バケツを用意するだけ!自宅でオクラを170本作る方法が、目からウロコ 園芸 By - GLUGLU編集部 更新:2024-04-23 Share Post LINE はてな 近年、どんどんと高騰している野菜の価格。私たちの家計を助けてくれる手段の1つが、家庭菜園です。 ミニトマトやオクラなどは、自宅のベランダなどの限られたスペースでもおいしく作ることができますよ! 『みかんぼうや1987家庭菜園』って?家庭菜園を始めたきっかけは YouTubeチャンネル『みかんぼうや1987家庭菜園』では「自分で食べる物は自分で採りたい!」というキャッチコピーのもと、省スペースでもできる家庭菜園の動画を配信しています。 みかんぼうやさんが、家庭菜園を始めようと思ったきっかけは、何なのでしょうか。 みかんぼうやさん もともと興味はあったのですが、畑はなく庭も狭いので、なかなか始められませんでした。大昔に、プランターで小松菜を育てた時は、ダメになってしまって、すぐ諦めてしまったんです。 みかんぼうやさんが、一度は失敗した家庭菜園に再び挑戦しようと思ったきっかけは、2020年のコロナ禍に、釣りにハマったことでした。 釣った魚を自分でさばいて食べた際に「自給自足って素晴らしいな」と思い始めた、みかんぼうやさん。 新型コロナウイルス感染症の流行や年齢の影響もあり、健康について考えることが増えていたため、食べ物に気を配ろうと自然に思うようになったのだとか。 みかんぼうやさん 安心・安全な食料を手に入れるには自分で育てるのが一番いいと考えました。狭い庭を掘って簡単な花壇を作って、最初に植えたのがミニトマトです。 みかんぼうやさん ミニトマトはそれなりに収穫できて、自分で育てた野菜のおいしさと達成感で満たされました。 そこから「いろんな野菜を育ててみたい」と思い、のめり込んでいったという感じです。 ミニバケツを使う!オクラを大量生産 自給自足ができて、健康にも嬉しい野菜の1つがオクラです。みかんぼうやさんは、ミニバケツでオクラを栽培する様子を配信しています。 出典:みかんぼうや1987家庭菜園 動画はこちら オクラは、苗を植えてから5日程度で発芽しました。日当たりのよい場所に置いて育てましょう。 栽培から73日後には花を咲かせてくれました。美しい花を見られるのも、オクラ栽培の魅力です。 最終的な収穫本数は、7月~11月で、合計170本でした。ほぼ1日1本食べられる計算で、家計も助かりますね! 初心者におすすめ!ミニトマトの栽培方法 さまざまな野菜を育ててきた、みかんぼうやさんに、家庭菜園初心者におすすめの野菜をうかがうと…。 みかんぼうやさん 全部面白いので、食べたい野菜、好きな野菜を選ぶのが一番いいと思います!やっぱり「これを作って食べたい!」という情熱が、育てていく上で一番大事だと思うんです。 みかんぼうやさんは「環境や人によって育てる難易度も変わるため、『これ!』と指定するのは難しい」と続けます。 その上で、次のような野菜を挙げました。 みかんぼうやさん 難易度でお話すると、生育期間が長くなればその分虫に食われたり強風で折れたりといったリスクも高くなります。「とりあえずなんでもいいから育てて食べてみたい!」という方はサニーレタスなどの葉物野菜から入るのがおすすめですかね。 みかんぼうやさん あとはネギ類も、生命力が強くておすすめです! 個人的にはミニトマトがやっぱり好きなので、トライしてほしいなって思います。おいしい実がたくさんできた時の幸せは、計り知れません! みかんぼうやさん自身が好きで、おすすめだというミニトマトの栽培方法は、こちらの動画をご覧ください。 出典:みかんぼうや1987家庭菜園 動画はこちら まずは、100円ショップで購入したハンドル付きのボウルの底をハンダごてでくり抜き、マイクロファイバーふきんを細長くカット。 くり抜いた穴に2本のふきんを通したら、下には受け皿を、上からは不織布シートを敷いてバーミキュライトを6割程度入れます。 受け皿には水と根の成長を助けるメネデールを入れて、種を植えていけば準備は完了です。 成長したらバケツに移植してベランダで育てます。すくすくと育ったミニトマトは、なんと合計で1011個も収穫できました。 市販のものよりもみずみずしく、味が濃いミニトマトが食べられるそうですよ! コメント欄には「ミニトマト1000個はすごすぎる!」「真似して始めてみよう」という声が上がっていました。 みかんぼうやさん 難しいと思っていても意外にうまくいくこともあるのが家庭菜園です!もちろんその逆もありますが…(笑)。 ぜひ、いろんな物にチャレンジしてみてほしいです! ペットボトルを使う!長ネギの栽培方法 続いて紹介するのは、煮ても焼いてもおいしい、長ネギの栽培に関する動画です。 出典:みかんぼうや1987家庭菜園 動画はこちら ネギは生育に深さが必要なため、畑や花壇がないと難しいといわれています。 