「初心者でも楽しめる本は?」 迷った時に見てほしい、オススメの小説作品を紹介 本・書評 By - GLUGLU編集部 更新:2023-09-26 Share Post LINE はてな ミステリー作品を中心に、さまざまなオススメの小説を紹介している、BookTuberのマサキさん。 以下の動画では、まだあまり本を読んだことがないという初心者にオススメの作品を、5冊紹介しています。 出典:マサキ/Masaki Books 動画はこちら YouTubeを通して、素晴らしい作品を周りに広めているマサキさん。特に、普段本を読む機会の少ない、初心者の人にこそ読書の面白さを伝えていきたいと考えているそうです。 マサキ/Masaki Books 初心者の方にこそ「本って面白そうだな、読んでみようかな」と思っていただけるよう、読書へのハードルを低くできるような活動をしていきたいです! YouTubeに動画を配信するようになった、きっかけはなんだったのでしょうか。 マサキ/Masaki Books もともとYouTubeを見るのが好きで、「いつか自分でも情報発信をやってみたいな」と考えていました。 マサキ/Masaki Books 2020年に大学院に進学したのですが、コロナ禍で研究室に行けなくなりました。「YouTubeを始めるならいまだ!」と思い、思い切って、自分の好きな読書に関する発信を始めました。 両親に本を読むようにいわれて育ち、読書は小さい頃からの習慣だったというマサキさん。 ある1冊の本をきっかけに、読書を本格的に好きになったそうです。 マサキ/Masaki Books 成長するにつれ、読書とは疎遠になっていたのですが、大学生の時にふと読んだ綾辻行人さんの『十角館の殺人』に衝撃を受けて、そこからミステリー小説が大好きになり、読書も大好きになりました。 マサキさんは、『十角館の殺人』をきっかけに、ミステリー小説にハマり、読書が大好きになったそうです。 マサキさんに、人生で一度は読んでほしいと思う作品をうかがいました。 マサキ/Masaki Books 初心者はもちろん、上級者にも読んでみてほしい作品は、道尾秀介さんの『シャドウ』。今まで僕が読んだ本の中でも、トップクラスに好きな1冊です! 【マサキさんによる『シャドウ』あらすじ】 母親を失った小学5年生の少年が、父親とのささやかな幸せを願い、二人暮らしを始めるが、いたるところに不幸の種が散りばめられていた。 苦悩の果てに、少年がたどり着いた、驚愕の真実とは…! 『シャドウ』について、マサキさんは「道尾秀介さん独特の暗い世界観の中に、主人公の少年の成長物語が組み込まれていて、かつ物語に違和感なく散りばめられている伏線が終盤、一気に回収されていく作品」と説明します。 マサキ/Masaki Books 特に読んでほしいのは、物語の結末です。ネタバレはできませんが、読者の想像をはるかに飛び越えていく展開が、心に残ること間違いなしの傑作となっています。 マサキさんは、同作品について「文字通り”騙された”と思って読んでほしい名作」と力説しました。 次に、マサキさんが今注目している作家を尋ねてみると…。 マサキ/Masaki Books 注目の作家は、デビュー作の『此の世の果ての殺人』で、23歳という若さで江戸川乱歩賞を受賞した荒木あかねさんです。同作は、小惑星の衝突を目前にした世界で起きた連続殺人事件を、自動車教習所で知り合った二人が追う…というストーリー。 マサキ/Masaki Books キャラクターが素晴らしく、物語の起承転結もとても美しい構成で「これがデビュー作!?」と驚きながら、楽しく読みました。今後、一体どのような作品を読ませてくれるのか、個人的にとても楽しみにしている作家さんの1人です。 『夏の3大文庫フェア』でオススメの本は? 読書好きにとって夏の風物詩ともいえる、新潮社・角川書店・集英社が厳選した作品を集めた『夏の3大文庫フェア』。 以下の動画では、2023年に選出された作品の中から、マサキさんが特にオススメしたいという12冊を紹介しています。 出典:マサキ/Masaki Books 動画はこちら こちらが、マサキさんが紹介した12冊です。 1.『自転しながら公転する』山本文緒 2.『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信 3.『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ 4.『向日葵の咲かない夏』道尾秀介 5.『博士の愛した数式』小川洋子 6.『逆ソクラテス』伊坂幸太郎 7.『終末のフール』伊坂幸太郎 8.『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ 9.『この本を盗む者は』深緑野分 10.『Another』綾辻行人 11.『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成 12.『青の炎』貴志祐介 どの作品も、あらすじから『こんな人にオススメ』という対象者まで、とても丁寧に解説しています。 いろいろなジャンルを取り上げているので、好みの作品が見つかるかもしれませんよ! 最後に、視聴者へのメッセージをどうぞ。 マサキ/Masaki Books いつも、動画を見ていただきありがとうございます! もっともっと読書の面白さや楽しさを伝えていこうと思うので、これからも応援よろしくお願いします! 新しく本を読みたいけれど、どれから読めばいいのか迷っている…という人は『マサキ/Masaki Books』を参考にしてみてください! [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 マサキ/Masaki Books チャンネル登録者数:2万4000人 再生回数: 346万4202回 関連ワード Pickupクリエイター この記事をシェアする Share Post LINE
ミステリー作品を中心に、さまざまなオススメの小説を紹介している、BookTuberのマサキさん。
以下の動画では、まだあまり本を読んだことがないという初心者にオススメの作品を、5冊紹介しています。
出典:マサキ/Masaki Books 動画はこちら
YouTubeを通して、素晴らしい作品を周りに広めているマサキさん。特に、普段本を読む機会の少ない、初心者の人にこそ読書の面白さを伝えていきたいと考えているそうです。
初心者の方にこそ「本って面白そうだな、読んでみようかな」と思っていただけるよう、読書へのハードルを低くできるような活動をしていきたいです!
