病気やケガの治療のためなどに、薬を飲むことがありますよね。普段、薬は何で飲んでいますか。

水を用意したり、注文したりするのが面倒で、近くにあるお茶やジュースなどで飲んでいる人もいるかもしれません。

しかし、一般的には薬を飲む時は水か、ぬるま湯がいいとされています。

中には、薬と飲み合わせの悪いドリンクもあるので要注意です。その要注意のドリンクの１つが、スポーツドリンク。

「アルコールではないし、なんでダメなの？」と思う人がいるかもしれません。

２０２３年９月２２日現在、チャンネル登録者数約１０万人の薬剤師のナカショウさんが、その理由を解説しています。

スポーツドリンクは、カルシウムやマグネシウムが豊富なため、一部の薬は効果が弱くなることがあるといいます。

また、酸性の飲み物で薬を飲むと、薬のコーティングがはがれて味が苦くなることがあるそうです。

スポーツドリンクや、炭酸は酸性の飲み物。そのため、とても苦く感じる可能性があります。

「水ならいいでしょ」と、ミネラルウォーターで飲む人もいるかもしれません。

海外から輸入されたような硬水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多いといいます。そのため、薬を飲む時は避けましょう。

せっかく薬を飲んでいるのに、一緒に飲むドリンクのせいで効果が弱くなってしまうのはもったいないでしょう。

面倒臭がらず、水または、ぬるま湯で飲むようにしたいですね。

---

[文・構成／GLUGLU編集部]