洋服で出かけて、出先で着物に… 現代に合わせた着物の楽しみ方にハッとする 美容・ファッション By - GLUGLU編集部 更新:2023-11-15 Share Post LINE はてな あなたが着物を着る時は、どんな時でしょうか。 子供の入学式、卒業式、祝いごと、もしかしたら観光地で着る人もいるかもしれません。 特別な日だけでなく、もっと日常遣いをしてみるのはいかがでしょうか。 普段から着物を着ている、さんかくさんは、YouTubeチャンネル『さんかくキモノ女子 Sankak_kimono』で着物の魅力を発信しています。 本業はカメラマンで、着物は趣味だという、さんかくさん。現代の生活に合わせた着物の楽しみ方を紹介していますよ。 着物で苦しくなった時の対処法に目からウロコ さんかくさんは、着物歴は18年ほどだといいます。「着物と浴衣は、合わせて60着くらい持っている」といいますが、怖くてちゃんと数えたことはないのだとか。 そんな、さんかくさんはある時着物の面白さに目覚めたそうです。 さんかくさん 若い時に着付けを習って、それから着たり、着なかったりの時期を繰り返していました。 ですが、コロナ禍になる直前くらいから急に着物の面白さに目覚めて、着物を着ることが増えました。 さんかくさんは、洋服と合わせながら着物を着こなしています。 こちらの動画では、洋服で出かけて、出先で着物に着替えた時のコーディネートを再現。 ハーネスを使った上級コーディネートが、着物にも生かされています。 出典:さんかく_キモノ(Sankak 動画はこちら まずは、ワンピースとハーネスで出かけて、その後出先で母の紗袷(しゃあわせ)を上から着て、さらにハーネスを合わせるコーディネート。 透けて見える赤色と、ハーネスの赤色が合っていて、黒色の着物に映えますね。 さんかくさんは、着物の下に洋服を着る理由をこのように解説しています。 出典:さんかく_キモノ(Sankak 動画はこちら 着物を着たことのある人なら、お腹や胸辺りの締め付けられるキツさが分かるのではないでしょうか。 紐で固定するため、たくさん食べたり飲んだりすると苦しくなってしまいます。 さんかくさんは、スカートと半襦袢(はんじゅばん)の上から着物を着て、苦しくなったら洋服に着替えられるようにしていました。 通常の着物の着方と比べると、身に付ける数も少なく、締め付ける量も減るので、動きやすいでしょう。 現代の生活に合わせた着物の楽しみ方にハッとしますね。 コーディネートや、着物のアレンジについて、さんかくさんはこのように語っていました。 さんかくさん 私のオリジナルというものは何一つないと思います。 特に誰を参考というのはありませんが、着物界隈には素敵な着物姿で発信をされている方々が、昔からたーくさんいらっしゃっていて、そういう方々の本やSNSを見て自分がやりやすいように取り入れてきたというだけです。 そんな、さんかくさんに、洋服にはない着物の魅力について教えてもらいました。 さんかくさん 洋服と違って流行がないところ、決まった形のなかで物語が作れるところかなと思います。 流行りがないのでおばあちゃんのおさがりだって着られますし、購入してから何年経ってもコーディネート次第で新鮮な気持ちで着ることができるのが楽しいです。 さんかくさん 『決まった形で物語が作れる』というのは着物と帯の組み合わせ次第で、推しを表現できたり、世界観を作ったりできるのが面白いですね。 寒い日の着物はどう対策する? 初詣や、観光地で着物を着ると寒い時もあるでしょう。 普段、着ないからこそ着物の防寒が分からないかもしれません。 寒さ対策のために、長袖の肌着を着ると、袖から見えてしまうこともありますよね。さんかくさんは、このようにしているといいます。 さんかくさん 袖から見えそうな時はヒジまでまくったりしますが、そもそも寒い時はアームカバーで手首を守っているのであまり気になりません。 アームカバーについては、こちらの動画でも解説しています。 出典:さんかく_キモノ(Sankak 動画はこちら 寒い日は、洋服にも使えるポンチョなどのアウターを駆使。メンズのジャケットや、古着もアウターとして使っているといいます。 アウターを買う時は、洋服と兼用できるかを考えているとのこと。 寒さから首を守りたい、さんかくさんは、さまざまな襟巻きを使って暖を取ります。 さんかくさんの動画を見ると、もっと着物を日常で着てみたいと思いませんか。 少しでも着物に興味を持ったら、さんかくさんのコーディネートや楽しみ方を参考にしてみてくださいね! [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 さんかく_キモノ(Sankak チャンネル登録者数:14万8000人 再生回数: 6007万1620回 関連ワード Pickupクリエイター この記事をシェアする Share Post LINE
