【驚異の成長】2か月で20万人突破! 謎の外国人が登場する『Umami bites』って? 料理・グルメ By - GLUGLU編集部 更新:2024-02-29 Share Post LINE はてな インバウンド向けWebメディア『Umami bites(ウマミバイツ)』のYouTubeチャンネル『Umami bites』。 同チャンネルは、本格的なYouTubeの運用を開始してから約2か月で、チャンネル登録者数がおよそ20万人に到達しました。 投稿されている動画には、日本食をおいしそうに食べる謎の外国人がたびたび登場しています。 『Umami bites』は、5言語に対応したグルメ・観光情報を発信する訪日外国人向けのウェブメディア。記事とともに、さまざまなSNSで日本の魅力を発信しています。 GLUGLUは、急速にチャンネル登録者数を伸ばした『Umami bites』のメンバー2人にインタビュー!動画制作への思いや、背景、Webメディア『Umami bites』について話を聞きました。 『Umami bites(ウマミバイツ)』とは インタビューに答えてくれたのは、『Umami bites』の外国人ライターで、動画にも出演しているスティーブン・ハウスドーファーさんと、企画などを行っている見雪太亮さんです。 左:スティーブン・ハウスドーファーさん 右:見雪太亮さん 急成長したチャンネルを運営している2人ですが、これまで動画編集の仕事をしてきたわけではないといいます。意外な前職を教えてくれました。 見雪さん 僕は、新卒でインターネット広告事業を中心にしているIT企業の会社に入社しました。 その後、脱サラして映画俳優を目指し、特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズや舞台に出演し、表現することに従事していました。 見雪さん 俳優を志しながら、仲間とインフルエンサーマーケティングの会社を立ち上げて、その際に学んだSNSの知識があったのでスティーブンさんに動画の作り方をマネしてもらって今の形ができました。 2010年に日本へやってきたスティーブンさん。アメリカに住んでいた時から、日本が好きだったといいます。 スティーブンさん 日本のプロレス、映画、ドラマ、音楽が好きで、友達から姉妹都市のホームステイプログラムを紹介してもらい、1か月ほど静岡県のホストファミリーの家にホームステイをしました。そこで日本の食べ物、文化、人々を好きになりました。 スティーブンさん コミュニケーションを取りたかったのに、日本語をあまり話せなかったので、アメリカに戻ってから大学で日本語を勉強したり、留学したりしました。 大学卒業後は英語の教師の仕事を見つけて、日本でALT(外国語指導助手)になったといいます。 スティーブンさん 『Umami bites』を運営している株式会社グレイプに入る前は、静岡県で英語の教師をしていました。 日本の好きなところを海外に紹介する仕事をしたくて、転職しました。入社後は、しばらくWebメディア『grape』の英語版でライターとして働いていました。 ハキハキと回答してくれた、明るい人柄のスティーブンさん。 日本のエンタメも好きで「映画を前より見るようになった」と、楽しそうに自身の変化を教えてくれました。 スティーブンさん 自分の中で、とある俳優さんが映画に出たら必ず見るっていうルールも作っています! 見雪さん え、誰が好きなの? スティーブンさん 安藤サクラさん! 見雪さん いいね~! スティーブンさんの好きな俳優の話で、盛り上がった取材現場。 かわいらしいプライベートの一面が見られました。 日本でデパートに行って驚いたこととは スティーブンさんには、初めて日本に来た時に、忘れられない驚きの出来事があったそうです。 スティーブンさん 初めて、日本のデパートで買い物をしたら、店員が外までついてきたんです!「これが、おもてなしか!」と、カスタマーサービスが非常にいいことを知りました。 スティーブンさん あとは、コンビニの商品のクオリティが高すぎて、おいしくてびっくりしましたね! 外国人としての視点を忘れずに、動画を作るようにしているという『Umami bites』チーム。 スティーブンさん 僕が初めて日本に来た時のことを思い出して作っています。定期的に海外から友達が遊びに来てくれるので、アンケートではないですけど「何が食べたい?」「何が苦手?」などと、いろいろインタビューしています。 スティーブンさんは、「初めて日本に来た時は、納豆などが苦手で食べられなかったものの、だんだんと食べられるようになってきた」と、日本の食に馴染んだことを明かしていました。 『Umami bites』が訪れる店の決め方 『Umami bites』の制作チームは、スティーブンさんのほか、同じくアメリカ出身のゼビア・ベンスキーさんを含む外国人ライターと、日本人ライターで構成されています。 取材先は、スティーブンさんやベンスキーさんのネットワークを使って選んでいるのだとか。 スティーブンさん 外国人が好きそうな店や料理を意識して、いろいろと検討しました。 店選びは『外国人はまだこの料理を知らないけど、食べたら絶対好きになる』という視点でも考えています。 