イェール大学助教授・成田悠輔の人生を変えた本とは? 「神回」「中毒性が高い」

本・書評 By - GLUGLU編集部 更新:

東京都内の書店を代表する唯一の団体、東京都書店商業組合が企画運営を行うYouTubeチャンネル『東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~』。

書店を愛する著名人が『人生を変えた本』を紹介するシリーズが人気です。

以下の動画には、切れ味鋭い論客としてメディアに引っ張りだこの、イェール大学助教授の成田悠輔さんが登場しました。

動画では成田さんが3冊の『人生を変えた本』を紹介しています。その1冊が、芸術家のオノ・ヨーコさんによる『グレープフルーツ・ジュース』。

同書には「掃除をしなさい」「太陽を見つめなさい。それが四角くなるまで」といった指示が、ひたすら書いてあるそうです。

不思議な本の作りに、成田さんも「もはや本なのか、本でないのか、怪しい」と述べています。

さらに、指示の内容が、スケールも抽象度も実現可能性もバラバラな点について「普通、指示は具体性や難易度などが大体決まっているが、そのスケールや自由度をさまざまな方向に伸び縮みさせたら、どうなるか…そんな思考実験をしている」と、本の面白さを語りました。

ちなみに、同書はロックバンド『ビートルズ』のジョン・レノンさんが刺激を受け、名曲『イマジン』を生み出したオノ・ヨーコさんの詩集『グレープフルーツ』を再編集したものなのだとか。

あの『イマジン』を生んだ本とは…内容が気になる人も多いのではないでしょうか。

成田さんの『人生を変えた本』の、残りの2冊は、ぜひ動画で確認してみてくださいね!


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~

東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~

  • チャンネル登録者数:8万2400人
  • 再生回数: 731万4518回

このチャンネルを企画運営しているのは、東京都内の書店を代表する唯一の団体である東京都書店商業組合です。(商工組合は「業界全体の改善発達」を主目的としており、各都道府県に1業種1団体しか設立できない組合です)。


当組合は、明治20年に都内の書籍小売業者により「東京書籍商組合」として発足した歴史のある組合です。昭和52年に「協同組合」から「中小企業団体の組織に関する法律」に基づいた「商工組合」に組織変更し、名称も「東京都書店商業組合」に変更しました。


業界三者といわれる「出版社」「取次会社」「書店」、それぞれの組織体である「日本書籍出版協会」「日本雑誌協会」「日本出版取次協会」、そして「日本書店商業組合連合会」(各県書店組合の連合会)の出版4団体でこれからも出版業界の繁栄を目指していきます。

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