二度と同じ作品は生まれない! 絵心のない人でもできるアルコールインクアートとは? クラフト・アート By - GLUGLU編集部 更新:2023-10-25 Share Post LINE はてな 突然ですが『アルコールインクアート』というアートを知っていますか。 アルコールインクアートは、その瞬間にしか生まれないアートで、同じ作品は二度と作れません。「アートセンスがない」という人でも大丈夫です。 どういったものなのか、想像がつかない人もいるでしょう。 YouTubeチャンネル『Flower Fierte Hannah』では、誰でも簡単に楽しめるアルコールインクアートの技法を紹介しています。 出典:Flower Fierte Hannah 動画はこちら ユポ紙に、インクとアルコールを垂らし、通常はドライヤーや小さなブロワーで風を送ってインクを伸ばして乾かしていきます。 こうすることによって、さまざまな色が混ざり、予想ができない形が仕上がっていきます。 しかし、ドライヤーなどを使って風を送るのは思うようにいかず、初心者には難しいと感じるかもしれません。 動画では、ユポ紙ではなく、セロハンにインクとアルコールを垂らしていました。 こうすることで、「風で思うようにインクを広げられない!」ということがなく、ある程度イメージした形に仕上げることができるでしょう。 アルコールインクアートの魅力的なところは? 動画投稿者のハンナさんに、アルコールインクアートの魅力的なところを教えてもらいました。 ハンナさん このアートは絵心がなくても、センスがなくてもいいと思います。アルコールインクは、インクとインクの色の混ざり合いや滲んだ模様、風で広がっていく様子を楽しむアートだから。 ハンナさん どなたでも仕上がりの完成度が高いので、とっても魅力的なアートです。その日の気分で色の組み合わせが変わるから、2つとないアートが生まれますね(笑)。 こちらは、アルコールインクアートと重曹アートを組み合わせた楽しみ方を紹介した動画です。 出典:Flower Fierte Hannah 動画はこちら まずは重曹と、水性ペイントの白色を混ぜます。 キャンバスに伸ばしたら、絵の具で色付け。さらに、アルコールインクアートを上から重ねるようにしてピンクサンセットに浮かぶ海を表現していました。 初心者でもマネしやすい、このアート。子供の感性に任せた作品も作れるでしょう。 重曹アートとアルコールインクアートのそれぞれの特徴はというと…。 ハンナさん 実は技法がまったく異なります。『重曹アート』と呼んでいる『テクスチャーアート』は、気軽にアートを楽しみたい方用に用意したもので、リーズナブルな価格で描けるよう身近にある重曹とペイントを利用した手軽なアートです。 本来は『モデリングペースト』という盛り上げ材を使いますが、「まずは、テクスチャーアートをもっと知ってもらいたい」という想いで、重曹アートをご紹介していました。 『テクスチャーアート』の特徴は、「凸凹の表現を付けることで、臨場感が出るところ」だといいます。 そのため、美しく見えたり、発色のいいアルコールインクを付けて、色鮮やかにしたりすることもあるそうです。 ハンナさん アルコールインクアートは、重曹アートとは違い平面なアートです。 平面だけど、インクそのものが発色がよいため、光に当たるとキラキラします。そして、インクの混ざり合いが幻想的に見えてとても美しい1枚の原画になり、同じ画は描けないのが特徴でもあります。 ハンナさん 同じアートの世界ですが、どちらも特徴があります。自由に、そして抽象的に描くことは同じですが、特徴を理解したうえで自己流のオリジナル原画を毎回制作しています。 誰でもすぐに楽しんでもらえるように毎回、さまざまなシリーズで動画を載せるように心がけています。 「今感じている気持ちを絵で表現したい時や、自分を見つめ直したい時に、アートを描いてみるのもおすすめです」と話す、ハンナさん。 