熱中症の応急処置、これだけ押さえて! 大正製薬が解説動画を公開 フィットネス・健康 By - GLUGLU編集部 更新:2024-07-24 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ 2024年の夏は、30℃を超える日が多く、うだるような暑さが続いています。 そんな時に注意したいのが、熱中症です。体調不良だけでなく、場合によっては命の危険につながることも…。 大正製薬株式会社のYouTubeチャンネルは、熱中症の応急処置についての動画を公開しています。 解説しているのは、日本赤十字社医療センターで看護師長の女性です。 熱中症の応急処置には2パターン存在する 人が熱中症になると、めまい、頭痛、吐き気、けいれんなど、さまざまな症状を引き起こします。 こうした症状が見られたら、適切な応急手当をすることによって、重症化を防ぐことができるそうです。 処置をおこなう上では、その人に意識があるかどうかが大きなポイントになるのだとか。 以下では、意識がある場合と、意識がない場合に分けて、処置を紹介します。 熱中症になった人の意識がある場合 熱中症になりやすい環境で、ぐったりしている人を見かけたら、まずは声をかけてください。 意識があることを確認したら、涼しい場所に移動させます。 屋外なら木陰などへ、屋内なら冷房でできるだけ冷やし、うちわや扇風機などで風を当てるようにしましょう。 衣服のベルトやボタンなどを緩めて、濡らしたタオルなどで身体を覆い、風を送って身体全体を冷やします。 続いて、水分や塩分を摂取させます。スポーツドリンクや、濃度の低い食塩水などが理想的ですが、水分を吐き出してしまったら、無理に飲ませないでください。 状態がよくなったかどうかを確認し、必要に応じて医療機関を受診させるようにしましょう。 熱中症になった人の意識がない場合 意識を確認しても反応がない場合は、迷わず119番通報しましょう。早めの対処が命を救います。 救急車が到着するまでは、涼しい場所に移動させて、できるだけ早く身体を冷やしましょう。 首の横、わきの下、太ももの付け根などを集中的に冷やすのがポイントです。 ただし、絶対に水を飲ませないでください。窒息してしまう危険性があるからです。 このほか、動画では、熱中症の応急手当てをする際のポイントが説明されています。 万が一の場合に備えて、予習してみてはいかがでしょうか。 動画はこちら 自分や大事な人を守るために! 打撲や捻挫に使える、応急手当の方法を学ぼう やけどに氷水・消毒液はNG!? 応急処置のポイントを、大正製薬が動画で公開 今夜、寝る前にやってみて! 大正製薬が教えるストレッチで、身体をゆったりリラックス [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 taishomovie チャンネル登録者数:2万8000人 再生回数: 5645万6939回 関連ワード 大正製薬 この記事をシェアする Share Post LINE
2024年の夏は、30℃を超える日が多く、うだるような暑さが続いています。
そんな時に注意したいのが、熱中症です。体調不良だけでなく、場合によっては命の危険につながることも…。
大正製薬株式会社のYouTubeチャンネルは、熱中症の応急処置についての動画を公開しています。
解説しているのは、日本赤十字社医療センターで看護師長の女性です。
熱中症の応急処置には2パターン存在する
人が熱中症になると、めまい、頭痛、吐き気、けいれんなど、さまざまな症状を引き起こします。
こうした症状が見られたら、適切な応急手当をすることによって、重症化を防ぐことができるそうです。
処置をおこなう上では、その人に意識があるかどうかが大きなポイントになるのだとか。
以下では、意識がある場合と、意識がない場合に分けて、処置を紹介します。
熱中症になった人の意識がある場合
熱中症になりやすい環境で、ぐったりしている人を見かけたら、まずは声をかけてください。
意識があることを確認したら、涼しい場所に移動させます。
屋外なら木陰などへ、屋内なら冷房でできるだけ冷やし、うちわや扇風機などで風を当てるようにしましょう。
衣服のベルトやボタンなどを緩めて、濡らしたタオルなどで身体を覆い、風を送って身体全体を冷やします。
続いて、水分や塩分を摂取させます。スポーツドリンクや、濃度の低い食塩水などが理想的ですが、水分を吐き出してしまったら、無理に飲ませないでください。
状態がよくなったかどうかを確認し、必要に応じて医療機関を受診させるようにしましょう。
熱中症になった人の意識がない場合
意識を確認しても反応がない場合は、迷わず119番通報しましょう。早めの対処が命を救います。
救急車が到着するまでは、涼しい場所に移動させて、できるだけ早く身体を冷やしましょう。
首の横、わきの下、太ももの付け根などを集中的に冷やすのがポイントです。
ただし、絶対に水を飲ませないでください。窒息してしまう危険性があるからです。
このほか、動画では、熱中症の応急手当てをする際のポイントが説明されています。
万が一の場合に備えて、予習してみてはいかがでしょうか。
動画はこちら
[文・構成/GLUGLU編集部]