きゅうりがあったらコレ試して！　ポリ袋で５分で完成『ひらひらキュウリ』が簡単めちゃうま

料理・グルメ By - GLUGLU編集部更新：2024-02-27

夕食作りで一番悩むのが、副菜。「メインは決まっているけど、もう一品足りない…」ということはよくありますよね。

いつも同じ食材で同じ味付けになってしまうなど、レパートリーがなかなか広がらないもの。

そんな時に助けてくれるのが、YouTubeチャンネル『副菜食堂』です。

２０年、飲食店に勤務していた投稿者・ちはるさんが、その料理スキルを生かして『絶対的に簡単でおいしいレシピ』を多数紹介していますよ！

包丁とまな板いらず！『厚揚げレシピ』３選

こちらの動画では、厚揚げを使った簡単レシピを３つ紹介。

煮物に欠かせない厚揚げですが、動画の中では、トースターで焼いたりちぎったりと、意外なアイディアで絶品副菜をぱぱっと完成させています。

１品目の『厚揚げのツナチーズ焼き』は、なんとトースターで完結！

ツナ缶の中に顆粒コンソメやマヨネーズ、ニンニクチューブなどの調味料を次々に投入し、耐熱皿に移した厚揚げの上に具材をのせます。

あとはとろけるチーズをかけてトースターでこんがり焼くだけです。洗い物が少なくて助かりますね…！ツナ缶の代わりにサバ缶を使ってもおいしいそうですよ。

２品目の『焼き厚揚げのゆかりおろし』もトースター調理でとっても簡単。

こんがり焼いた厚揚げに、『ゆかり』やめんつゆなどの調味料を加えた大根おろしをかけて食べる、さっぱりした味わいの絶品レシピです。

３品目は、厚揚げをちぎって炒めるだけで作れる『厚揚げのキムチ炒め』。肉の代わりに厚揚げを使ったキムチ炒めは、経済的でボリューム満点です！

どれも包丁やまな板を使わずに作れるので、時間がない日に大助かりですね。

ポリ袋で５分！『ひらひらキュウリ』

一方こちらは、キュウリをポリ袋に入れて５分で食べられる『ひらひらキュウリ』の作り方。

夏に限らず、いつでも手に入りやすいキュウリは、『あと一品』の強い味方。いつも冷蔵庫に常備している人も多いでしょう。

しかし、いつも食べているからこそ、決まったメニューしか作れず飽きてしまいがち。こちらのレシピを日々の献立に加えてみてくださいね！

まず、キュウリの選び方から。ヘタが黒ずんでいなくて、トゲが痛いほどゴツゴツとしているものがおいしいそうですよ。

ヘタを切ったら、切り口をこすり合わせてアクを出します。キュウリ独特の苦味が減るので、キュウリが苦手な人におすすめのひと手間です。

板ずりなどの下処理を終えたら、キュウリを薄くスライスしていきます。

この時、先端のあたりをフォークで刺し、ピーラーを使ってスルスルーっとスライスするとケガもせず、ラクに薄切りができますよ。「なるほど！」といいたくなる時短テクニックですよね。

あとは、スライスしたキュウリを半分か３等分にカットしてポリ袋へ入れ、調味料を入れて揉み込むだけ！動画では、『にんにくポン酢和え』『甘辛みそ和え』の２種類の味付けを紹介しています。

漬け込まなくてもすぐに食べられるのが嬉しいポイント。ぽん酢や焼肉のタレなど、家にある調味料で作れるのも助かりますね！

また、スライスして残った先端部分も、『山形のだし風』にしておいしく食べる方法を紹介しているのでチェックしてみてください。

忙しい日に大助かり！簡単副菜レシピ

手に入りやすい食材、おうちにありそうな調味料で、「今作りたい！」と思ったらすぐ作れるようなレシピを考えるようにしています。

そう語ってくれた、ちはるさんは、一児の母でもあります。実際に毎日の献立作りでは、どんなところを意識してメニューを考えているのでしょうか。

今は子供が小さくて、調理中も「ママ見てー！ママ来てー！」と呼ばれたり、突然泣き出して「どうした！？」と料理を中断したりすることも多く…。

なるべく下ごしらえが少なくて、手順もシンプルなメニューにすることを心掛けています（笑）。

あとは、味が被らないように気を付けています。メインが『甘辛』なら、副菜は『塩味』や『すっぱい味』にしたり、メインが『揚げ物』なら、副菜は『和え物』や『蒸し料理』にしたり。

また、副菜はレンジで作れるものなどにすると、ガスコンロが渋滞せずに済むので、レンジ副菜も活躍していますね。

日々料理をしていると、キャベツや白菜などを使い切れなかったり、時間が経って鮮度が落ちてしまったり、うまく段取りができないと食材をムダにしてしまうことも。

料理経験が豊富な、ちはるさんなら、食材をどのようにうまく消費するのでしょうか。

余りやすい食材は、味変しやすい副菜として作り置きをし、２～３日で食べ切ることが多いです。

例えば、キャベツでナムルを大量に作っておいて、２日目はツナマヨで和えてサラダにしたり、３日目は豚の生姜焼きの下に敷いてお肉と一緒に食べたり…。

あとは、『副菜食堂』を自分で見て、何種類が副菜を作り置きしておくこともあります（笑）。

ちはるさん自身がよく作る、家族からも好評な『自信作レシピ』を聞いてみると…。

最近は『小松菜のチヂミ風』が人気です！

うちの子は好き嫌いが多く、野菜もあまり食べないのですが、これは安定して食べてくれます。夫と私のビールのアテにも最高です！

長年料理の道で経験を積んできた、ちはるさん。元プロの料理人だからこそ知る、料理の裏ワザや、アイテムの意外な使い方などをうかがうと…。

２０㎝のフライパンは持っていて損はないです！フライパンって洗うのが面倒じゃないですか（笑）。だから使うのもおっくうになる時がありますよね。

でも２０㎝で小さめなら、お皿感覚で洗えるし、意外と多い量も炒めたり焼いたりできるんですよ。「ちょっと炒めたい、ちょっとゆでたい」「でもわざわざフライパンを出すのは面倒」という時に、気軽に使えます。

副菜を作るのにも重宝しますし、ホームセンターで売っている５００円くらいの手頃なもので十分なので！

一家に１つはあっていいと思います。ちなみに、うちは４つ愛用しています（笑）。

最後に、YouTubeを始めたきっかけや感想、また今後YouTubeの中でやってみたいことを教えてもらいました。

YouTubeを始めるにあたって、今までまったく触ったこともなかった一眼レフカメラで撮影をすることになり、最初はかなり戸惑いました。

でも、勉強しながら使っていくうちにコツが掴めてきて、今では撮影のお仕事もいただくようになりました。すごく世界が広がったなと思います。

今後YouTubeでやってみたいことは、ありきたりですが、大好きなYouTuberさんとのコラボです（笑）。

その方にメイン料理を作っていただいて、わたしは副菜を担当…。そんな動画をいつか出せたらいいなぁと思っています。

とにかく簡単で、誰が作ってもおいしくできる副菜レシピが満載の『副菜食堂』。この度、レシピ本の新刊を発売することになりました！