みかんぼうやさんは、その悩みを解消するために、生育に合わせてペットボトルを追加するという方法を編み出しました。 2ℓのペットボトルで作ったプランターをフェンスにぶら下げ、その中に苗を植えていきます。それぞれのペットボトルに1~5本植えて、どの程度育つのかという実験を行いました。 収穫時には、市販の長ネギと、大きさを比較。1本しか植えていないペットボトルで育てた長ネギの大きさは、市販のものと変わりません。 植える数が増えるごとに細くなってしまったものの、ペットボトルでもしっかりと育つことが分かりました。 さまざまな野菜の栽培方法を楽しく学べる同チャンネル。最後に、今後の展望についてうかがうと…。 みかんぼうやさん 今後もいろいろなことに挑戦して、動画を出していきたいと思っています!省スペースでもたくさん収穫できることを証明して、スペースがない都市部で暮らすような方々でも、気軽に家庭菜園ができるよう、後押しができれば嬉しいです。 みかんぼうやさん 私の方法を真似してくださった方が「うまく育ちました!」と投稿されているのを見ると、嬉しくてたまりません。いろんな栽培方法があるうちの、1つのサンプルとして、みなさまの参考になれば幸いです。 みかんぼうやさん まだまだ家庭菜園初心者の域を出ない私ですが、常識にとらわれずに、いろんな実験をしてみたり、面白いアイディア栽培をしていきたいと思っていますので、温かく見守っていただけると嬉しいです! 2024年4月現在、4万人を超えるチャンネル登録者数を誇る同チャンネル。2023年4月頃は、300人程度だったといいます。 みかんぼうやさんは、視聴者に向けて「本当に感謝でいっぱいです」といい、こんなメッセージを送りました。 みかんぼうやさん 色んな方と交流をさせていただき、すごく勉強になりますし、モチベーションにもなっています。ここでの出会いをもっと大切にしていきたいと思いますので、今後とも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょう!! これからも、家庭菜園のアイディアと野菜への愛が詰まった、みかんぼうやさんのYouTubeチャンネルに注目していきたいですね。 [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 みかんぼーや1987家庭菜園 チャンネル登録者数:8万3500人 再生回数: 652万4727回 関連ワード Pickupクリエイターオクラ家庭菜園 この記事をシェアする Share Post LINE
近年、どんどんと高騰している野菜の価格。私たちの家計を助けてくれる手段の1つが、家庭菜園です。
ミニトマトやオクラなどは、自宅のベランダなどの限られたスペースでもおいしく作ることができますよ!
『みかんぼうや1987家庭菜園』って?家庭菜園を始めたきっかけは
YouTubeチャンネル『みかんぼうや1987家庭菜園』では「自分で食べる物は自分で採りたい!」というキャッチコピーのもと、省スペースでもできる家庭菜園の動画を配信しています。
みかんぼうやさんが、家庭菜園を始めようと思ったきっかけは、何なのでしょうか。
もともと興味はあったのですが、畑はなく庭も狭いので、なかなか始められませんでした。
大昔に、プランターで小松菜を育てた時は、ダメになってしまって、すぐ諦めてしまったんです。
みかんぼうやさんが、一度は失敗した家庭菜園に再び挑戦しようと思ったきっかけは、2020年のコロナ禍に、釣りにハマったことでした。
釣った魚を自分でさばいて食べた際に「自給自足って素晴らしいな」と思い始めた、みかんぼうやさん。
新型コロナウイルス感染症の流行や年齢の影響もあり、健康について考えることが増えていたため、食べ物に気を配ろうと自然に思うようになったのだとか。
安心・安全な食料を手に入れるには自分で育てるのが一番いいと考えました。
狭い庭を掘って簡単な花壇を作って、最初に植えたのがミニトマトです。
ミニトマトはそれなりに収穫できて、自分で育てた野菜のおいしさと達成感で満たされました。
そこから「いろんな野菜を育ててみたい」と思い、のめり込んでいったという感じです。
ミニバケツを使う!オクラを大量生産
自給自足ができて、健康にも嬉しい野菜の1つがオクラです。みかんぼうやさんは、ミニバケツでオクラを栽培する様子を配信しています。
出典:みかんぼうや1987家庭菜園 動画はこちら
オクラは、苗を植えてから5日程度で発芽しました。日当たりのよい場所に置いて育てましょう。
栽培から73日後には花を咲かせてくれました。美しい花を見られるのも、オクラ栽培の魅力です。
最終的な収穫本数は、7月~11月で、合計170本でした。ほぼ1日1本食べられる計算で、家計も助かりますね!
