料理人歴約２０年の岩野上幸生さんが、動画を投稿しているYouTubeチャンネル『飲食店独立学校 /こうせい校長』。

みかんの皮を使ったフランス生まれのお菓子『オランジェット』の作り方を、動画で解説しています。

ただ手順を紹介するだけではないのが、岩野上さん流。

「なぜこうなるのか」「どうしたらおいしくできるのか」を科学的視点から解いて、料理をしていきます。

このレシピでは、ミカンの皮を使うので、汚れや農薬を落とすために、まずミカンを塩でこすり洗いします。

次に、沸騰したお湯に３０秒ほど浸けて殺菌し、水で冷ましたら表面を洗いましょう。

ミカンを包丁で切ったら皮を剥いて、皮の先端を切り落とし、縦に細長く切っていきます。どのようにしたら作業が早くできるかも考えどころです。

沸騰したお湯に皮を入れて火を通したら、サッと水洗いをします。再度ゆでて、皮を柔らかくしつつ、中に浸透した農薬も落としましょう。

オレンジリキュールや、砂糖を入れて煮込みます。砂糖を３回に分けてい入れる理由や、上白糖を使う理由も解説されているので、聞き逃さないようにしてくださいね。

煮詰まりすぎたら差し水をします。十分に加熱したら、バッドにクッキングシートを敷いて、１本ずつ丁寧に並べていきましょう。

グラニュー糖でコーティングをし、半日～１日ほど乾燥させます。

室温では溶けにくく、口の中で溶けるチョコレートを目指して作り、乾燥させたオレンジピールにコーティング。数分間固まるのを待てば完成です！

岩野上さんは、オレンジピール、グラニュー糖をまぶしてないオランジェット、グラニュー糖をまぶしたオランジェットを試食。

自分で作ったら、このように３つの味を食べ比べしてみるのもいいですね！

科学的根拠とともに作られていく、オランジェット。

動画には「料理は化学」「少し賢くなった気がします」「とても勉強になった」などの声が寄せられていました。

料理の手順だけでなく「なぜそうなるのか」を勉強できる、同チャンネル。ほかの動画も見て、違う料理にも生かしてみてくださいね。

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[文・構成／GLUGLU編集部]