スプレー缶のごみの出し方、それであってる? 間違った方法は、火災の原因にも…

ライフハック By - GLUGLU編集部 更新:

年末が近づくと大掃除や、片付けをする人も多いでしょう。

掃除をすると廃棄物が出ますが、ゴミの出し方は守れていますか。

意外と知られていないのが、スプレー缶のゴミの出し方です。スプレー缶のゴミによって、毎年火災が起きています。

東京消防庁によれば、2021年までの過去10年間で1053件の火災が発生。その多くが、穴開け・ガス抜き作業中でした。

また、正しいゴミ捨てがされず、ゴミ収集車が火災に巻き込まれることもあるようです。

東京都国立市の一般廃棄物の収集・運搬、産業廃棄物の処理をする株式会社リストは、YouTubeチャンネル『くにたちリスト』で正しいスプレー缶の捨て方を紹介しています。

スプレー缶の収集日は、各自治体で異なるため、ゴミカレンダーなどを見て正しい分別を行ってください。

ガス抜き作業をする際は、火の気がないところで行いましょう。

新聞紙やトイレットペーパーを敷いた袋の中で、ガス抜きをして周囲への飛散を防ぎます。

以前は、缶に穴を空けて廃棄することが主流でした。

しかし、事故が多いことから穴あけ作業を禁止している自治体もあります。再度、自治体のルールをチェックしてみてくださいね。

ガス抜きキャップを使用するのが推奨されていますが、どうしても缶の中身を出すことができない場合は、有料で処分を頼むことも1つの方法です。

誤ったゴミの出し方1つで、自分や、他人の命も危険にさらされます。しっかりと正しいゴミの出し方を覚えておきましょう。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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