その瞬間によって、表現したいものが変わってくるでしょう。その時々にあわせてアートを楽しんでみてくださいね。 インテリアにおすすめのワックスサシェ 最後に紹介するのは、『ワックスサシェ』を作る動画です。 出典:Flower Fierte Hannah 動画はこちら 『ワックスサシェ』とは、壁に飾って楽しめるインテリア。 クレヨンを削った上に、アロマオイルを垂らし、キャンドルを溶かして成形します。 固まったら、盛り上げ材を使ってデザインをしていけば完成です。飾りたい場所に合わせたデザインを施したらオシャレにまとまるでしょう! さまざまなアートやハンドメイドを紹介している、ハンナさん。 本業は、お花の資格専門school『フィエルテ協会』で代表を務めています。 以前、生徒用にお花のアレンジメントの技法の動画をYouTubeに載せて、見てもらっていたのだとか。すると、あっという間に…。 ハンナさん 最初は、数人の生徒様用に公表していただけでした。そうしたら閲覧数が増え、登録者が少しずつ増えてきたんですね。 気が付けば1年で登録者数が300人以上になっていて凄く驚きました(笑)。「まさか?」という感じでした。 ハンナさん それから、本格的にYouTubeのことを自己流で勉強しました。「私にできることは何だろう」と考えたことも…。 ちょうどこの頃、アルコールインクアートに巡り合う機会があり、「アルコールインクアートの美しさに見とれてしまった」といったほうが早いでしょうか…。2021年頃から、自己流で勉強し研究し学び、私ができる花とアロマキャンドルチャンネルを作ってみようと思ってYouTubeを始めたんです。 今では、手作りのアロマキャンドル動画もアート動画も同じくらい閲覧数が伸びているといいます。 YouTubeで紹介したモノは独自のショップでも販売しているのだとか。 ハンナさんは「これからもBGMはもちろん、動画の画も含め、みなさんが作りたいと思えるような動画や、癒しになるようなYouTubeにしていきたいと思っています」と語っていました。 『Flower Fierte Hannah』を見ていれば、さまざまなハンドメイドやアートが紹介されているので「やってみたい」という意欲が掻き立てられることでしょう。 「何かやってみたいけど思い付かない」という人にもおすすめの『Flower Fierte Hannah』。きっとあなたにあう楽しみが見つかるはずです。 [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 Flower Fierte Hannah チャンネル登録者数:6030人 再生回数: 55万6809回 関連ワード Pickupクリエイターハンドメイド この記事をシェアする Share Post LINE
突然ですが『アルコールインクアート』というアートを知っていますか。
アルコールインクアートは、その瞬間にしか生まれないアートで、同じ作品は二度と作れません。「アートセンスがない」という人でも大丈夫です。
どういったものなのか、想像がつかない人もいるでしょう。
YouTubeチャンネル『Flower Fierte Hannah』では、誰でも簡単に楽しめるアルコールインクアートの技法を紹介しています。
出典:Flower Fierte Hannah 動画はこちら
ユポ紙に、インクとアルコールを垂らし、通常はドライヤーや小さなブロワーで風を送ってインクを伸ばして乾かしていきます。
こうすることによって、さまざまな色が混ざり、予想ができない形が仕上がっていきます。
しかし、ドライヤーなどを使って風を送るのは思うようにいかず、初心者には難しいと感じるかもしれません。
動画では、ユポ紙ではなく、セロハンにインクとアルコールを垂らしていました。
こうすることで、「風で思うようにインクを広げられない!」ということがなく、ある程度イメージした形に仕上げることができるでしょう。
アルコールインクアートの魅力的なところは?
