BBQでは『アレ』に注意して! 東京都が教える、食中毒を予防するポイントとは

ライフスタイル By - GLUGLU編集部 更新:

クーラーボックスの写真
※写真はイメージ

夏の定番レジャーとして、友人や家族と集まり、バーベキューをする人も多いのではないでしょうか。

好きな食材を持ち寄って、自分たちで焼いて食べるバーベキューは、夏の思い出作りにもぴったりですよね。

ただ、夏は気温や湿度が高くなるため、細菌が増えやすい季節です。

特に、鶏肉や牛肉で検出されやすい『カンピロバクター』や『腸管出血性大腸菌O157』などの、細菌性食中毒には警戒が必要です。

夏の食中毒を予防するには?

東京都台東区のYouTubeチャンネルでは、食中毒を防ぐための注意点を公開。

『つけない』『ふやさない』『やっつける』といった、食中毒予防の3原則に沿って、バーべーキューで気を付けるべき点を挙げています。

これからバーべーキューをする予定がある人も、そうでない人も、これを機に確認しておきましょう。

食中毒の予防1:細菌をつけない

肉を扱う時は、肉に付いている細菌を、手やほかの食材に付けないよう注意が必要です。

焼く前の準備として、生肉と野菜を同じ皿に乗せてしまうと、野菜にも細菌が付いてしまいます。そのため、調理前の肉と野菜は一緒にせず、別の皿に分けてください。

バーベキューの写真

※写真はイメージ

また、生肉を扱った箸やトングは、焼き上がった肉やサラダを食べる時には使わないようにし、それぞれ専用の調理器具を用意しましょう。

手指も同じように、生肉に触れた手で、ほかの食材に触れるのはNG。素手で肉を触った場合は、その後にしっかりと手を洗ってくださいね。

食中毒の予防2:細菌を増やさない

食中毒を引き起こす細菌は、温度が高いほど増殖のスピードが速くなります。

バーベキューで使う食材は、購入してから焼く直前まで、冷蔵庫や冷凍庫に入れておきましょう。

持ち運びをする際も、クーラーボックスなどに入れて、10℃以下の低温を保つようにします。

クーラーボックス内の、生の肉や魚は、それぞれ別のビニール袋などに入れて、汁が漏れないようにしてください。

食中毒の予防3:細菌をやっつける

バーベキューにおいて、肉は欠かせませんよね。ただ、肉に付いた細菌を滅するためにも、十分な加熱が必要です。

肉は、中心温度が75℃の状態で1分以上焼き、しっかりと火を通してください。

外側だけでは判断しづらいため、切って断面の色を確認するといいですよ。

家族や友人と一緒にバーベキューをするのであれば、肉はしっかり加熱できているか、箸やトングを使い分けているかなど、お互いに声をかけ合うことも大切でしょう。

正しい知識を身につけ、食中毒を防ぎながら、夏のレジャーを楽しんでくださいね!

動画はこちら


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

台東区公式チャンネル

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  • 再生回数: 399万9973回

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