「考えもしなかった!」 プロがやっている、揚げ油のカスを一掃する簡単な方法とは

料理・グルメ By - GLUGLU編集部 更新:

YouTubeチャンネル『飲食店独立学校 /こうせい校長』の写真

『料理は化学』という言葉がある通り、「料理工程の中で、なぜこれをするのか」と表面上のことだけでなく、科学的な裏付けで教えてくれるYouTubeチャンネル『飲食店独立学校 /こうせい校長』。

理由を聞けば、さまざまなレシピに応用できて、手順も覚えやすいでしょう。

動画を投稿しているのは、料理人歴21年目の岩野上幸生さん。

本記事では、汚れた揚げ物油をきれいな油に蘇らせる方法を紹介しています。

余ったアレを使って油をキレイに!さらに再利用も

揚げ物が揚げカスまみれになってしまい、料理の見た目が悪くなってしまいますよね。

そんな時は、岩野上さんが紹介するこの方法を試してみましょう。

まず油の温度を130~135℃に設定して、メンチカツを揚げ、火が通ったら、油から出します。ここまでは通常の揚げ物料理と同じです。

油が温まるまで、余熱で放置します。大きい揚げカスは、網などで取り除いておいてくださいね。

油を165~170℃に温度を上げます。すると、パン粉の揚げカスを取り除いても、細かなパン粉が油の中に残っているのが分かるでしょう。

特に、糖度の高いパン粉を使うと、残った揚げカスが油の中で焦げてしまうのだとか。

キッチンペーパー、網、裏ごし、どれも使わずに、この油をキレイにします。

地獄の油を解決してくれるのは、余った白米

冷めたままでもいいので、白いご飯を適量入れてグルグルとかき混ぜます。

すると、白米に揚げカスがくっついてきれいに取り除けるのだとか!

こびりついた揚げカスも、ご飯で絡めとってください。

どうでしょうか、揚げる前の油ぐらいキレイになりましたよね。

使ったご飯は、揚げカスがそこまで汚れていなかったら、また使えますよ。

ザルに上げ、お米についた油を落としてから雑炊やリゾットに使うことができるそうです。

【ネットの声】

・考えもしなかった。これはすごい!

・こんなやり方があったとは!目からウロコです。

・ご飯がもったいないと思っていたけど、リゾットとかで再利用できるんですね!

動画の後半で、岩野上さんが持論を展開しており、その内容に感動する人も多くいたようです。

きっと、油も心もスッキリすることでしょう。動画を最後までチェックしてみてくださいね。


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

飲食店独立学校 /こうせい校長

飲食店独立学校 /こうせい校長

  • チャンネル登録者数:90万6000人
  • 再生回数: 1億4549万3337回
関連ワード
飲食店独立学校 /こうせい校長

この記事をシェアする