熱中症の応急処置、これだけ押さえて! 大正製薬が解説動画を公開

フィットネス・健康 By - GLUGLU編集部 更新:

ぐったりしている男性の写真
※写真はイメージ

2024年の夏は、30℃を超える日が多く、うだるような暑さが続いています。

そんな時に注意したいのが、熱中症です。体調不良だけでなく、場合によっては命の危険につながることも…。

大正製薬株式会社のYouTubeチャンネルは、熱中症の応急処置についての動画を公開しています。

解説しているのは、日本赤十字社医療センターで看護師長の女性です。

熱中症の応急処置には2パターン存在する

人が熱中症になると、めまい、頭痛、吐き気、けいれんなど、さまざまな症状を引き起こします。

こうした症状が見られたら、適切な応急手当をすることによって、重症化を防ぐことができるそうです。

処置をおこなう上では、その人に意識があるかどうかが大きなポイントになるのだとか。

以下では、意識がある場合と、意識がない場合に分けて、処置を紹介します。

熱中症になった人の意識がある場合

熱中症になりやすい環境で、ぐったりしている人を見かけたら、まずは声をかけてください。

意識があることを確認したら、涼しい場所に移動させます。

屋外なら木陰などへ、屋内なら冷房でできるだけ冷やし、うちわや扇風機などで風を当てるようにしましょう。

衣服のベルトやボタンなどを緩めて、濡らしたタオルなどで身体を覆い、風を送って身体全体を冷やします。

続いて、水分や塩分を摂取させます。スポーツドリンクや、濃度の低い食塩水などが理想的ですが、水分を吐き出してしまったら、無理に飲ませないでください

状態がよくなったかどうかを確認し、必要に応じて医療機関を受診させるようにしましょう。

熱中症になった人の意識がない場合

意識を確認しても反応がない場合は、迷わず119番通報しましょう。早めの対処が命を救います。

救急車が到着するまでは、涼しい場所に移動させて、できるだけ早く身体を冷やしましょう。

首の横、わきの下、太ももの付け根などを集中的に冷やすのがポイントです。

ただし、絶対に水を飲ませないでください。窒息してしまう危険性があるからです。

このほか、動画では、熱中症の応急手当てをする際のポイントが説明されています。

万が一の場合に備えて、予習してみてはいかがでしょうか。

動画はこちら


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

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  • チャンネル登録者数:2万7800人
  • 再生回数: 4695万1100回
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