出典:Umami bites 動画はこちら 浅草観光にぴったりのカフェを発見! 抹茶、ほうじ茶を使用したティラミスやドリンクも【やなぎ茶屋 浅草】 見雪さん あとは、エリアを決めています。今は、訪日外国人が多い東京都内で取材のアポイントメントを取っています。 あくまで、日本にいらっしゃる外国の方々に喜んでいただけるような店選びをするように考えていますね。 これまで、さまざまな店舗を紹介してきた中で、ある動画がスティーブンさんの中でとても印象に残っているといいます。 スティーブンさん もう1人の外国人ライターのベンスキーは、ウニが大好物なんです。 ある焼き肉店に行ったら、和牛の上にウニが乗っていて、食べた瞬間に涙が出ていたのが、とても印象深かったです。 ベンスキーさんのリアクションにも注目して、動画を見てみてくださいね! 出典:Umami bites 動画はこちら 黒毛和牛を使った豪華なビジュアルがSNSで話題沸騰 『生粋な牛トロ雲丹いくら丼』を渋谷で堪能【焼肉ZENIBA】 『Umami bites』の動画の作り方 まったく動画編集をしたことのなかったスティーブンさんにとって、初めは撮影がとても大変だったといいます。 スティーブンさん 僕は、もともとSNSに動画を投稿しないので、まったく経験がなくて、ショート動画で何がいいのか、どういう編集の仕方がいいのか分かりませんでした。 なので、見雪さんにいろいろ聞いてたくさん教わりました。ちょっと、しつこかった時もあるんですけどね…(笑)。 「動画を撮影する時は、緊張の連続だった」と話すスティーブンさん。特に、撮影の流れが難しかったそうです。 出典:Umami bites 動画はこちら 一人焼き肉スタイルで楽しめる和牛 表参道の隠れ家焼き肉店 創作メニューも充実【やきにく 山笑ふ】 スティーブンさん 各動画で、自分で店をリサーチして、頭の中でストーリーボードを作っているんですけど、実際に店に行くと予定通り行かないこともあります。 その場でアジャストした方法で、リアクションを撮影しないといけないので、難しいですね。 料理が提供される前にリハーサルをするスティーブンさん 見雪さん 現場では、記事に使う写真のためにプロのカメラマンとご一緒させていただいています。撮影された写真を見ると、やはり表現がすごいんですよね。 とてもおいしそうに撮れている写真を見て「これを動かしたらどうなるかっていうのを目指しましょう」という共通認識で、動画を作っています。 ライティング、カメラ、出演を1人でこなすスティーブンさん 動画に調理風景を入れてみたり、おいしく見える画角を探してみたり、メンバー間で話し合ってブラッシュアップしているといいます。 ある日、『Umami bites』の取材があるというので同行すると、動画の撮影はスティーブンさん1人で担当していました。 料理が提供される前に、店の外観や内観を撮影し、リハーサルまでおこなって画角を調整。料理が届くと、自分で照明を当てながら撮影をしていました。 おいしい食べ方を店員に教わり、限られたチャンスでいかにおいしく見せるかを熟考。 『Umami bites』の動画の魅力でもある、おいしそうな飲食シーンはこのように撮られていたようです。 動画撮影は基本的に1人で行う 未経験だった外国人ライターが、編集に慣れて…? 動画はすべて、スマホのアプリで編集をしているという『Umami bites』制作チーム。 編集を始めた頃は、60秒以内の動画でも3時間ほどかけて作っていたといいます。徐々に慣れて、今では1時間で作れるようになったのだとか。 見雪さん 最初に比べて、編集時間は短くなってきました。この素材の中でどこが使えるかなどの判断が、回数を重ねるごとによくなってきたんだと思います。 スティーブンさん 最初は、「1時間の素材を30秒にしてください」といわれたら、「いや、無理だよ」って思ってたんですけど、今は「この素材はいらない」「これはおいしそうに見える」と、編集に慣れてきましたね。 ショート動画に絞った理由 2024年2月現在は、日本のお店にフォーカスを当て、おいしそうな料理や、お店に行ってみたくなるような動画を作っているといいます。 同月までに投稿されている動画は、70本以上。どれも最大60秒の短編動画『YouTube ショート』(以下、ショート動画)です。 ショート動画に絞った理由を、このように話します。 見雪さん 今、SNSでは縦型動画が一番伸びやすいと思っています。縦型動画を作れば、YouTube以外のSNSにも活用ができると思ったので、まずは縦型動画から始めてみました。 見雪さん 『日本の食』というテーマの中で、言語を必要としない『ノンバーバルなコンテンツ』を作っているのが、こだわりです。 YouTubeでは、言葉が分からなくても「おいしそう」「行ってみたくなる」となるような動画が人気なので、そういった点を大事にして動画を作るようにしています。なので、チャンネル登録者数が増えて、反応をもらえることはすごく嬉しいです。 嬉しい出来事は、スティーブンさんにもあったといいます。 スティーブンさん 僕が動画を撮っていたら、店員さんに「スマホを借りてもいいですか?」