甘じょっぱさがクセになる! 3日で作れる『青梅のはちみつ漬け』が毎年の定番になりそう 料理・グルメ By - GLUGLU編集部 更新:2024-05-30 Share Post LINE はてな 梅雨の時期が近付くと、店頭に並びだすのが、梅。自家製の梅シロップや梅干しを仕込む『梅仕事』を楽しむ暮らしに、憧れを抱く人も多いでしょう。 「今年こそやってみたい」と思いつつ、難しそうでなかなか手が伸びない…という人もいるかもしれません。 発酵食品や旬の野菜を使ったレシピが好評の料理家・榎本美沙さんは、梅のレシピ本を出すほど「梅仕事が大好き」だといいます。 自身のYouTubeチャンネル『榎本美沙の季節料理』でも、梅を使った簡単レシピが数多く紹介されていますよ! たった3日で作れる!青梅のはちみつ漬け 梅仕事と聞くと、丁寧に下ごしらえをして、数か月寝かして…と、手間と時間がかかる印象です。 ところが、榎本さんが紹介する青梅のはちみつ漬けは、なんとたった3日間漬け込むだけで、あっという間に完成するのだとか! 甘じょっぱい味わいがクセになる、夏バテ対策にもってこいの一品です。 用意するのは、青梅500g、種を除いた梅の重さの12%分の粗塩、ハチミツ400gのみ。青梅は、青々として張りがあるものを選ぶといいそうですよ。 出典:榎本美沙の季節料理 まず、大きめのボウルに青梅を入れ、さっと洗ってたっぷりの水を注いだら3~4時間ほどおき、アクを抜きましょう。梅に付いた水気を一つひとつ丁寧に拭き取ったら、竹串などでヘタを取っていきます。 梅に包丁を入れ、種に沿って一周ぐるっと切り込みを入れたら、切り込みを上にしてまな板などで挟み、上から叩きましょう。梅の上下を逆にしてもう一度叩きます。 すると、実が半分に割れました。種が実に残ったらギザギザが付いたスプーンなどで取り、捨てずに残しておいてください。 すべての梅が割れたら、梅の実の重さをはかり、ジッパー付き保存袋へ。梅の重さの12%分の粗塩を投入し、口を閉じてしっかり揉み込んでいきます。 出典:榎本美沙の季節料理 梅を塩揉みすることで、余分な水分が抜けて、カリカリと食感がよく仕上がるのだとか。全体に塩が馴染めばOKです。 バットに乗せて平らにならし、ジッパー袋の空気をしっかり抜きます。2㎏の重しを乗せたら、そのまま1~2時間ほど塩漬けしましょう。 その間に、残った青梅の種を使って絶品めんつゆを仕込んでいきますよ。 消毒済のガラス瓶に種、かつお節、醤油、みりんを入れて馴染ませたら、フタを閉めて冷蔵庫で1週間ほど寝かせるだけです。 そうめんや、うどんなどにかけると、食欲の落ちやすい夏でも、さっぱりと食べられそうですね!種も無駄にせずに活用できるのが嬉しいポイント。 出典:榎本美沙の季節料理 塩が溶けて果肉が少し柔らかくなったら、梅をザルに移し、水分を切っていきます。軽く水気を拭き取ったら、消毒済のガラス瓶に入れてハチミツを注いでください。 全体を軽く馴染ませたら、梅が浮いてこないように表面にラップを敷き込み、しっかりハチミツに浸かるようにしてからフタをしましょう。 時々、スプーンなどで底にたまったハチミツをかき混ぜながら、常温で3日ほどおけば完成。冷蔵庫で2~3か月ほど保存可能ですよ。 酸味がさわやかで、甘じょっぱく、カリカリとした食感がクセになりそうです。お茶請けにもぴったり!刻んで料理にアレンジして使うのもいいかもしれません。 また、シロップだけすくって炭酸で割れば、梅ソーダとしても楽しめます。汗をかいた日にゴクゴクと飲むのもたまりませんね…! 3つの材料であっという間に作れるのに、いろいろな楽しみ方ができる、青梅のはちみつ漬け。初めての梅仕事にいかがでしょうか。 詳しい分量や作り方は、動画を参考にしてくださいね。 出典:榎本美沙の季節料理 動画はこちら 次のページ3日でできる、梅ピクルスも! 1 2 3 チャンネル情報 榎本美沙の季節料理 チャンネル登録者数:35万6000人 再生回数: 4890万209回 関連ワード Pickupクリエイター榎本美沙の季節料理 この記事をシェアする Share Post LINE
梅雨の時期が近付くと、店頭に並びだすのが、梅。自家製の梅シロップや梅干しを仕込む『梅仕事』を楽しむ暮らしに、憧れを抱く人も多いでしょう。
「今年こそやってみたい」と思いつつ、難しそうでなかなか手が伸びない…という人もいるかもしれません。
発酵食品や旬の野菜を使ったレシピが好評の料理家・榎本美沙さんは、梅のレシピ本を出すほど「梅仕事が大好き」だといいます。
自身のYouTubeチャンネル『榎本美沙の季節料理』でも、梅を使った簡単レシピが数多く紹介されていますよ!
