これは覚えておいて! 救急隊が教える『ハチに刺された時の対処法』がこちら ライフスタイル By - GLUGLU編集部 更新:2024-07-30 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ 夏のレジャーとして、山や公園に足を運び、昆虫採集をする人もいるでしょう。 カブトムシやクワガタなど、夏ならではの昆虫を目にすると、心が躍りますよね。 しかし、中には人間に危害を加える、危険な虫がいることも忘れてはいけません。 島根県にある雲南消防本部のYouTubeチャンネルでは、救急隊の石川さんが、ハチに刺された時の正しい応急手当の仕方を紹介しています。 特に夏は、ハチの数がもっとも増える季節なので、これを機に適切な対処法を覚えておきましょう! 救急隊が教える、ハチに刺された時の『正しい応急手当』 ハチに刺された時は、まずその場から離れましょう。もしかしたら、近くにハチの巣がある可能性も十分にあり得ます。 次に、症状を確認してください。石川さんいわく、刺された部分は赤く腫れ、痛みを伴うとのこと。 皮膚の症状として、刺されていない場所が蕁麻疹(じんましん)のように赤く盛り上がったり、皮膚が赤くなったりしたら危険です。 ※写真はイメージ また、『呼吸が荒くなる』『反応が悪くなる』『冷や汗』『腹痛』『吐き気』といった症状がある場合、全身にアレルギー反応が起こる、アナフィラキシーである可能性が高いといいます。 こうした症状があらわれた際は、すぐに救急車を呼んでください。 アナフィラキシー症状が見られない場合 先述した、アナフィラキシーによる全身症状が見られない場合の、対処法も解説しています。 まずは、刺された場所を確認し、針が残っていれば、ピンセットなどを使って取り除きましょう。 刺された箇所の周囲を強くつまみ、毒を絞り出すようにして、流水で洗い流してください。石川さんいわく、毒液は水に溶けやすい性質があるのだとか。 また、石川さんは医学的根拠がないことから、口で毒を吸い出す行為や、患部に尿をかける行為などは、やめるよう呼びかけていました。 後は、虫刺され用の薬があれば塗り、毒液の巡りを遅らせるため、濡れたタオルや保冷剤などで患部を冷やし、安静にしてください。 ハチに刺されないために、注意すべきこととは? 石川さんは、ハチに刺されないための予防として、黒や花柄の服は避け、白い服装で露出を少なくすることをおすすめしていました。 また、花に似た香りにハチが反応してしまうため、香水や整髪料などの使用にも注意が必要ですよ。 後半では、刺される危険性の高いハチの種類を紹介しています。各種類の特徴を解説しているので、予防のためにも把握しておくといいでしょう。 自分の身を守るだけでなく、家族や友人など、大切な人を守るためにも正しい対処法を覚えておきたいですね。 以下のボタンから動画を視聴できますが、実際のハチの写真が出てくるので、虫が苦手な人は注意してください。 動画はこちら [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 雲南消防 チャンネル登録者数:381人 再生回数: 11万9358回 この記事をシェアする Share Post LINE
夏のレジャーとして、山や公園に足を運び、昆虫採集をする人もいるでしょう。
カブトムシやクワガタなど、夏ならではの昆虫を目にすると、心が躍りますよね。
しかし、中には人間に危害を加える、危険な虫がいることも忘れてはいけません。
島根県にある雲南消防本部のYouTubeチャンネルでは、救急隊の石川さんが、ハチに刺された時の正しい応急手当の仕方を紹介しています。
特に夏は、ハチの数がもっとも増える季節なので、これを機に適切な対処法を覚えておきましょう!
救急隊が教える、ハチに刺された時の『正しい応急手当』
ハチに刺された時は、まずその場から離れましょう。もしかしたら、近くにハチの巣がある可能性も十分にあり得ます。
次に、症状を確認してください。石川さんいわく、刺された部分は赤く腫れ、痛みを伴うとのこと。
皮膚の症状として、刺されていない場所が蕁麻疹(じんましん)のように赤く盛り上がったり、皮膚が赤くなったりしたら危険です。
※写真はイメージ
また、『呼吸が荒くなる』『反応が悪くなる』『冷や汗』『腹痛』『吐き気』といった症状がある場合、全身にアレルギー反応が起こる、アナフィラキシーである可能性が高いといいます。
こうした症状があらわれた際は、すぐに救急車を呼んでください。
アナフィラキシー症状が見られない場合
先述した、アナフィラキシーによる全身症状が見られない場合の、対処法も解説しています。
まずは、刺された場所を確認し、針が残っていれば、ピンセットなどを使って取り除きましょう。
刺された箇所の周囲を強くつまみ、毒を絞り出すようにして、流水で洗い流してください。石川さんいわく、毒液は水に溶けやすい性質があるのだとか。
また、石川さんは医学的根拠がないことから、口で毒を吸い出す行為や、患部に尿をかける行為などは、やめるよう呼びかけていました。
後は、虫刺され用の薬があれば塗り、毒液の巡りを遅らせるため、濡れたタオルや保冷剤などで患部を冷やし、安静にしてください。
ハチに刺されないために、注意すべきこととは?
石川さんは、ハチに刺されないための予防として、黒や花柄の服は避け、白い服装で露出を少なくすることをおすすめしていました。
また、花に似た香りにハチが反応してしまうため、香水や整髪料などの使用にも注意が必要ですよ。
後半では、刺される危険性の高いハチの種類を紹介しています。各種類の特徴を解説しているので、予防のためにも把握しておくといいでしょう。
自分の身を守るだけでなく、家族や友人など、大切な人を守るためにも正しい対処法を覚えておきたいですね。
以下のボタンから動画を視聴できますが、実際のハチの写真が出てくるので、虫が苦手な人は注意してください。
動画はこちら
[文・構成/GLUGLU編集部]