初心者におすすめ!ミニトマトの栽培方法
さまざまな野菜を育ててきた、みかんぼうやさんに、家庭菜園初心者におすすめの野菜をうかがうと…。
全部面白いので、食べたい野菜、好きな野菜を選ぶのが一番いいと思います!
やっぱり「これを作って食べたい!」という情熱が、育てていく上で一番大事だと思うんです。
みかんぼうやさんは「環境や人によって育てる難易度も変わるため、『これ!』と指定するのは難しい」と続けます。
その上で、次のような野菜を挙げました。
難易度でお話すると、生育期間が長くなればその分虫に食われたり強風で折れたりといったリスクも高くなります。
「とりあえずなんでもいいから育てて食べてみたい!」という方はサニーレタスなどの葉物野菜から入るのがおすすめですかね。
あとはネギ類も、生命力が強くておすすめです!
個人的にはミニトマトがやっぱり好きなので、トライしてほしいなって思います。おいしい実がたくさんできた時の幸せは、計り知れません!
みかんぼうやさん自身が好きで、おすすめだというミニトマトの栽培方法は、こちらの動画をご覧ください。
出典:みかんぼうや1987家庭菜園 動画はこちら
まずは、100円ショップで購入したハンドル付きのボウルの底をハンダごてでくり抜き、マイクロファイバーふきんを細長くカット。
くり抜いた穴に2本のふきんを通したら、下には受け皿を、上からは不織布シートを敷いてバーミキュライトを6割程度入れます。
受け皿には水と根の成長を助けるメネデールを入れて、種を植えていけば準備は完了です。
成長したらバケツに移植してベランダで育てます。すくすくと育ったミニトマトは、なんと合計で1011個も収穫できました。
市販のものよりもみずみずしく、味が濃いミニトマトが食べられるそうですよ!
コメント欄には「ミニトマト1000個はすごすぎる!」「真似して始めてみよう」という声が上がっていました。
難しいと思っていても意外にうまくいくこともあるのが家庭菜園です!もちろんその逆もありますが…(笑)。
ぜひ、いろんな物にチャレンジしてみてほしいです!
ペットボトルを使う!長ネギの栽培方法
続いて紹介するのは、煮ても焼いてもおいしい、長ネギの栽培に関する動画です。
出典:みかんぼうや1987家庭菜園 動画はこちら
ネギは生育に深さが必要なため、畑や花壇がないと難しいといわれています。
みかんぼうやさんは、その悩みを解消するために、生育に合わせてペットボトルを追加するという方法を編み出しました。
2ℓのペットボトルで作ったプランターをフェンスにぶら下げ、その中に苗を植えていきます。それぞれのペットボトルに1~5本植えて、どの程度育つのかという実験を行いました。
収穫時には、市販の長ネギと、大きさを比較。1本しか植えていないペットボトルで育てた長ネギの大きさは、市販のものと変わりません。
植える数が増えるごとに細くなってしまったものの、ペットボトルでもしっかりと育つことが分かりました。
さまざまな野菜の栽培方法を楽しく学べる同チャンネル。最後に、今後の展望についてうかがうと…。
今後もいろいろなことに挑戦して、動画を出していきたいと思っています!
省スペースでもたくさん収穫できることを証明して、スペースがない都市部で暮らすような方々でも、気軽に家庭菜園ができるよう、後押しができれば嬉しいです。
私の方法を真似してくださった方が「うまく育ちました!」と投稿されているのを見ると、嬉しくてたまりません。
いろんな栽培方法があるうちの、1つのサンプルとして、みなさまの参考になれば幸いです。
まだまだ家庭菜園初心者の域を出ない私ですが、常識にとらわれずに、いろんな実験をしてみたり、面白いアイディア栽培をしていきたいと思っていますので、温かく見守っていただけると嬉しいです!
2024年4月現在、4万人を超えるチャンネル登録者数を誇る同チャンネル。2023年4月頃は、300人程度だったといいます。
みかんぼうやさんは、視聴者に向けて「本当に感謝でいっぱいです」といい、こんなメッセージを送りました。
色んな方と交流をさせていただき、すごく勉強になりますし、モチベーションにもなっています。
ここでの出会いをもっと大切にしていきたいと思いますので、今後とも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょう!!
これからも、家庭菜園のアイディアと野菜への愛が詰まった、みかんぼうやさんのYouTubeチャンネルに注目していきたいですね。
[文・構成/GLUGLU編集部]