たった3日で作れる!青梅のはちみつ漬け
梅仕事と聞くと、丁寧に下ごしらえをして、数か月寝かして…と、手間と時間がかかる印象です。
ところが、榎本さんが紹介する青梅のはちみつ漬けは、なんとたった3日間漬け込むだけで、あっという間に完成するのだとか!
甘じょっぱい味わいがクセになる、夏バテ対策にもってこいの一品です。
用意するのは、青梅500g、種を除いた梅の重さの12%分の粗塩、ハチミツ400gのみ。青梅は、青々として張りがあるものを選ぶといいそうですよ。
出典:榎本美沙の季節料理
まず、大きめのボウルに青梅を入れ、さっと洗ってたっぷりの水を注いだら3~4時間ほどおき、アクを抜きましょう。梅に付いた水気を一つひとつ丁寧に拭き取ったら、竹串などでヘタを取っていきます。
梅に包丁を入れ、種に沿って一周ぐるっと切り込みを入れたら、切り込みを上にしてまな板などで挟み、上から叩きましょう。梅の上下を逆にしてもう一度叩きます。
すると、実が半分に割れました。種が実に残ったらギザギザが付いたスプーンなどで取り、捨てずに残しておいてください。
すべての梅が割れたら、梅の実の重さをはかり、ジッパー付き保存袋へ。梅の重さの12%分の粗塩を投入し、口を閉じてしっかり揉み込んでいきます。
出典:榎本美沙の季節料理
梅を塩揉みすることで、余分な水分が抜けて、カリカリと食感がよく仕上がるのだとか。全体に塩が馴染めばOKです。
バットに乗せて平らにならし、ジッパー袋の空気をしっかり抜きます。2㎏の重しを乗せたら、そのまま1~2時間ほど塩漬けしましょう。
その間に、残った青梅の種を使って絶品めんつゆを仕込んでいきますよ。
消毒済のガラス瓶に種、かつお節、醤油、みりんを入れて馴染ませたら、フタを閉めて冷蔵庫で1週間ほど寝かせるだけです。
そうめんや、うどんなどにかけると、食欲の落ちやすい夏でも、さっぱりと食べられそうですね!種も無駄にせずに活用できるのが嬉しいポイント。
出典:榎本美沙の季節料理
塩が溶けて果肉が少し柔らかくなったら、梅をザルに移し、水分を切っていきます。軽く水気を拭き取ったら、消毒済のガラス瓶に入れてハチミツを注いでください。
全体を軽く馴染ませたら、梅が浮いてこないように表面にラップを敷き込み、しっかりハチミツに浸かるようにしてからフタをしましょう。
時々、スプーンなどで底にたまったハチミツをかき混ぜながら、常温で3日ほどおけば完成。冷蔵庫で2~3か月ほど保存可能ですよ。
酸味がさわやかで、甘じょっぱく、カリカリとした食感がクセになりそうです。お茶請けにもぴったり!刻んで料理にアレンジして使うのもいいかもしれません。
また、シロップだけすくって炭酸で割れば、梅ソーダとしても楽しめます。汗をかいた日にゴクゴクと飲むのもたまりませんね…!
3つの材料であっという間に作れるのに、いろいろな楽しみ方ができる、青梅のはちみつ漬け。初めての梅仕事にいかがでしょうか。
詳しい分量や作り方は、動画を参考にしてくださいね。
出典:榎本美沙の季節料理 動画はこちら