といわれ、キッチンまで持っていくと、店の人たちに見せて「こんなにキレイに撮ってくれているよ」とシェアしてくれたんです。 見雪さん それ、すごい嬉しいじゃん! Umami bitesにとってYouTubeとは 今後は、ショート動画だけでなく長尺の通常動画も撮っていこうと考えているといいます。 そんな『Umami bites』に、GLUGLUがいつも質問をしている『あなたにとってYouTubeとは』という質問を投げかけてみました。 見雪さん すごい質問が来たね…。 スティーブンさん 深い質問だね。 GLUGLUの質問に頭を悩ませる2人 見雪さん 日本にいながら、海外の方ともつながれるのは嬉しいですね。 スティーブンさん 今『Umami bites』はショート動画がメインですけど、10分ぐらいの日常生活の紹介動画や、買い物の仕方、コンビニの様子、温泉の楽しみ方といった動画も作りたいと思っています。 YouTubeは、そのような動画を投稿するのに一番いいプラットフォームだと思います。 見雪さん 自分たちの可能性を感じさせてくれる、プラットフォームですね! 日本の魅力を世界に発信し続ける『Umami bites』。動画編集の知識がなかったからこそ、これまでにない動画を作れているのかもしれません。 動画を見て、日本の食に興味を持ってくれる外国人が増えることでしょう。 スティーブンさんも登場する『Umami bites』は、こちらから読むことができます。 Webメディア『Umami bites』はこちら インタビューの様子は動画でもご覧になれますよ。 和気あいあいとした雰囲気や、スティーブンさんのお茶目な一面も見られるのでチェックしてくださいね。 出典:GLUGLU編集部 動画はこちら [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 Umami bites チャンネル登録者数:20万7000人 再生回数: 131万6175回 関連ワード インタビュー この記事をシェアする Share Post LINE
インバウンド向けWebメディア『Umami bites(ウマミバイツ)』のYouTubeチャンネル『Umami bites』。
同チャンネルは、本格的なYouTubeの運用を開始してから約2か月で、チャンネル登録者数がおよそ20万人に到達しました。
投稿されている動画には、日本食をおいしそうに食べる謎の外国人がたびたび登場しています。
『Umami bites』は、5言語に対応したグルメ・観光情報を発信する訪日外国人向けのウェブメディア。記事とともに、さまざまなSNSで日本の魅力を発信しています。
GLUGLUは、急速にチャンネル登録者数を伸ばした『Umami bites』のメンバー2人にインタビュー!動画制作への思いや、背景、Webメディア『Umami bites』について話を聞きました。
『Umami bites(ウマミバイツ)』とは
インタビューに答えてくれたのは、『Umami bites』の外国人ライターで、動画にも出演しているスティーブン・ハウスドーファーさんと、企画などを行っている見雪太亮さんです。
左:スティーブン・ハウスドーファーさん 右:見雪太亮さん
急成長したチャンネルを運営している2人ですが、これまで動画編集の仕事をしてきたわけではないといいます。意外な前職を教えてくれました。
僕は、新卒でインターネット広告事業を中心にしているIT企業の会社に入社しました。
その後、脱サラして映画俳優を目指し、特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズや舞台に出演し、表現することに従事していました。
俳優を志しながら、仲間とインフルエンサーマーケティングの会社を立ち上げて、その際に学んだSNSの知識があったのでスティーブンさんに動画の作り方をマネしてもらって今の形ができました。
2010年に日本へやってきたスティーブンさん。アメリカに住んでいた時から、日本が好きだったといいます。
日本のプロレス、映画、ドラマ、音楽が好きで、友達から姉妹都市のホームステイプログラムを紹介してもらい、1か月ほど静岡県のホストファミリーの家にホームステイをしました。
そこで日本の食べ物、文化、人々を好きになりました。
コミュニケーションを取りたかったのに、日本語をあまり話せなかったので、アメリカに戻ってから大学で日本語を勉強したり、留学したりしました。
大学卒業後は英語の教師の仕事を見つけて、日本でALT(外国語指導助手)になったといいます。
『Umami bites』を運営している株式会社グレイプに入る前は、静岡県で英語の教師をしていました。
日本の好きなところを海外に紹介する仕事をしたくて、転職しました。入社後は、しばらくWebメディア『grape』の英語版でライターとして働いていました。
ハキハキと回答してくれた、明るい人柄のスティーブンさん。
日本のエンタメも好きで「映画を前より見るようになった」と、楽しそうに自身の変化を教えてくれました。
自分の中で、とある俳優さんが映画に出たら必ず見るっていうルールも作っています!