YouTubeに動画を配信するようになった、きっかけはなんだったのでしょうか。
もともとYouTubeを見るのが好きで、「いつか自分でも情報発信をやってみたいな」と考えていました。
2020年に大学院に進学したのですが、コロナ禍で研究室に行けなくなりました。
「YouTubeを始めるならいまだ!」と思い、思い切って、自分の好きな読書に関する発信を始めました。
両親に本を読むようにいわれて育ち、読書は小さい頃からの習慣だったというマサキさん。
ある1冊の本をきっかけに、読書を本格的に好きになったそうです。
成長するにつれ、読書とは疎遠になっていたのですが、大学生の時にふと読んだ綾辻行人さんの『十角館の殺人』に衝撃を受けて、そこからミステリー小説が大好きになり、読書も大好きになりました。
マサキさんは、『十角館の殺人』をきっかけに、ミステリー小説にハマり、読書が大好きになったそうです。
マサキさんに、人生で一度は読んでほしいと思う作品をうかがいました。
初心者はもちろん、上級者にも読んでみてほしい作品は、道尾秀介さんの『シャドウ』。
今まで僕が読んだ本の中でも、トップクラスに好きな1冊です!
【マサキさんによる『シャドウ』あらすじ】
母親を失った小学5年生の少年が、父親とのささやかな幸せを願い、二人暮らしを始めるが、いたるところに不幸の種が散りばめられていた。
苦悩の果てに、少年がたどり着いた、驚愕の真実とは…!
『シャドウ』について、マサキさんは「道尾秀介さん独特の暗い世界観の中に、主人公の少年の成長物語が組み込まれていて、かつ物語に違和感なく散りばめられている伏線が終盤、一気に回収されていく作品」と説明します。
特に読んでほしいのは、物語の結末です。ネタバレはできませんが、読者の想像をはるかに飛び越えていく展開が、心に残ること間違いなしの傑作となっています。
マサキさんは、同作品について「文字通り”騙された”と思って読んでほしい名作」と力説しました。
次に、マサキさんが今注目している作家を尋ねてみると…。
注目の作家は、デビュー作の『此の世の果ての殺人』で、23歳という若さで江戸川乱歩賞を受賞した荒木あかねさんです。
同作は、小惑星の衝突を目前にした世界で起きた連続殺人事件を、自動車教習所で知り合った二人が追う…というストーリー。
キャラクターが素晴らしく、物語の起承転結もとても美しい構成で「これがデビュー作!?」と驚きながら、楽しく読みました。
今後、一体どのような作品を読ませてくれるのか、個人的にとても楽しみにしている作家さんの1人です。
『夏の3大文庫フェア』でオススメの本は?
読書好きにとって夏の風物詩ともいえる、新潮社・角川書店・集英社が厳選した作品を集めた『夏の3大文庫フェア』。
以下の動画では、2023年に選出された作品の中から、マサキさんが特にオススメしたいという12冊を紹介しています。
出典:マサキ/Masaki Books 動画はこちら
こちらが、マサキさんが紹介した12冊です。
1.『自転しながら公転する』山本文緒
2.『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信
3.『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
4.『向日葵の咲かない夏』道尾秀介
5.『博士の愛した数式』小川洋子
6.『逆ソクラテス』伊坂幸太郎
7.『終末のフール』伊坂幸太郎
8.『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ
9.『この本を盗む者は』深緑野分
10.『Another』綾辻行人
11.『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成
12.『青の炎』貴志祐介
どの作品も、あらすじから『こんな人にオススメ』という対象者まで、とても丁寧に解説しています。
いろいろなジャンルを取り上げているので、好みの作品が見つかるかもしれませんよ!
最後に、視聴者へのメッセージをどうぞ。
いつも、動画を見ていただきありがとうございます!
もっともっと読書の面白さや楽しさを伝えていこうと思うので、これからも応援よろしくお願いします!
新しく本を読みたいけれど、どれから読めばいいのか迷っている…という人は『マサキ/Masaki Books』を参考にしてみてください!
[文・構成/GLUGLU編集部]