甘じょっぱさがクセになる! 3日で作れる『青梅のはちみつ漬け』が毎年の定番になりそう

料理・グルメ By - GLUGLU編集部 更新:

YouTubeチャンネル『榎本美沙の季節料理』の写真

梅雨の時期が近付くと、店頭に並びだすのが、。自家製の梅シロップや梅干しを仕込む『梅仕事』を楽しむ暮らしに、憧れを抱く人も多いでしょう。

「今年こそやってみたい」と思いつつ、難しそうでなかなか手が伸びない…という人もいるかもしれません。

発酵食品や旬の野菜を使ったレシピが好評の料理家・榎本美沙さんは、梅のレシピ本を出すほど「梅仕事が大好き」だといいます。

自身のYouTubeチャンネル『榎本美沙の季節料理』でも、梅を使った簡単レシピが数多く紹介されていますよ!

たった3日で作れる!青梅のはちみつ漬け

梅仕事と聞くと、丁寧に下ごしらえをして、数か月寝かして…と、手間と時間がかかる印象です。

ところが、榎本さんが紹介する青梅のはちみつ漬けは、なんとたった3日間漬け込むだけで、あっという間に完成するのだとか!

甘じょっぱい味わいがクセになる、夏バテ対策にもってこいの一品です。

用意するのは、青梅500g、種を除いた梅の重さの12%分の粗塩、ハチミツ400gのみ。青梅は、青々として張りがあるものを選ぶといいそうですよ。

まず、大きめのボウルに青梅を入れ、さっと洗ってたっぷりの水を注いだら3~4時間ほどおき、アクを抜きましょう。梅に付いた水気を一つひとつ丁寧に拭き取ったら、竹串などでヘタを取っていきます。

梅に包丁を入れ、種に沿って一周ぐるっと切り込みを入れたら、切り込みを上にしてまな板などで挟み、上から叩きましょう。梅の上下を逆にしてもう一度叩きます。

すると、実が半分に割れました。種が実に残ったらギザギザが付いたスプーンなどで取り、捨てずに残しておいてください。

すべての梅が割れたら、梅の実の重さをはかり、ジッパー付き保存袋へ。梅の重さの12%分の粗塩を投入し、口を閉じてしっかり揉み込んでいきます。

梅を塩揉みすることで、余分な水分が抜けて、カリカリと食感がよく仕上がるのだとか。全体に塩が馴染めばOKです。

バットに乗せて平らにならし、ジッパー袋の空気をしっかり抜きます。2㎏の重しを乗せたら、そのまま1~2時間ほど塩漬けしましょう。

その間に、残った青梅の種を使って絶品めんつゆを仕込んでいきますよ。

消毒済のガラス瓶に種、かつお節、醤油、みりんを入れて馴染ませたら、フタを閉めて冷蔵庫で1週間ほど寝かせるだけです。

そうめんや、うどんなどにかけると、食欲の落ちやすい夏でも、さっぱりと食べられそうですね!種も無駄にせずに活用できるのが嬉しいポイント。

塩が溶けて果肉が少し柔らかくなったら、梅をザルに移し、水分を切っていきます。軽く水気を拭き取ったら、消毒済のガラス瓶に入れてハチミツを注いでください。

全体を軽く馴染ませたら、梅が浮いてこないように表面にラップを敷き込み、しっかりハチミツに浸かるようにしてからフタをしましょう。

時々、スプーンなどで底にたまったハチミツをかき混ぜながら、常温で3日ほどおけば完成。冷蔵庫で2~3か月ほど保存可能ですよ。

酸味がさわやかで、甘じょっぱく、カリカリとした食感がクセになりそうです。お茶請けにもぴったり!刻んで料理にアレンジして使うのもいいかもしれません。

また、シロップだけすくって炭酸で割れば、梅ソーダとしても楽しめます。汗をかいた日にゴクゴクと飲むのもたまりませんね…!

3つの材料であっという間に作れるのに、いろいろな楽しみ方ができる、青梅のはちみつ漬け。初めての梅仕事にいかがでしょうか。

詳しい分量や作り方は、動画を参考にしてくださいね。

チャンネル情報

榎本美沙の季節料理

榎本美沙の季節料理

  • チャンネル登録者数:35万6000人
  • 再生回数: 4890万209回
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