え、誰が好きなの?
安藤サクラさん!
いいね~!
スティーブンさんの好きな俳優の話で、盛り上がった取材現場。
かわいらしいプライベートの一面が見られました。
日本でデパートに行って驚いたこととは
スティーブンさんには、初めて日本に来た時に、忘れられない驚きの出来事があったそうです。
初めて、日本のデパートで買い物をしたら、店員が外までついてきたんです!
「これが、おもてなしか!」と、カスタマーサービスが非常にいいことを知りました。
あとは、コンビニの商品のクオリティが高すぎて、おいしくてびっくりしましたね!
外国人としての視点を忘れずに、動画を作るようにしているという『Umami bites』チーム。
僕が初めて日本に来た時のことを思い出して作っています。
定期的に海外から友達が遊びに来てくれるので、アンケートではないですけど「何が食べたい?」「何が苦手?」などと、いろいろインタビューしています。
スティーブンさんは、「初めて日本に来た時は、納豆などが苦手で食べられなかったものの、だんだんと食べられるようになってきた」と、日本の食に馴染んだことを明かしていました。
『Umami bites』が訪れる店の決め方
『Umami bites』の制作チームは、スティーブンさんのほか、同じくアメリカ出身のゼビア・ベンスキーさんを含む外国人ライターと、日本人ライターで構成されています。
取材先は、スティーブンさんやベンスキーさんのネットワークを使って選んでいるのだとか。
外国人が好きそうな店や料理を意識して、いろいろと検討しました。
店選びは『外国人はまだこの料理を知らないけど、食べたら絶対好きになる』という視点でも考えています。
出典:Umami bites 動画はこちら
浅草観光にぴったりのカフェを発見! 抹茶、ほうじ茶を使用したティラミスやドリンクも【やなぎ茶屋 浅草】
あとは、エリアを決めています。今は、訪日外国人が多い東京都内で取材のアポイントメントを取っています。
あくまで、日本にいらっしゃる外国の方々に喜んでいただけるような店選びをするように考えていますね。
これまで、さまざまな店舗を紹介してきた中で、ある動画がスティーブンさんの中でとても印象に残っているといいます。
もう1人の外国人ライターのベンスキーは、ウニが大好物なんです。
ある焼き肉店に行ったら、和牛の上にウニが乗っていて、食べた瞬間に涙が出ていたのが、とても印象深かったです。
ベンスキーさんのリアクションにも注目して、動画を見てみてくださいね!
