お弁当で食中毒にならないためには? 保健所が教える注意点に、驚きの声 ライフスタイル By - GLUGLU編集部 更新:2024-06-27 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ 夏は、運動会や夏休みのレジャーなどで、お弁当を作る機会が多くなるでしょう。 しかし、気温や湿度が高くなり、食材が傷みやすい季節でもあるので注意が必要です。 東京都台東区のYouTubeチャンネルでは、台東保健所の佐藤芳樹さんが、お弁当の食中毒予防について詳しく解説しています。 学校や職場の昼ご飯として、お弁当をよく作る人は、これを機に確認しておきましょう。 お弁当による食中毒を予防するには? 佐藤さんによると、お弁当によって食中毒になるのは、調理してから食べるまでに時間がかかっているためだといいます。 また、調理の際、手洗いが不十分なまま素手で食材に触れてしまうのも、原因なのだとか。 『調理前』『肉や魚を触った後』『盛り付ける前』などのタイミングでは、石けんを使って手を洗いましょう。 ※写真はイメージ 食材選びにおいては、なるべく生野菜は避けてください。生の野菜は時間が経つと、水分が出て傷みやすくなるため、食中毒になりやすいとのこと。 調理をする時に、気を付けるポイントは? お弁当のおかずの定番ともいえる、玉子焼き。人によっては、半熟のとろっとした玉子焼きが好きな人もいるでしょう。 ですが、お弁当に入れる時は半熟ではなく、しっかりと加熱することを優先してください。 卵にはサルモネラ属菌、生肉には病原性大腸菌などが潜んでいることがあるので、菌を死滅させるためにも、食材にはしっかりと火を通すことを心がけましょう。 お弁当には欠かせないおにぎりを作る時も、注意点があります。 手の小さな傷口やささくれに、菌が付いている可能性があるため、おにぎりを握る時は素手を避け、使い捨ての手袋やラップを使用してください。 おかずを盛り付ける時に、注意すべきことは? 野菜を盛り付ける時など、食材に直接手で触れる際は、おにぎり同様、使い捨ての手袋を使うのがおすすめ。 また、食材からの水漏れを防いだり、ほかの食材に菌が移るのを防ぐためにも、おかずを入れるカップを活用するのがいいですよ。 ※写真はイメージ 佐藤さんいわく、大半の食中毒菌が増殖する温度は、20~45℃なのだとか。そのため、お弁当に入れるおかずは、十分に冷ましてから詰めてください。 食中毒菌は、栄養・水分・温度の3つの条件がそろうと、爆発的に増加するとのこと。 菌の繁殖を抑えるためにも、水気のある食材は避けましょう。入れる場合は、キッチンペーパーなどを使って、水分を切ることを推奨していました。 後半では、お弁当を持ち運ぶ時の注意点も解説しているので、気になる人は見てみてください。 食中毒を引き起こす原因と、正しい対策方法を知ることも、予防の1つといえるでしょう。 お弁当を用意する時には、動画で紹介している注意点に気を付けながら作ってくださいね。 動画はこちら [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 台東区公式チャンネル チャンネル登録者数:1万3400人 再生回数: 399万353回 この記事をシェアする Share Post LINE
夏は、運動会や夏休みのレジャーなどで、お弁当を作る機会が多くなるでしょう。
しかし、気温や湿度が高くなり、食材が傷みやすい季節でもあるので注意が必要です。
東京都台東区のYouTubeチャンネルでは、台東保健所の佐藤芳樹さんが、お弁当の食中毒予防について詳しく解説しています。
学校や職場の昼ご飯として、お弁当をよく作る人は、これを機に確認しておきましょう。
お弁当による食中毒を予防するには?
佐藤さんによると、お弁当によって食中毒になるのは、調理してから食べるまでに時間がかかっているためだといいます。
また、調理の際、手洗いが不十分なまま素手で食材に触れてしまうのも、原因なのだとか。
『調理前』『肉や魚を触った後』『盛り付ける前』などのタイミングでは、石けんを使って手を洗いましょう。
※写真はイメージ
食材選びにおいては、なるべく生野菜は避けてください。生の野菜は時間が経つと、水分が出て傷みやすくなるため、食中毒になりやすいとのこと。
調理をする時に、気を付けるポイントは?
お弁当のおかずの定番ともいえる、玉子焼き。人によっては、半熟のとろっとした玉子焼きが好きな人もいるでしょう。
ですが、お弁当に入れる時は半熟ではなく、しっかりと加熱することを優先してください。
卵にはサルモネラ属菌、生肉には病原性大腸菌などが潜んでいることがあるので、菌を死滅させるためにも、食材にはしっかりと火を通すことを心がけましょう。
お弁当には欠かせないおにぎりを作る時も、注意点があります。
手の小さな傷口やささくれに、菌が付いている可能性があるため、おにぎりを握る時は素手を避け、使い捨ての手袋やラップを使用してください。
おかずを盛り付ける時に、注意すべきことは?
野菜を盛り付ける時など、食材に直接手で触れる際は、おにぎり同様、使い捨ての手袋を使うのがおすすめ。
また、食材からの水漏れを防いだり、ほかの食材に菌が移るのを防ぐためにも、おかずを入れるカップを活用するのがいいですよ。
※写真はイメージ
佐藤さんいわく、大半の食中毒菌が増殖する温度は、20~45℃なのだとか。そのため、お弁当に入れるおかずは、十分に冷ましてから詰めてください。
食中毒菌は、栄養・水分・温度の3つの条件がそろうと、爆発的に増加するとのこと。
菌の繁殖を抑えるためにも、水気のある食材は避けましょう。入れる場合は、キッチンペーパーなどを使って、水分を切ることを推奨していました。
後半では、お弁当を持ち運ぶ時の注意点も解説しているので、気になる人は見てみてください。
食中毒を引き起こす原因と、正しい対策方法を知ることも、予防の1つといえるでしょう。
お弁当を用意する時には、動画で紹介している注意点に気を付けながら作ってくださいね。
動画はこちら
[文・構成/GLUGLU編集部]