スマッシュが決まらない人必見! 元テニスプレイヤーが教える失敗しない打ち方とは

テニス By - GLUGLU編集部 更新:

元プロテニスプレイヤーの一藤木良平(いっとうぎ・りょうへい)さんが、テニスプレーのコツを紹介しているYouTubeチャンネル『一藤木良平のQreativTennisTV』。

テニスをする人にとっては、元プロからのレクチャーがとても参考になるでしょう。

ショートラリー、なんとなくやるのはNG

ショートラリーは、『ウォーミングアップ』というイメージが強いかもしれません。

「ウォーミングアップだから、そんなに力を入れなくてもいいや」と思っていませんか。ショートラリーを、甘く見てはいけません。

その理由を、一藤木さんが動画で解説しています。

試合でいいスタートを切るためには、精神の切り替えも大切です。

ショートラリーでもロングラリーでも、やることは同じで、いい位置に入ってボールを打つこと。

一藤木さんがショートラリーの時に意識しているポイントは、足など細部まで動かすことだそうです。

ショートラリーでも、来ているボールに対して、いい打点に入るように足を動かしましょう。

優しく打ち返すショートラリー。一藤木さんは「強く打つより、優しく打つほうが難しい」と話します。

ショートラリーの時間に、タッチのコンディションを確かめたり、ショットイメージの練習をしたりするといいでしょう。

一藤木さんは、「なんとなくやって、感覚がない状態のままミスをして、集中力が続かないのが一番よくない」と話していました。

一藤木さんの動画は、短い動画で要点をおさえて説明しているので分かりやすいですね。YouTubeを始めたきっかけをこのように話しています。

一藤木良平さん

もともと始めたいと思っていたのですが、編集の手間などを考えると今のスケジュールに組み込むのは困難でして、やっていませんでした。

ですが、自分が運営するスクールの生徒のお父様から「撮影、編集、経費などサポートするからやりませんか?」と誘っていただき始めました!

失敗しないスマッシュ

試合中、スマッシュのタイミングが来たらチャンスですよね。

スマッシュだけは、チャンスを逃したくないものですが、機会が少ないためにプレッシャーを感じてしまい打つ直前に自信をなくしてしまうかもしれません。

そんなスマッシュのコツを、一藤木さんはどのように紹介するのでしょうか。

スマッシュは、身体の向き、ポジション、ラケットの振り方が大事だといいます。

スマッシュを打つ時は、早く構えて、横向きになって準備を整えましょう。次にボールを打てるポジションに移動。ボールは頭より前で打つのがポイントです。

「頭の上がスマッシュを打てる最後のライン」と話す、一藤木さん。頭より後ろが打点にならないように気を付けながらタイミングよくラケットをスイングさせましょう。

しかし、ボールが落ちてくるまで時間はありません。タイミングを図っている間に、どんどんボールは落ちてきます。

一藤木さんは、シンプルに考えるために「ここにボールが入ったら打つ」というようなイメージや感覚を付けているのだとか。

また「スイングは終わりに向かって始まっていく」と考えており、スイングした後の終わりの形をとらえておくと、ばらつきがなくなり効率的なスイングになるそうです。

スマッシュを打つ機会は少なく緊張しやすいので、ポイントをおさえて反復練習をして自信を付けておきたいですね。

一藤木さんは、実際のスクールでの指導とYouTubeでの指導の違いをこのように語っていました。

一藤木良平さん

やはり、実際に教えるのとYouTubeで紹介するのではかなり勝手が違います。

運動能力と身体感覚、スイングのクセや特徴、性格など…。実際に教える際には、その人のいろいろな部分を生で感じとって、本人に最適なスイングやプレースタイル、ギアなどを提案させていただきます。イメージは、生徒と自分がコラボして、行う感じです!

一藤木良平さん

一方YouTubeでは、教える際に対象になる人がいないので、個々の特徴や特性に合わせて教えることができません…。

基本的には、万人に当てはまる基本的なことを僕なりの表現でお伝えさせていただいております!あとは、僕の独自の理論を好きなようにしゃべっています(笑)。

実際に生徒を目の前に教える時は「その人のいい部分を見つけてそこを伸ばすのが基本」と話す、一藤木さん。YouTubeでは「テニスの基本と自分独自の理論を投げかけている」と、指導の違いを明かしてくれました。

プロ仕様のスライスサーブとは

サーブで点数を稼げたら嬉しいですよね。反対に、2回ミスをすると相手に点数を与えてしまうというプレッシャーもあります。

一藤木さんのサーブを見て、コツをつかみましょう。

動画では、プロが使っているスライスサーブを解説。

ポイントは、自分の身体の中心よりも左側にトスを上げ、ラケット面の左側でとらえること。

デメリットは、相手コートに届くまで時間がかかる点と、スピードが出ない点だといいます。

しかし、正面から見るとそんなデメリットはあまり感じず「こんなボールは取れない!」と思いますよね。

コメント欄には「勉強になった」「長年のモヤモヤが晴れた」などの声が寄せられていました。

一藤木さんが解説していたポイントをおさえて、練習してみてくださいね。

一藤木さんは、自身のチャンネルの特色について「技術解説などさまざまな部分でオリジナルであることを大切にしております」と話していました。

一藤木良平さん

誰もいっていない僕独自の理論や、いい回しなどを大切にしております。

あと、ファッションが好きなので、自分が好きな音楽やアート分野から影響を受けた着こなしをしてます。みんな大体しっかりしたテニスウェアなので…(笑)。

2022年12月から始まった『一藤木良平のQreativTennisTV』。一藤木メゾットは、これから多くの人のテニスプレーで生きることでしょう!


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

一藤木良平のQreativTennisTV

一藤木良平のQreativTennisTV

  • チャンネル登録者数:6750人
  • 再生回数: 114万5642回
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