出典:Umami bites 動画はこちら
黒毛和牛を使った豪華なビジュアルがSNSで話題沸騰 『生粋な牛トロ雲丹いくら丼』を渋谷で堪能【焼肉ZENIBA】
『Umami bites』の動画の作り方
まったく動画編集をしたことのなかったスティーブンさんにとって、初めは撮影がとても大変だったといいます。
僕は、もともとSNSに動画を投稿しないので、まったく経験がなくて、ショート動画で何がいいのか、どういう編集の仕方がいいのか分かりませんでした。
なので、見雪さんにいろいろ聞いてたくさん教わりました。ちょっと、しつこかった時もあるんですけどね…(笑)。
「動画を撮影する時は、緊張の連続だった」と話すスティーブンさん。特に、撮影の流れが難しかったそうです。
出典:Umami bites 動画はこちら
一人焼き肉スタイルで楽しめる和牛 表参道の隠れ家焼き肉店 創作メニューも充実【やきにく 山笑ふ】
各動画で、自分で店をリサーチして、頭の中でストーリーボードを作っているんですけど、実際に店に行くと予定通り行かないこともあります。
その場でアジャストした方法で、リアクションを撮影しないといけないので、難しいですね。
料理が提供される前にリハーサルをするスティーブンさん
現場では、記事に使う写真のためにプロのカメラマンとご一緒させていただいています。撮影された写真を見ると、やはり表現がすごいんですよね。
とてもおいしそうに撮れている写真を見て「これを動かしたらどうなるかっていうのを目指しましょう」という共通認識で、動画を作っています。
ライティング、カメラ、出演を1人でこなすスティーブンさん
動画に調理風景を入れてみたり、おいしく見える画角を探してみたり、メンバー間で話し合ってブラッシュアップしているといいます。
ある日、『Umami bites』の取材があるというので同行すると、動画の撮影はスティーブンさん1人で担当していました。
料理が提供される前に、店の外観や内観を撮影し、リハーサルまでおこなって画角を調整。料理が届くと、自分で照明を当てながら撮影をしていました。
おいしい食べ方を店員に教わり、限られたチャンスでいかにおいしく見せるかを熟考。
『Umami bites』の動画の魅力でもある、おいしそうな飲食シーンはこのように撮られていたようです。
動画撮影は基本的に1人で行う
未経験だった外国人ライターが、編集に慣れて…?
動画はすべて、スマホのアプリで編集をしているという『Umami bites』制作チーム。
編集を始めた頃は、60秒以内の動画でも3時間ほどかけて作っていたといいます。徐々に慣れて、今では1時間で作れるようになったのだとか。
最初に比べて、編集時間は短くなってきました。この素材の中でどこが使えるかなどの判断が、回数を重ねるごとによくなってきたんだと思います。
最初は、「1時間の素材を30秒にしてください」といわれたら、「いや、無理だよ」って思ってたんですけど、今は「この素材はいらない」「これはおいしそうに見える」と、編集に慣れてきましたね。
ショート動画に絞った理由
2024年2月現在は、日本のお店にフォーカスを当て、おいしそうな料理や、お店に行ってみたくなるような動画を作っているといいます。
同月までに投稿されている動画は、70本以上。どれも最大60秒の短編動画『YouTube ショート』(以下、ショート動画)です。
ショート動画に絞った理由を、このように話します。
今、SNSでは縦型動画が一番伸びやすいと思っています。縦型動画を作れば、YouTube以外のSNSにも活用ができると思ったので、まずは縦型動画から始めてみました。
『日本の食』というテーマの中で、言語を必要としない『ノンバーバルなコンテンツ』を作っているのが、こだわりです。
YouTubeでは、言葉が分からなくても「おいしそう」「行ってみたくなる」となるような動画が人気なので、そういった点を大事にして動画を作るようにしています。なので、チャンネル登録者数が増えて、反応をもらえることはすごく嬉しいです。
嬉しい出来事は、スティーブンさんにもあったといいます。
僕が動画を撮っていたら、店員さんに「スマホを借りてもいいですか?」といわれ、キッチンまで持っていくと、店の人たちに見せて「こんなにキレイに撮ってくれているよ」とシェアしてくれたんです。
それ、すごい嬉しいじゃん!
Umami bitesにとってYouTubeとは
今後は、ショート動画だけでなく長尺の通常動画も撮っていこうと考えているといいます。
そんな『Umami bites』に、GLUGLUがいつも質問をしている『あなたにとってYouTubeとは』という質問を投げかけてみました。
すごい質問が来たね…。
深い質問だね。
GLUGLUの質問に頭を悩ませる2人
日本にいながら、海外の方ともつながれるのは嬉しいですね。
今『Umami bites』はショート動画がメインですけど、10分ぐらいの日常生活の紹介動画や、買い物の仕方、コンビニの様子、温泉の楽しみ方といった動画も作りたいと思っています。
YouTubeは、そのような動画を投稿するのに一番いいプラットフォームだと思います。
自分たちの可能性を感じさせてくれる、プラットフォームですね!
日本の魅力を世界に発信し続ける『Umami bites』。動画編集の知識がなかったからこそ、これまでにない動画を作れているのかもしれません。
動画を見て、日本の食に興味を持ってくれる外国人が増えることでしょう。
スティーブンさんも登場する『Umami bites』は、こちらから読むことができます。
Webメディア『Umami bites』はこちら
インタビューの様子は動画でもご覧になれますよ。
和気あいあいとした雰囲気や、スティーブンさんのお茶目な一面も見られるのでチェックしてくださいね。
出典:GLUGLU編集部 動画はこちら
[文・構成/GLUGLU編集部]