これは覚えておいて! 救急隊が教える『ハチに刺された時の対処法』がこちら

ライフスタイル By - GLUGLU編集部 更新:

虫刺されの写真
※写真はイメージ

夏のレジャーとして、山や公園に足を運び、昆虫採集をする人もいるでしょう。

カブトムシやクワガタなど、夏ならではの昆虫を目にすると、心が躍りますよね。

しかし、中には人間に危害を加える、危険な虫がいることも忘れてはいけません。

島根県にある雲南消防本部のYouTubeチャンネルでは、救急隊の石川さんが、ハチに刺された時の正しい応急手当の仕方を紹介しています。

特に夏は、ハチの数がもっとも増える季節なので、これを機に適切な対処法を覚えておきましょう!

救急隊が教える、ハチに刺された時の『正しい応急手当』

ハチに刺された時は、まずその場から離れましょう。もしかしたら、近くにハチの巣がある可能性も十分にあり得ます。

次に、症状を確認してください。石川さんいわく、刺された部分は赤く腫れ、痛みを伴うとのこと。

皮膚の症状として、刺されていない場所が蕁麻疹(じんましん)のように赤く盛り上がったり、皮膚が赤くなったりしたら危険です。

蕁麻疹の写真

※写真はイメージ

また、『呼吸が荒くなる』『反応が悪くなる』『冷や汗』『腹痛』『吐き気』といった症状がある場合、全身にアレルギー反応が起こる、アナフィラキシーである可能性が高いといいます。

こうした症状があらわれた際は、すぐに救急車を呼んでください。

アナフィラキシー症状が見られない場合

先述した、アナフィラキシーによる全身症状が見られない場合の、対処法も解説しています。

まずは、刺された場所を確認し、針が残っていれば、ピンセットなどを使って取り除きましょう。

刺された箇所の周囲を強くつまみ、毒を絞り出すようにして、流水で洗い流してください。石川さんいわく、毒液は水に溶けやすい性質があるのだとか。

また、石川さんは医学的根拠がないことから、口で毒を吸い出す行為や、患部に尿をかける行為などは、やめるよう呼びかけていました。

後は、虫刺され用の薬があれば塗り、毒液の巡りを遅らせるため、濡れたタオルや保冷剤などで患部を冷やし、安静にしてください。

ハチに刺されないために、注意すべきこととは?

石川さんは、ハチに刺されないための予防として、黒や花柄の服は避け、白い服装で露出を少なくすることをおすすめしていました。

また、花に似た香りにハチが反応してしまうため、香水や整髪料などの使用にも注意が必要ですよ。

後半では、刺される危険性の高いハチの種類を紹介しています。各種類の特徴を解説しているので、予防のためにも把握しておくといいでしょう。

自分の身を守るだけでなく、家族や友人など、大切な人を守るためにも正しい対処法を覚えておきたいですね。

以下のボタンから動画を視聴できますが、実際のハチの写真が出てくるので、虫が苦手な人は注意してください。

動画はこちら


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

雲南消防

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  • チャンネル登録者数:376人
  • 再生回数: 11万4018回

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