動画投稿者のハンナさんに、アルコールインクアートの魅力的なところを教えてもらいました。
このアートは絵心がなくても、センスがなくてもいいと思います。アルコールインクは、インクとインクの色の混ざり合いや滲んだ模様、風で広がっていく様子を楽しむアートだから。
どなたでも仕上がりの完成度が高いので、とっても魅力的なアートです。
その日の気分で色の組み合わせが変わるから、2つとないアートが生まれますね(笑)。
こちらは、アルコールインクアートと重曹アートを組み合わせた楽しみ方を紹介した動画です。
出典:Flower Fierte Hannah 動画はこちら
まずは重曹と、水性ペイントの白色を混ぜます。
キャンバスに伸ばしたら、絵の具で色付け。さらに、アルコールインクアートを上から重ねるようにしてピンクサンセットに浮かぶ海を表現していました。
初心者でもマネしやすい、このアート。子供の感性に任せた作品も作れるでしょう。
重曹アートとアルコールインクアートのそれぞれの特徴はというと…。
実は技法がまったく異なります。『重曹アート』と呼んでいる『テクスチャーアート』は、気軽にアートを楽しみたい方用に用意したもので、リーズナブルな価格で描けるよう身近にある重曹とペイントを利用した手軽なアートです。
本来は『モデリングペースト』という盛り上げ材を使いますが、「まずは、テクスチャーアートをもっと知ってもらいたい」という想いで、重曹アートをご紹介していました。
『テクスチャーアート』の特徴は、「凸凹の表現を付けることで、臨場感が出るところ」だといいます。
そのため、美しく見えたり、発色のいいアルコールインクを付けて、色鮮やかにしたりすることもあるそうです。
アルコールインクアートは、重曹アートとは違い平面なアートです。
平面だけど、インクそのものが発色がよいため、光に当たるとキラキラします。そして、インクの混ざり合いが幻想的に見えてとても美しい1枚の原画になり、同じ画は描けないのが特徴でもあります。
同じアートの世界ですが、どちらも特徴があります。自由に、そして抽象的に描くことは同じですが、特徴を理解したうえで自己流のオリジナル原画を毎回制作しています。
誰でもすぐに楽しんでもらえるように毎回、さまざまなシリーズで動画を載せるように心がけています。
「今感じている気持ちを絵で表現したい時や、自分を見つめ直したい時に、アートを描いてみるのもおすすめです」と話す、ハンナさん。
その瞬間によって、表現したいものが変わってくるでしょう。その時々にあわせてアートを楽しんでみてくださいね。
インテリアにおすすめのワックスサシェ
最後に紹介するのは、『ワックスサシェ』を作る動画です。
出典:Flower Fierte Hannah 動画はこちら
『ワックスサシェ』とは、壁に飾って楽しめるインテリア。
クレヨンを削った上に、アロマオイルを垂らし、キャンドルを溶かして成形します。
固まったら、盛り上げ材を使ってデザインをしていけば完成です。飾りたい場所に合わせたデザインを施したらオシャレにまとまるでしょう!
さまざまなアートやハンドメイドを紹介している、ハンナさん。
本業は、お花の資格専門school『フィエルテ協会』で代表を務めています。
以前、生徒用にお花のアレンジメントの技法の動画をYouTubeに載せて、見てもらっていたのだとか。すると、あっという間に…。
最初は、数人の生徒様用に公表していただけでした。そうしたら閲覧数が増え、登録者が少しずつ増えてきたんですね。
気が付けば1年で登録者数が300人以上になっていて凄く驚きました(笑)。「まさか?」という感じでした。
それから、本格的にYouTubeのことを自己流で勉強しました。「私にできることは何だろう」と考えたことも…。
ちょうどこの頃、アルコールインクアートに巡り合う機会があり、「アルコールインクアートの美しさに見とれてしまった」といったほうが早いでしょうか…。2021年頃から、自己流で勉強し研究し学び、私ができる花とアロマキャンドルチャンネルを作ってみようと思ってYouTubeを始めたんです。
今では、手作りのアロマキャンドル動画もアート動画も同じくらい閲覧数が伸びているといいます。
YouTubeで紹介したモノは独自のショップでも販売しているのだとか。
ハンナさんは「これからもBGMはもちろん、動画の画も含め、みなさんが作りたいと思えるような動画や、癒しになるようなYouTubeにしていきたいと思っています」と語っていました。
『Flower Fierte Hannah』を見ていれば、さまざまなハンドメイドやアートが紹介されているので「やってみたい」という意欲が掻き立てられることでしょう。
「何かやってみたいけど思い付かない」という人にもおすすめの『Flower Fierte Hannah』。きっとあなたにあう楽しみが見つかるはずです。
[文・構成/GLUGLU編集部]