卵の賞味期限が切れちゃった! あなたならどうする!?専門家の意見は…

料理・グルメ By - GLUGLU編集部 更新:

せっかく卵を買ったら、正しい保存方法で管理したいですよね。

みなさんの、これまでの卵の保存方法は正しかったのでしょうか。

卵は、基本的にすでに洗浄されてから出荷されているため、洗わずにそのまま保存していいそうです。

また、比較的賞味期限が長い卵ですが、気付いたら期限が切れてしまっていることもあるでしょう。

賞味期限とは、安心して生食できる期間。賞味期限を過ぎても、加熱したら食べられるといいます。

数日、賞味期限が切れていたとしても、卵を捨てないで加熱してできるだけ早めに食べましょう。

保存する時は、卵の尖っているほうを下にし、丸くカーブしているほうを上にすると、鮮度が長持ちするのだとか。

また、卵を取り出して冷蔵庫に入れている人も多いと思いますが、パックごと冷蔵庫に入れるほうが衛生的です。

卵の変化に気付いた?

『タマゴ科学研究会』によると、時代の変化とともに、卵も変化してきているといいます。

タマゴ科学研究会

卵の味は、主に飼料由来の味が移行します。従来は、魚粉を配合することが日本の卵の特徴でした。

しかし最近は魚粉が高騰してきたため、魚粉を使わない卵も流通するようになり、若い世代の消費者は、魚粉不使用の卵の風味を好むようです。

タマゴ科学研究会

現在も、飼料は魚粉ありなしが混在しています。

実際に、中高年の魚粉の卵に慣れている人々のほとんどは、魚の風味は分からないと思います。それが卵の風味であったりコクであったりと考えていると思います。

※写真はイメージ

タマゴ科学研究会

日本人の好みの特徴としては、赤い卵黄を好むことです。

食経験・食文化とも連動しますが、卵かけご飯に代表されるように、生食することの多い日本人には卵黄の色調はインパクトが大きく、鮮やかなほうがおいしく感じます。

タマゴ科学研究会

黄色からオレンジ色、赤い色を強くするために、飼料にパプリカやマリーゴールドなどの色素を配合して、黄色を濃くしています。 海外の黄色い卵は、トウモロコシ由来の色が出ます。最近では、米粉を食べさせた白い卵も流通しています。

『タマゴ科学研究会』によると、「青や紫、黒などの色素を数日ごとに配合を変えて給餌すると、虹色の卵黄も作ることができる」といいます。

大切な卵をムダにせず、一つひとつおいしくいただきたいですね。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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タマゴ科学研究会公式チャンネル

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