あなたが着物を着る時は、どんな時でしょうか。
子供の入学式、卒業式、祝いごと、もしかしたら観光地で着る人もいるかもしれません。
特別な日だけでなく、もっと日常遣いをしてみるのはいかがでしょうか。
普段から着物を着ている、さんかくさんは、YouTubeチャンネル『さんかくキモノ女子 Sankak_kimono』で着物の魅力を発信しています。
本業はカメラマンで、着物は趣味だという、さんかくさん。現代の生活に合わせた着物の楽しみ方を紹介していますよ。
着物で苦しくなった時の対処法に目からウロコ
さんかくさんは、着物歴は18年ほどだといいます。「着物と浴衣は、合わせて60着くらい持っている」といいますが、怖くてちゃんと数えたことはないのだとか。
そんな、さんかくさんはある時着物の面白さに目覚めたそうです。
若い時に着付けを習って、それから着たり、着なかったりの時期を繰り返していました。
ですが、コロナ禍になる直前くらいから急に着物の面白さに目覚めて、着物を着ることが増えました。
さんかくさんは、洋服と合わせながら着物を着こなしています。
こちらの動画では、洋服で出かけて、出先で着物に着替えた時のコーディネートを再現。
ハーネスを使った上級コーディネートが、着物にも生かされています。
出典:さんかく_キモノ(Sankak 動画はこちら
まずは、ワンピースとハーネスで出かけて、その後出先で母の紗袷(しゃあわせ)を上から着て、さらにハーネスを合わせるコーディネート。
透けて見える赤色と、ハーネスの赤色が合っていて、黒色の着物に映えますね。
さんかくさんは、着物の下に洋服を着る理由をこのように解説しています。
出典:さんかく_キモノ(Sankak 動画はこちら
着物を着たことのある人なら、お腹や胸辺りの締め付けられるキツさが分かるのではないでしょうか。
紐で固定するため、たくさん食べたり飲んだりすると苦しくなってしまいます。
さんかくさんは、スカートと半襦袢(はんじゅばん)の上から着物を着て、苦しくなったら洋服に着替えられるようにしていました。
通常の着物の着方と比べると、身に付ける数も少なく、締め付ける量も減るので、動きやすいでしょう。
現代の生活に合わせた着物の楽しみ方にハッとしますね。
コーディネートや、着物のアレンジについて、さんかくさんはこのように語っていました。
私のオリジナルというものは何一つないと思います。
特に誰を参考というのはありませんが、着物界隈には素敵な着物姿で発信をされている方々が、昔からたーくさんいらっしゃっていて、そういう方々の本やSNSを見て自分がやりやすいように取り入れてきたというだけです。
そんな、さんかくさんに、洋服にはない着物の魅力について教えてもらいました。
洋服と違って流行がないところ、決まった形のなかで物語が作れるところかなと思います。
流行りがないのでおばあちゃんのおさがりだって着られますし、購入してから何年経ってもコーディネート次第で新鮮な気持ちで着ることができるのが楽しいです。
『決まった形で物語が作れる』というのは着物と帯の組み合わせ次第で、推しを表現できたり、世界観を作ったりできるのが面白いですね。
寒い日の着物はどう対策する?
初詣や、観光地で着物を着ると寒い時もあるでしょう。
普段、着ないからこそ着物の防寒が分からないかもしれません。
寒さ対策のために、長袖の肌着を着ると、袖から見えてしまうこともありますよね。さんかくさんは、このようにしているといいます。
袖から見えそうな時はヒジまでまくったりしますが、そもそも寒い時はアームカバーで手首を守っているのであまり気になりません。
アームカバーについては、こちらの動画でも解説しています。
出典:さんかく_キモノ(Sankak 動画はこちら
寒い日は、洋服にも使えるポンチョなどのアウターを駆使。メンズのジャケットや、古着もアウターとして使っているといいます。
アウターを買う時は、洋服と兼用できるかを考えているとのこと。
寒さから首を守りたい、さんかくさんは、さまざまな襟巻きを使って暖を取ります。
さんかくさんの動画を見ると、もっと着物を日常で着てみたいと思いませんか。
少しでも着物に興味を持ったら、さんかくさんのコーディネートや楽しみ方を参考にしてみてくださいね!
[文・構成/GLUGLU編集部]