよく分かった」「こんなに大変だったんだ」などの声が寄せられていました。

軟膏ができるまで

続いては、塗り薬などの軟膏ができるまでの工程を撮った動画。

軟膏も、半錠にする作業とはまた違った厄介さがありました。

軟膏を混ぜる工程は、力作業だといいます。

ひたすらに混ぜたら、容器に入れていくのですが、ここにもコツがあるようです。

最後は、ちゃんと見た目を整えて、患者に渡します。

軟膏を1つ作るだけでも、こんなに大変なのですね…。

待ち時間1位の一包化

薬を一度に複数飲む人や、飲み忘れや飲み間違いが多い人に優しい一包化(いっぽうか)。

例えば、朝12種類の薬を飲む人にとって、1つずつ錠剤をシートから出していると、混ざって分からなくなってしまったり、飲み忘れが出てしまったりします。

そのようなことを防ぐために、あらかじめ薬局で1つの袋の中に朝飲む薬をまとめて入れるというものです。

飲む人にとってはありがたいのですが、薬剤師としては大変な作業。そのため、待ち時間も長いといいます。

まずは、薬をすべてシートから出して1日分ごとに分け、その後ゆっくりと機械から一包化されたものが排出されます。

薬の量が多ければ多いほど時間もかかります。さらに、朝・昼・夜・寝る前の分など、回数も増えると、この工程の繰り返しとなり、なかなか終わらないでしょう。

薬が足りなかったり、同じ薬が2回分入っていたりしたら命にかかわることもあります。

大変な作業でありながらも、丁寧にこなす薬剤師には頭が上がりませんね。

中野さんは、動画を投稿する時にこのようなことに気を付けているといいます。

中野昇さん

専門用語を分かりやすい言葉に変える、内容が難しくなりすぎないように分かりやすさに気を付けています。

中野昇さん

あと、健康に関する情報を楽しく得られるように、映像やキャラクターに面白さを加えて楽しさを出しています。

中野さんは、YouTubeを通してこのようなことを伝えたいと話しました。

中野昇さん

健康や薬剤師に関する各トピックに対して、タメになる情報や驚きの情報を伝えたいです。

薬の作り方以外にも、正しい薬の知識やおすすめの市販薬などを紹介している中野さん。

『薬剤師ナカショウ』を見て、正しい知識を身に付けてくださいね!


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

薬剤師ナカショウ

薬剤師ナカショウ

  • チャンネル登録者数:30万人
  • 再生回数: 1億4630万5464回

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